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3189号 2022年11月14日

まさかのリスクを考える ー仮想通貨口座から引き落としができなくなりました

(本日のお話 2085字/読了時間2分)

■こんにちは。紀藤です。

さて、早速ですが本日のお話です。

先日、とあるメールが
私の個人のGmailに届きました。

そのタイトルは、


「【重要】FTX Trading Limitedによる
 米国連邦破産法第11章手続の申請について」


というものでした。

そう今、ニュースも騒がせている
仮想通貨業者「FTX」が破綻したお話です。

私もFTXに口座をもっており
いくばくかのお金をそちらに入れておりました。


現在「引き落とし不可」となっており、
果たして預けているお金は
戻ってくるのだろうか、、、

と不安を感じるとともに、

「こういうことが起こるのだ」

とく”まさか”を考えさせられる
機会になっております。



今日はこのお話から、

「まさかを考える」

をテーマに、思うところを
ご共有させていただければと思います。

それでは、まいりましょう!

タイトルは、



【 まさかのリスクを考える ー仮想通貨口座から引き落としができなくなりました】



それでは、どうぞ。



■私は基本

「やってみてから考えよう」

というタイプの人間でございまして。


やってみないとわからないし
やってみることで視野が広がることも
ままあある、と信じております。


、、、ということで
「仮想通貨」もやってみると
学べることもあるだろう

ということでスタートしてみました。



■始めたののは

”走るor歩くと
 仮想通貨が貯まる”

という『STEPN』というゲームです。


以前、メルマガにも書きましたが
こんなゲームです。
↓↓

「ランニングをお金に変えるゲーム『STEPN』を始めてみた」
https://www.courage-sapuri.jp/backnumber/10754/

うーん、怪しいですね(笑)



■さて、その
仮想通貨ゲーム(FTF)に参加するためには、
仮想通貨の口座を作る必要があります。

その過程で
今のFTXに口座を設けました。

理由としては、


”FTXは仮想通貨の大手であり、
 比較的安心であろう”


という説明を見たから。


素人的な自分からすれば

「大きい=大丈夫」

という発想で口座を開きました。



■そして

『STEPN』というゲームに
幾ばく化のお金を投資しして
仮想通貨を貯めるために走りまくっておりました。


が、その後一転します。

私が参戦した時がピークであり
その後は一気に仮想通貨の金額が下落し始めます。

当時200~300円であった仮想通貨の1コインが
現在は3円(!)になってしまいました。

なんと99%の下落率(汗)。

一瞬で投資したお金が
”溶けて”なくなりました。



■仮想通貨って、怖いんだなあ、

噂ではポンジスキームだから
(先に始めた人が得するという
 ネットワークビジネス的な仕組み)
 
気をつけたほうがよいといわれていたけど
やっぱりそうだったんだな、、、

と反省しつつ、

仮想通貨の仕組みを
知ることができたし

余剰資金だからまあ仕方ない、
こういうのも勉強になる、

とオチを付けておりました。



■しかし、今回のFTXの破綻は、

仮想通貨ではなく、
預金口座に入れていた日本円自体に
触ることができなくなりました。

これは”まさか”でした。



そしてこの状態を見て、

「国が破綻して
 銀行に列をなして並ぶ人」

という映像が浮かびました。

今FTXからお金を下ろそうと
殺到している状態は、まさにこれだな、
などと思っておりました。



■こういった「まさか」は
身近に起こると急にリアリティがまします。


最近見た映画で、


『国家が破産する日』


という韓国の映画がありました。

1997年のアジア通貨危機から始まり、
韓国の外貨準備金がなくなっていき、
1週間ほどでデフォルトになってしまう状況。

その中で韓国の政府が
IMF(国際通貨基金)に助けを求める中で

それが国に、中小企業に、
どのような影響を与えるのかが描かれます。


市井においては

大手百貨店が、町工場に大型の契約をし、
手形で支払いをすませるものの、

金融危機の不安が高まったその瞬間に
その手形が紙切れになってしまう、

そして町工場の社長は
工場を売り、家を売り、という
状況に追い込まれていく姿が描かれます。


フィクションですが
事実を元に描かれたドラマとして
恐ろしさを覚えました。



また、漫画の

『ナニワ金融道』

というお話でも、

消費者金融で借り入れて
サインをした人がその後、
どのように取り立てをされていくのか

ということが書かれており、
それも恐ろしさを覚えました。



■ですが、いずれも

「どこか遠い世界の話」

として見ていました。

想像はしていたものの、
あるいは想像しようとしてたものの、

リアリティがなく、
リアルに感じきれないというほうが
正しい表現かもしれません。

しかし

”自分のお金が
 実際に口座から引き落とせない”

”ホームページが503 NOT FOUND
 となっている”
 

という状況になってはじめて
現実を感じるのです。


それくらい

「自分は大丈夫」

と私を含め、人はどこかで
思ってしまっている正常性バイアスが
働いているのかもしれない、

などとももう一人の自分が思っていました。



■いつ、何が起こるかはわかりません。

「まさか」は突然起こるものです。


仮想通貨だからもちろん
リスクはあります。

しかし少し視点を変えると

大手の金融機関でも
大手の企業でも、
あるいは国ですら

そうした「まさか」に遭遇した例は
いくつも存在するのです。

日本も戦後ハイパーインフレに
陥ったという事実もあります。



■と考えると、やはり

「まさかを想定し、備える」

という心構えは
改めて大切なことであろう、

と思います。



■金融において
リスクを分散させることもしかり

(預金も日本円、ドル、
 預金だけではなく、投資信託、株、債権など)
 

人間関係についても
自分の身近に何かがあったとき、
頼りにしあえる状態を作るのもしかり、


自分の身は自分で守る、
その時のことを考えること、

改めてそのことを考えた次第でございます。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<本日の名言>

最善を願い、最悪に備えろ。
(Hope for the best and prepare for the worst.)

西洋の格言
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