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3555号 2023年11月18日

沖縄と東京の二拠点生活を始めて、半年経って思うこと

(本日のお話 2653字/読了時間3分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は、5件のアポイントでした。
先日、フジテレビの『ノンストップ!』でストレングス・ファインダーが
特集をされていました。

その影響なのか、様々な企業様より
お問い合わせをいただいているこの頃です。

ありがたい限りですし、
ストレングス・ファインダーの研修も、
回を重ねるごとにバージョンアップしていますので、

これからもっと価値を届けられるよう、
引き続き頑張りたいと思います。
(気になる方はお気軽にご連絡下さいませ)



さて本日のお話です。

ふと気づけば、沖縄に二拠点生活を始めて、
約半年が経ちました。

今日はその半年の間の体験を振り返り、
思うところを記載してみたいと思います。

それではまいりましょう!

タイトルは、

【沖縄と東京の二拠点生活を始めて、半年経って思うこと】

それでは、どうぞ。

■「沖縄においでよ。月5万円でこの生活は、本当にオススメだよ!」

今年の5月、沖縄の読谷村の2DKのアパートを契約しました。
そして東京と沖縄の二拠点生活がはじまりました。

事の発端は今年の3月末。
生まれて始めて沖縄の本土にニ拠点生活をしている親友であるM氏を訪れて沖縄にいったことがきっかけ。
実は40年ほどの人生で始めての沖縄です。



初めての沖縄に、一瞬で私の心は魅了されました。
空が青い、海が青い。

エメラルドグリーンとターコイズブルーとかお洒落なカラーリングの表現が思い浮かびます。
那覇から30分ほどの北谷町にある「アメリカンビレッジ」のビーチ沿いを歩けば、
まるでそこは新婚旅行で訪れたハワイ。
外国人も多いし、ほぼハワイです。

さて、3月の初訪問では、
その後M氏が住んでいる日本で一番人口が多い村「読谷村」(那覇とリゾート地でもある恩納村の間)に4日ほど滞在しました。

近くの海沿いには、星野リゾートのバンダカフェ、日航ホテルアリビラはじめ、各種ホテルが並びます。
それくらい、海が近く美しいリゾート的な場所でもあります。

それから、地元のプライベートビーチに行きます。
観光客はいないプライベート的なビーチが公園の直ぐ側にあります。
どの海も、輝いています。また公園はどこも芝生で整備されており、遊具も豊富。

人も少ないので2歳の息子ものびのびと遊んでいます。
御飯も美味しい。

「やすくん、沖縄おいでよー、いいよ!」とシェアハウスを運営しており、
人を巻き込むのが上手なM氏&奥様のYさんがしきりに沖縄に誘います。

■その時は、「二拠点か、いいんだけどねー」とぼやかしていたのですが、
東京に帰ってしばらくしても夢は覚めません。
私「沖縄良かったなあ」
妻「ほんとよかったねえ」。

ご飯を食べながら私と妻でつぶやきあいます。
そしてぼんやりと考えます。

「こんな場所でリモートワークできたら、いいよなあ」。
一度思ってしまうと、その思いは膨らむばかり。

■気づくと、

4月から毎朝の読谷村の賃貸を調べるのが日課になっていました。
もうこうなると止められません。早く、早く契約したい!!
ざっと見る限り、賃貸価格は、都心に比べて圧倒的に安い。
月5万円で2DKなど普通です。

しかし、4月は流動的で良さげな物件は終日で埋まったり、
キャンセル待ちが10組いたりして、契約すら難しい。
するとますます燃え上がるのが人間の性です。
ある日、4階建ての2DKの6万円のマンションが見つかりました。
駐車場代2台無料、インターネット無料。

いいじゃんと思い、沖縄に住むM氏に物件内覧にいってもらい、中継してもらいました。
窓から海が見えて、風通しもよい。

角部屋、南向き。不動産のプロでもあるM氏からも
「この物件はいいよ!」と言われたのが決定打となり、即契約を決めました。

■それから、沖縄生活に必要な最低限のものを買い集めます。

中古車(16万円→2回乗ったらエアコンがつかなくなった)を始め、
リサイクルショップで冷蔵庫、机、椅子、ダイニングテーブル、ガスコンロなどを買い揃え合計30万円ほど。

そこに6万円✕12ヶ月の家賃を加えると、
1年間の沖縄生活の初期投資金額は約100万円となりました。

また羽田ー那覇を結ぶ便数は1日32便あります。
ピーク時は高いですが、そうではない平日朝などを予め選べば、
東京から片道9000円台(成田からでは7000円台)で行くことができます。

これを安いか高いか、という判断は人によるでしょうが、
家族で海外旅行で1週間ほどいくと、それだけで100万近くかかってしまうこともあります。

あるいは、2ヶ月に1度10日沖縄にいくと考えても、1泊1万円✕3人✕10日で30万円。
そう考えると「この二拠点生活は全然元は取れる!」と思いました。

沖縄とのニ拠点生活という精神的な気持ち、
沖縄に住むという経験、沖縄と縁を持つことによる機会の広がり、
沖縄の歴史や基地問題など社会の事を考える機会にもなる・・・。

そうした総合的な事も考えると、非常に有益な選択だと思ったのでした。

■一番の課題は、「保育園問題」でした。

子供は保育園に行かなくても楽しそうなのですが、
二拠点生活で沖縄でも仕事を当然していますので、
子供を保育園に預けられないのが課題でした。

妻の負担が大きいこと、妻に任せている仕事が進まない。。。

すると、行っても1週間くらいが限界かも、という状況。
しかし、仕事を両方しており、また仕事の拠点も構えている形になるので
「ファミリーサポートセンター」の支援を受けられることがわかりました。

これ、本当に素晴らしいサービスで衝撃です。
遊具がいっぱいの保育園のようなセンターの広間にて、子供を預かってくれます。
サポーターの方のご自宅等に初めて預けるのは少し抵抗感がありましたが、
共同スペースでまるで保育園のように預かっていただけるのは、慣れない身としては安心です。

もちろん、預かっていただいたサポーターの方も優しく、
センターの方も肝っ玉母ちゃんのように頼もしく、本当にありがたいのでした。



■そんなこんなで5月に契約をして約半年が経ちましたが、
何かと仕事がバタついたり、祖父が亡くなり宮崎に行ったり、
夏休みは小さい子供を見せに、それぞれの実家に行ったりと、
結局沖縄に行ったのは合計3回、24日間でした。

3回目にして、ようやく「二拠点生活感」を味わい始めることができました。

最初の2度の訪問は、まだ家にも村にも慣れませんでしたが、
3回目になると、土地勘も出てきて、生活リズムも安定してきます。

結果、勢いではありましたが、
二拠点生活を始めて実に良かったと言うのが感想。

許容できる出費やリスクであれば、まず飛び込んでみると拡がる視点も多いです。
それがもたらしてくれる経験による果実は想像できないものがあります。

今日は書けませんでしたが、JICA沖縄からの歴史のスタディツアーや
沖縄科学技術大学院大学(OIST)、賃貸やAirbnbなどの知見も広がりましたし、
沖縄に住むことで、沖縄関連の仕事も生まれそうです。

この一歩が機会をもたらしてくれるとも感じます。

こうした事ができる状況に感謝しつつ、
引き続き沖縄二拠点生活を味わいたいと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

※本日のお話は「note(写真つき)」にもアップしております。
よろしければぜひご覧くださいませ!
https://editor.note.com/notes/nd749e6ff7726/publish/

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<本日の名言>

生物は変化しうるがゆえの安定なのである。

シャルル・ロベール・リシェ
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