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342号 2014年7月29日

子供の話に耳を傾けよう 

■おはようございます。紀藤です。

会社の先輩から、
「アメリカインディアンの教え」
という特に子育てに大切な智慧が書かれている本を
紹介していただきました。

さすがアメリカインディアン。

いいことをいうなあ、という事が
たくさん書かれていましたので、
今日はその中から一つ、
お話をご紹介したいと思います。


「子供の話に耳を傾けよう」    ウェイトリー・作

きょう、少し
あなたの子供が言おうとしていることに耳を傾けよう。

きょう、聞いてあげよう、
あなたがどんなに忙しくても。

さもないと、
いつか子供はあなたの話を聞こうとはしなくなる。

子供の悩みや要求を聞いてあげよう。
どんなに些細な勝利の話も、どんなに些細な行いもほめてあげよう。

おしゃべりを我慢して聞き、いっしょに大笑いしてあげよう。
子供に何があったのか、何を求めているかを見つけてあげよう。

そして言ってあげよう、愛していると。毎晩毎晩。
叱ったあとは必ず抱きしめてやり、
「大丈夫だ」と言ってやろう。

子供の悪い点ばかりをあげつらっていると、
そうなってほしくない人間になってしまう。

だが、同じ家族の一員なのが誇らしいと言ってやれば、
子供は自分を成功者だと思って育つ。

きょう 少し
あなたの子供の話に耳を傾けよう。

きょう、聞いてあげよう、あなたが、どんなに忙しくても。

そうすれば、子供もあなたの話を聞きに戻ってくるだろう。


■聞く。耳を傾ける。

単純なことなのですが、
実際なかなかできない、という人が
多いのではないかな、と思います。(私を含め・・・汗)

しかしながら、「7つの習慣」でも
「人間関係での成功」において、

【第五の習慣 まずは理解に徹し、それから理解される】

ということが重要であり、
それを実現にするために、

「感情移入の傾聴」

が最も効果的である、と著者のコヴィー博士は語ります。


■実際に、私自身もそうですが、
何か整理が出来ず、混乱しているとき、
自分の感情が整理しきれないときなどは、

「その時はこうすればいいんだよ!」

とアドバイスをくれるよりも、

「そうなんだね。なるほどね」

と親身に、辛抱強く
耳を傾けてくれたときのことの方が、
より記憶に残っているなあ、と感じます。

「聞く」というのは、
日々の当たり前の行為であるがゆえに、
もしかすると時に、その力を過小評価しがちなのかもしれません。

自分の「聞く姿勢」はどうなのか、
改めて考えてみることも大切なのだろうな、と思った次第です。


今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
皆さまにとって、今日も素晴らしい1日になりますように。
    

【本日の名言】 人を説得する最良の方法の一つは、
自分の耳を使うこと―
つまり、相手の言うことに耳を傾けるのだ。
               
                 ディーン・ラスク  

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