メールマガジン バックナンバー

2537号 2021年1月30日

子供が産まれて思った「学びは事後的に起こる」という話

(本日のお話 1639字/読了時間2分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日金曜日は、3件のアポイント。
また10キロのランニング。

またメルマガにて一昨日
子供が産まれましたとお伝えしたところ、

たくさんの方にお祝いと、
お気遣いのお言葉をいただきました。

本当にありがとうございます!!

また別途ご返信させていただきますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

家族一同、日々を大切に
生きてまいりたいと思います。
(、、、なんて言えるのも
今だけだったりしそうですが(汗))

いずれにせよ、家事もがんばります!



さて、本日のお話です。

本日メルマガを何書こうかと思ったときに
やはりどうしても浮かんでくるのが、

「産まれた赤ちゃん」のことに
なってしまいます。

昨日に引き続き、極めて個人的な話で恐縮ですが
自分自身の内的な変化を客観的に見つめて感じること、

またそこからの学びと気付きについて、
皆さまにご共有させていただければと思います。

タイトルは、

【子供が産まれて思った「学びは事後的に起こる」という話】

それでは、どうぞ。

■しばしば
世の先輩お母さまお父さま方から、

「自分の子供ができて、初めて子供が、
かわいいと思えるようになった」

という話を聞いていました。

おそらく、私だけではなく
殆どの方が聞いたことがある類の話、

あるいは体験していらっしゃる
お話ではないかと思います。

■ただ、自分(紀藤)の事を考えてみると、

「子供そんなに好きなでもないし、
まあ、感覚がちょっと変わるんかな」

くらいには思っていました。

そんなに大それて
変わることはないだろう、

、、、とも思っていました。

■が、いざ蓋を開けてみると、

出産後2時間くらいしか対面しておらず、
情が湧く熟成期間もないはずなのに、

妻より送られてくる
赤ちゃんの動画が待ち遠しく、

まるでアイドルを見るかのごとく
ムフフとなっている自分にはたと気が付き、

はっと我に帰ったのでした。

(あ、、、自分、よく言われる
親のケースになっている、、、)

と感じたのでした。

■同時に、しばしばfacebookなどで見る

”赤ちゃんの画像を、SNSに
上げているお父さんお母さん”

について、

「みんな、自分の子供の写真アップするなあ。
どんな気持ちなのだろうか…」

と思うところもあったのですが、

その気持ちも「ああ、こういうことか」と
身に沁みて感じたのでした。

これまた、自分だけは違う、といいつつ、
結局同じになっている、、、

と気付き、若干負けた感を
覚えているのでした。

いずれにせよ、赤ちゃんの力、恐るべしです。

■そして、そんな心境になっている
自分を見つめて、ある思い出す話がありました。

それは、

【学びは事後的に起こる】

というお話です。

急に、赤ちゃんと親の話から
話が飛ぶようですが、少しお付き合いください。

■この話、どういうことかというと、
例えば

・「この本は絶対読んだほうがいい!」と
勧められた書籍  とか

・「ここは絶対言ったら感動する!」と言われた
絶景観光スポット とか

・「これは絶対参加したほうがいい」と
勧められた研修

などがあるとします。

皆さまも過去そのような経験は
きっとあるかと思いますが、

大体自分がまだしてない経験を
他者にたとえ熱く語られたとしても

「へー、そうなんだね
考えてみるよ」

と口ではいいつつも、内心、

(ふーん、そうなんだ)

くらいにしか、実際のところ
思えなかったりするものです。

■それもそのはず。

それらの体験や経験から引き起sれる
”感動”や”学び”というものの特徴とは、

「実際に体験をしてみないと
本当には、決してわかり得ない」

からです。

頭ではわかった風、
理解した風でも、

本当のところは、
自分の身で感じるまではわからないのです。

■しかし、

一度それらを体験、経験してみると、
それが想像以上だったりして

「もっと早く経験しておけばよかった!」
「もっと早く知っておきたかった!」

という気持ちになる。

この現象を総じて、

【学びは事後的に起こる】

と言っていました。

■ここから何を言いたいかというと、要は、

「経験をしてみないと
全てのことはわからない」

ということであり、ゆえに

『あらゆる経験を、
経験する前にあれこれ評論しないこと』

が重要である、ということ。

今回の私の赤ちゃん誕生の出来事に
紐付けて考えるのであれば、

「赤ちゃんが産まれるまでわかり得ない感覚」

は前情報で聞いていましたが、
経験すると、やっぱり違っていたわけです。

■そして、そのようなケースは
もちろん子供が産まれる以外にも

”あらゆる多くの学びや経験、
全てに言えることである”

のです。

ゆえに、

自分がまだ見ぬ未来に対して、
知らない世界に対してあれこれ考えて、

「自分はこんな風にならない」
「まあ、そんな大したことないっしょ」

と早合点するのは、

自分が新たな経験をする上で
取り除いたほうがよい考えなのだろうな、

と感じおります。

あらゆることは経験すること。
まずやってみること。

いつでもゼロベースの心意気で経験することが
実に大切なスタンスだろうな、

そのように思った次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

これで十分、と思って現状を認めてしまうのは、
バックミラーを見て運転するのと同じことだ。

マイケル・デル(米国の実業家/1965-)
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