メールマガジン バックナンバー

2293号 2020年6月2日

7つの習慣の元トップセールスが語る『7つの習慣』(2) 〜最初の100ページに注目!「インサイドアウト」から全て始まる(基礎原則編)?

(本日のお話 1872字/読了時間3分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は、3件のアポイント。
夜はシステムコーチングの勉強会。

また、10キロのランニング、
そして、筋トレなど。



さて、本日の話です。

昨日より新シリーズを始めました(いえーい)

自己顕示欲強めのタイトルで恐縮ですが、
「7つの習慣の元トップセールスが語る『7つの習慣』」
ということで、これからしばらくお届けしていきたいと思います。

「7つの習慣」の会社に所属し、長年研修に触れ考え、
「7つの習慣」を活用してきました。

そのお蔭で、仕事もプライベートも、
やっぱり上手くいったファンの1人として
個人的な見解も踏まえて、
皆様にお届けさせていただければと思います。

今日のタイトルは、

【7つの習慣の元トップセールスが語る『7つの習慣』(2) 〜最初の100ページに注目!「インサイドアウト」から全て始まる(基礎原則編)?】

それでは早速参りましょう。

■「7つの習慣」を読み始めると、気づくことがあります。

「えっ、7つの習慣なのに、
「1つ目」に一向に入らないぞ、、、?」

実は、7つの習慣の
「第1の習慣」が始まるのは、
約100ページたったときです。(約600ページ中)。

コヴィー博士、前置きが長いよ…。

と言いたくなるかも知れません。

■しかし!です。

私はこの、

”最初の約100ページに込められているところが
極めて重要である!”

と思っています。

その「7つの習慣」の
最重要キーワード、それが

【インサイド・アウト】

です。

大事なので、もう一度言いますね。

【インサイド・アウト!!】

です。

(ちょっと大き目に言ってみました)

■”7つの習慣研修あるある”ですが

「7つの習慣」を受けると、
とても感動する人が多いです。

「是非、上司や家族に知ってほしい!」と
興奮気味に感想に書いてくれたりします。

しかし、よくよく目を凝らしてみると、
評論家っぽく、こんなニュアンスで書かれている人も見受けられます。

「7つの習慣は、上司を受けるべきだと思う。
そうしなければ部署は変えられないので」

、、、うん、わかる、わかります。

組織は、階層や構造があるので、
そう言いたい気持ちもわかるんです。

しかし、敢えて言います。

それは、

”7つの習慣的に言えば「アウト!」”

です。

■「インサイド・アウト」とは、

『内から外へ』

という意味です。

つまり、

【何があろうとも、どんな状況であろうとも、

「自分が変わること」で、周りを変えるのだ】

という、強烈なメッセージ。

人は弱い。実に弱い。

ゆえに、誰かのせいにしたくなる。

だから、

「周りが変われば自分も変われるのに」

と言いたくなる。

仕事であれば、

上司が変われば、
会社の環境が変われば、
「自分も変わる」ことができるのに。

プライベートであれば、

夫/妻が変われば、
友人が変われば、
「自分も変わる」ことができるのに。

まさしく、ケンカをして、
「相手が歩み寄ってくれたら、自分も謝ってやってもいいよ」
みたいなスタンスに似てますね。
(ああ、胸が痛い、、、)

■周りが変わったら自分も変わるは
アウトサイドインのアプローチと呼ばれ、
「インサイド・アウト」のアプローチとは逆です。

このように「周りが変われば…」と言っているうちは、

”成功に近づきっこない”

ことになります。

「7つの習慣」に一貫して流れているメッセージとは

・自分が変わることで、自分の人生を変える

・自分が変わることで、周りをも変える

・自分が変わることでしか、成功はない

という、「徹底的かつ、究極的に自責」な、
スパルタな教育スタイルと言えるでしょう

(きっと皆様も、
表紙のスキンヘッドのコヴィー博士が、
鬼コーチに見えてきたはずw)

■でも、言われたらわかりますよね。

実際、その通り。

しかし実際、

「俺のせいじゃない。
どう考えても、あいつ(会社が)が悪い」

と信じて疑わない人もいます。

実際に信じている世界が、

「周りが変わらなければ自分は変われない」

という世界でいると、
一歩目すら踏み出せない。

■、、、では、何をどうすればよいのか?

この話については、
明日、「基礎原則」の続きの
『パラダイム』という話につづけます。

本日はここまでにいたします。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<今日のまとめ>

・7つの習慣は『インサイド・アウト』である。

・「アウトサイド・イン(周りが変わったら自分も変わる」は「アウト!」である

・「自分が変わり、周りを変える」という”徹底的な自責のスタンス”が
長期的に自分が得たい物を得続ける成功には、必要である

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

※本日の話は、著者(紀藤)個人の見解も一部含めて入れて説明したものです。

===========================
<本日の言葉>

問題は自分の外にあると考えるならば、
その考えこそが問題である。

スティーブン・R・コヴィー

===========================

365日日刊。学びと挑戦をするみなさまに、背中を押すメルマガお届け中。

  • 人材育成に関する情報
  • 参考になる本のご紹介
  • 人事交流会などのイベント案内

メルマガを登録する

キーワードから探す
カテゴリーから探す
配信月から探す