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2441号 2020年10月27日

傾聴の技術(2) ~”心から聴いている”というサインを送る~

(本日のお話  1815字/読了時間3分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は3件のコーチング。
2件のアポイント。

ならびに夜からは経営者の先輩の
主催するオンライン勉強会への参加でした。
またその後、22時半からも研修企画の打ち合わせなど。

ものすごく働いておりますが(汗)
そのような状況にいられること
ありがたいなとも噛み締めております。

仕事があるからこそ、いろんな経験も
挑戦も、人とのつながりも得られます。

楽しみつつ、頑張ろう!
(と言い聞かせてみる)





さて、本日のお話です。

先日より「コーチング」について
ひたすらお伝えをしておりますが、
今日も続けたいと思います。


前回のお話は、

『3つのレベルの「傾聴」から、自分の”聞く”スキルを考えてみる』
https://1lejend.com/b/detail/HSfoIRnMfw/3651314/

というお話でしたが、

今日は、この「傾聴」について
もう少し掘り下げて考えていきたいと思います。


タイトルは、



【傾聴の技術 ~”心から聴いている”というサインを送る~】



それでは、どうぞ。




■コミュニケーションにおける
有名な法則があります。

それは

『メラビアンの法則』

と呼ばれるものです。

(ご存知の方も、いらっしゃるのではないかと)


■ちなみにどのような法則かというと、
以下のような内容になります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<メラビアンの法則>

▶1971年にカリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学者である
 アルバート・メラビアンが提唱した概念。

▶「感情や気持ちを伝えるコミュニケーションをとる際、
 どんな情報に基づいて印象が決定されるのか?」
 ということを検証したもので、その割合は以下の通りとなった

▶{視覚情報} 見た目、しぐさ、表情、視線 55%
 {聴覚情報} 声の質や大きさ、話す速さ、口調 38%
 {言語情報} 言葉そのものの意味、会話の内容 7%

▶ すなわち、「言葉の内容そのもの」より、
  表情などの見た目や声のトーンなどの印象のほうが強く伝わる
  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


というお話です。

平たく言えば、

”目は口ほどに物を言う”

という、あの話ですね。



■例えば、夫婦の会話で、
妻が携帯をいじりながら話を聞く夫の姿をみて

「ねえ、あなた。聞いてるの?」

と問うて夫が、こう答えたりします。


「ああ、聞いてる聞いてる。
 ◯◯だろ?」


、、、たしかに、情報として
聞いているかもしれません。
理解もしている。

ただポイントは、話をしている方(ここでは妻)は

”話を聴いてもらっているという
 印象は全然受けていない”

ということになります。

ゆえに感情的に受け取ってもらえている感じがなく、
あとあと喧嘩してしまったり。

(ああ、胸が痛い…反省)



■そんな「聞く」という行為。

実に奥が深いわけです。
ゆえに探求のしがいもある。

例えば、「きく」には
いくつかの「漢字」があります。

聞く、訊く、聴く、、、


そしてコーチングの世界では、

「聞く」ではなく、
(=門構えの中に耳がある。
 一部の”門”を通った情報だけ”耳”に入れる)


『聴く』
(=耳と、目と、心を使って”聴く”)


ことを心がけましょう、
なんて表現を良くしています。



■どういうことかと言うと、

先程のメラビアンの法則に関連して、
「感情を交えた深いコミュニケーション」を
効果的に取ろうとするのであれば、


1)相手の話の内容だけでなく、
  声のトーン、抑揚、スピードも気をつける
  (=耳をフルで使う)

2)相手のしぐさ、表情、動きなど
  様子をしっかりと観察する
  (=目を使う)

3)相手の心の機微、感情の揺れに
  アンテナを張り巡らせる
  (=心を使う)


という、全集中モードで
目の前の相手に「聴く」ことで、

相手は本当に聴いてもらえた、という間隔をもち、
より深い信頼関係を作ることが、できたりするわけです。



■かつ、上記のような「聴く」をしていると、
自分の見た目の姿勢と雰囲気も変わってきます。


具体的な”聞き手”の様子として、


・前かがみになって聴く

・相手の目をしっかり見て聴く

・うなづき、相づちが増える

・相手の話を遮らない


などの「サイン」が
自然と発せられるようになるわけです。

そして、その”聴き手の姿勢”を見て、


「ああ、この人は、真剣に自分の話を
 聞こうとしてくれているんだ」


と心を開き、ますます深い話、
繊細な話、普段出てこない本音の話などに
繋がっていくわけです。

そしてその繋がりは、
仕事であれプレイベートであれ、
日常の業務とは違う意義深いやり取りになるでしょう。



■また、こういった考えもできます。


『「行動から意識すること」で
 聴くスタンス変容を与えるというアプローチ』


もとることができます。


相手の話を聴いているというサイン、
つまり、

・うなづき、相づち

・話を要約する

・優しい表情、目線

などをナチュラルに使えるように
自分を訓練していく。


ややテクニカルな話のようですが
そういった姿勢で話を聴くと、
行動が思考に影響を与え、相手の話が入りやすくなる
という側面もあります。


■色々とお話をお伝えしましたが
言うまでもなく、人との繋がりの上で、
コミュニケーションとは極めて重要です。

ゆえに、


【傾聴の技術 ~”心から聴いている”というサインを送る~】


ことは、プラスになりこそすれ、
決してネガティブな影響はないはず。

もちろん一番大事なのは”心”であることは、
改めて強調しつつ、”心から聴いているサイン”も
大事にしていきたいものですね。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

目は見ることをたのしむ。
耳は聴くことをたのしむ。
こころは感じることをたのしむ。
どんな形容詞もなしに。

長田弘(詩人/『静かな日々』より)

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