書籍『筋トレが最強のソリューションである』より学んだ、「やる理由」の力
(今日のお話 2134字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
本日は朝からひたすらテニス。
「テニスオフ」というSNSの仕組みで、
”テニスコートがとれた人が仲間を募集する(そして集まる)”
というインターネットのサービスを利用して、
朝9時からひたすらテニスをしておりました。
その場限りのテニスの関係でも、
(とかいうと語弊がありそうですが汗)
共通の目的があると、一緒にいて違和感を覚えないのが不思議。
目的意識とは、人見知りとか、
人間関係を凌駕することもあるのだな、
と思ったり。
*
さて、遅くなりましたが、
本日のお話です。
最近、筋トレを地味に再開し始めたのですが、
それにはきっかけがありました。
今日は、先日読んだ、
ある本の話につなげて、
「やる理由を並べ連ねる大切さ」
について、思うところを
お伝えさせていただきたいと思います。
それでは、どうぞ。
■少し前に友人から、
こんなタイトルの本を紹介されました。
それは、
『筋トレが最強のソリューションである』
(著:teststeron)
という本。
タイトルだけで、
かなりの「漢(オトコ)」を感じますね。
きっと友人はに、
マラソンやら断食(ファスティング)やらで、
元々線が細いくせに、更に細くなっていく私を見かね、
「もっと逞しくなれ!」
というメッセージを込めて、
紹介してくれたのでしょう。(多分)
しかしながら、
著者の紹介は「マッチョ社長です」のみだし、
著者名も「testosterone(テストステロン=男性ホルモンの一種)」
という、何ともふざけた風な(失礼)内容。
正直なところ、
あまり期待をせずに読んでいたのですが、
この本を読み終わったとき、
「無性に筋トレをしたくなった自分」
に図らずも出会ってしまっていたのでした。
■ちなみに、この本、
実は”筋トレの方法”については、
殆ど書かれていません。
ひたすら、最初から最後まで、
「なぜ筋トレが良いのか?」
について、あらゆる角度から、
コンコンと説き続けている、
言ってしまえば、ただそれだけの本なのです。
しかも、そこによくある複雑な、
学者の話だとか、賢そうなロジックは、特になし。
「とにかく筋トレがいいんだよ!」という著者の思いと、
そのちょっと強引な理由のオンパレ―ド。
例えば、一部引用いたしますと、こんな感じ。
(書籍『筋トレが最強のソリューションである』より、以下引用↓)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『自分の話に説得力を持たせたかったら筋トレしかない』
→「誰も自分の話を真剣に聞いてくれない」というそこの君!
きっと君に足りないのは、努力でも功績でも話術でも
爽やかなルックスでもなく、”筋肉”だ。
筋肉には説得力と、『揉めたくないから話だけでも聞いとこ』と
思わせる効力がある。
考えるな、筋トレしろ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『美肌、サラ髪になりたければプロテイン』
→肌も爪も髪もタンパク質=プロテインで出来ている。
プルプルのお肌、ツヤツヤの爪、サラサラヘアーをキ―プしたければ
プロテインは必須だ!飲もう!
せっかくなのでついでに筋トレもしよう、そうしよう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『ハリウッドセレブだってハードに筋トレしてる』
→「筋トレしたら太っちゃうからダイエットは別の方法で」
とか言っちゃってるそこの麗しき乙女!
君の大好きなミランダ・カーだって、ジェシカ・アルバだって、
ハードに筋トレしているよ。ハリウッドセレブに大人気の
ダイエット専門トレーナーは大抵ボディビル出身の筋トレオタクだ。
信じろ、筋トレしかない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
引用:『筋トレは最強のソリューションである』(著:testosterone)
こんな調子で、巻頭から巻末まで、
100くらいの理由を、ひたすら
読者の脳内に打ち込み続けていきます。
■この本を読みながら、
時に、思うこともあるのです。
「いやいや、そりゃ”こじつけ”でしょ!」
「いやいや、そりゃ無理があるでしょ!」
しかし、です。
不思議なもので、
ちょっと無理があったり、
こじつけ感があったとしても、
「これでもか、これでもか」
「これでもまだわからぬか!」
と、想いの乗った言葉で、
打ち込まれ続けると、
『何だかそんな気がしてくる』
という妙な、
不思議な気分になってしまうのです。
■それは、もしかしたら、
私が単純なだけかもしれません。
しかしながら、
このアマゾンレビュー48件の平均は、4.5ポイント。
かなり高いです。
それこそが、もしかすると、
「本当に良いよ、最高だよ、
絶対やったほうがいいよ」
そう繰り返し説かれることにより、
何だかんだ人は影響を受けてしまうという、
一つの証明ではないだろうか、
そんなことを感じたのです。
■そして、加えて思います。
「私達が何か新しいことを始めたい」という時。
例えば、それが
・ダイエットをする でも、
・ランニングを始める でも、
・早起きをする
でも、なんでも構いません。
何かを始めるためには
”高いモチベーション”
が必要になります。
そんな時、
先述の「筋トレの話」にあるように、もし、
『”やる理由”を、とにかく挙げまくること』
が出来たとしたらどうか。
それは、きっと、
私達が”やるべき理由”を生み出すし、
モチベーションを高める起爆剤になりうるのではないだろうか、
そのように思うのです。
■人は、”やらない理由”は、
いくらでも思いつくもの。
しかし、
”やる理由”
は、意外と思いつかなかったします。
だからこそ、
何かをしようとするときは、
「”やる理由”を挙げて挙げてあげまくる」こと、
すなわち、
【”やる理由のコンボ”を自らに叩き込む】
ということを、
自分自身で取り組んで見ること
これも一つの、
有効な手段になりうるのではないか、
そんなことを筋トレ本の、
ちょっと強引な、でもやる気になる話を読み、
感じた次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、良い1日となりますように。