頭の弱い人、頭の強い人

何かを成し遂げた人は私たちと何が違ったのでしょう。成果を生み出すのに、知識やスキル以外だけではいけない理由と必要なものとは。

孤独や不安の中、偉業を成し遂げた片岡教授

孤独や不安の中、偉業を成し遂げた片岡教授

ナノマシン。そのサイズは、50ナノメートル。それは「50万分の1ミリ」と同じで、髪の毛1本の太さの、約1千分の1。おおよそ、ウイルスと同じサイズの大きさ。

そんな「ナノマシン」の中に、抗がん剤を入れ、がん細胞の中心部にナノマシンを送り込む。そしてがん細胞だけを攻撃する。それによって、副作用がなく、正常な細胞に影響を与えることなく、がんを治療することができる。

日本だけで年間35万人もの方ががんで命を落とす中、SFの世界のような方法で、医療に革命を与える治療法が生まれようとしている。それを成し遂げた66歳の片岡教授は、小学校の頃の卒業文集の「30年後の自分」に「がんの研究をしている」と書いていた。

今でこそ、「成功者」「偉業を成し遂げた」と言われる片岡氏。しかし、最初から順風満帆ではなかった。

今から40年も前、まだ誰も手がけていないバイオマテリアルの分野に、恩師の勧めを受けたことがきっかけで、一人チャレンジしていった。

周囲からは、冷ややかな目で見られていたどころか、ほとんど無視をされていた。自分がやっていることが、本当に世の中に認められるかわからない。果たしてこのままやっていて成功するのかどうかもわからない。方向性が間違っているのではないだろうか。。。

そんな不安やプレッシャーを抱えながら、それでも動き続けた片岡氏。そして約20年たった今、世紀の偉業として世に認められることになった。(月刊「致知」2016年3月号より一部引用)

 

そんな内容が、雑誌で書かれていました。

 

 

成功者する人は最後まで続ける人

成功者する人は最後まで続ける人

そして、そんな片岡氏が、「成功をする人と、成功をしない人の違い」について、こんなコメントをされていました。

「成功するためには、一度やり始めたら、途中でやめないこと。人がなんと言おうと、続けることです。」

そして、彼が教授を務める東京大学の生徒に、こう教えるそうです。

『東大生の君たちは、”頭はいい”。でも、”頭が弱い”人がたくさんいる。頭が弱い人にはなるな。』と。

「頭が弱い」と言うのは、

  • 知識は持っている。しかし、できない言い訳をつらつら述べる。
  • 色々なできない理由を述べて、自分でやりきることができない。
  • 結果、評論家になって終わる。

こんな、賢いけど、賢くない人のことを指します。

 

目に見えない強い意志が大事

目に見えない強い意志が大事

何かを成し遂げるためには、「知識」や「スキル」も当然必要。

しかし、同時に”想い”や”情熱”、”執着心”というようなその人の「姿勢」「あり方」がなければ、成功をすることはできない、そのように片岡氏は言います。

そしてこの内容は、「7つの習慣」でも、全く同様の話をしています。

私たちは、つい”目に見える部分”、すなわち知識やスキルに目がいきがち。そして、そこばかり鍛えよう、学ぼうとすることがあります。

もちろんそれも大事なのですが、それ以上に、自分自身が、

  • やり遂げてみせるという意志
  • 高い志
  • 仲間と協力し難題にぶつかる力

そういった”目に見えない部分”を見ていなければ、着実に根を広げていなければ、結局、短期的な成果を生み出すのみになってしまう。

ゆえに、長期・継続的に、より大きな成果を生み出し続けようとするのであれば、片岡氏がいうような、頭がよくて、かつ、頭が強い人(=知識と姿勢を併せもつ人)を目指すことが大事なのでしょう。

 

と、片岡教授のお話から、改めて思った次第です。

本日の名言

険しい道こそが、
偉大なる高さに結びつくのである。

セネカ

人間関係のヒントをこちらの記事からも

365日日刊。あなたの1日を5%元気にするメールマガジンお届け中。

  • ビジネス的ライフハック
  • 習慣化のサポート
  • 読者限定イベント

メールマガジンを登録する

あなたの1日を5%元気にする
情報を毎日お届けします。 メールマガジンを登録する