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2448号 2020年11月3日

承認の技術 ~ 「Iメッセージ」で承認しよう(後編)~

(本日のお話  2314字/読了時間4分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日は、3件のアポイント。
また夜は8キロのランニング。

東京はぐっと寒くなりましたね。
冬の足音が聞こえてきております。





さて、本日のお話です。

先日より「コーチングの技術」を
テーマに皆様に届けしておりますが、
本日も続けてまいります。


今日は

”『承認』の技術”(後編)

となります。

キーワードは

【Iメッセージ/Youメッセージ/Weメッセージ】

です。

それでは早速まいりましょう。


タイトルは、


【承認の技術 ~ 「Iメッセージ」で承認しよう~】


それでは、早速まいりましょう!




■昨日は、

『承認の技術』

ということで、
以下のようなお話を
お伝えさせていただきました。



1)コーチングの代表的なスキルに『承認』の技術がある

2)承認には、「3つの承認」がある
 
 ▶「結果の承認」

 …成果・成果に対して認めること。
  いわゆる「褒めること」。
  (例:「すごいね!」「さすが!」「できるね」)

 ▶「変化の承認」

 …変化のプロセスを認めること。
 (例:~ができるようになったね)

 ▶「存在の承認」
 …相手の存在そのものを認めること。
 (例:「おはよう!」「いつもありがとう」)


3)それぞれの承認により、
  ・「結果を出すこと」への動機づけ
  ・「成長をすること」への動機づけ
  ・「所属の安心感を得る効果」 などがある


というお話でした。



■このように「承認」も
分けて考えてみると、

自分が普段、
どのタイプの承認をよく使うか?

に気づくものです。

特に、バリエーションとして、
「結果の承認」しかしていなかった、
という管理職の方もいたりします。


そういった意味で、

「3つにわけて考えることによって
 ”承認”すること伸びしろ」

があると気がつくのではないか、

(変化の承認、
 存在の承認)

と思うのです。



■そして、「承認」を相手に届けるために、
一つのキーワードがあります。


それが本日のテーマの、


【Iメッセージ/Youメッセージ/Weメッセージ】


というもの。




■人は「承認」をする際、

もう少し平たくいえば「ほめる」際に、
よく使う言い回しがあります。


たとえば、

「素晴らしい!」
「さすがだね」
「助かったよ」

など色々なバリエーションで浮かぶ人もいれば、

誰に対しても、

「よくやった」

しか出てこないんだけど、、、
という人もいるでしょう。
(これは練習みたいなものです)



■ただ、承認の「伝え方」にも
大きく3つのスタンスあり、

それを意識して伝えることで、
効果が違ってくるのです。

ちなみに、3つのスタンスとは
以下のようなものになります。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1)Youメッセージ

…「You(あなた)」のスタンスで
 相手を承認するものです。

 ◯例:「よくやった」
    「あなたは、賢いね」
    「やればできるじゃないか」

 ◯特徴:
  ・Youメッセージは”評価”と捉えられる可能性がある。
  ・受け手が、伝える側に対して尊敬しているなど
   ”評価に値する”と感じている場合ならよいが、
   そうではないと受け取りづらい場合がある。
  ・「そうでもないですけど」と刺さらない場合もあり。


2)Iメッセージ(★重要)

…「I(わたし)」のスタンスで
 相手を承認するものです。
 
 相手の行動や存在が、自分へどんな
 影響を及ぼしたのかを伝えるメッセージ。


 ◯例:「参考になりました」
    「今日のプレゼンは、安心して見ていられたよ」
    「君が頑張っているのを見ると、自分もやる気が出るよ」


 ◯特徴:
  ・Iメッセージは相手の中に最も落ちやすい。
  ・なぜならば、「自分が~と思っている」という言葉は、
   否定のしようのない言葉だから。
  ・また他者へプラスの影響を及ぼしたことは
   素直に嬉しく感じるものである。


3)Weメッセージ

…「We(私たち)」というスタンス。

 ◯例:「あなたの存在は、いつもチームを明るくしてくれる」
    「あなたのあの一言が、会議の流れを変えたね」

 ◯特徴:
  ・Iメッセージと同様、他者への影響力を伝えるメッセージ。
   相手にとって受け取りやすい。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


、、、さて、いかがでしょうか?

同じ「承認する」でも
整理をしてみると、

「Youメッセージ」
「Iメッセージ」
「Weメッセージ」

で影響が違うことを
感じるのではないでしょうか。



■ちなみに、コーチングをする際に

(むしろ、誰かとコミュニケーションをする
 あらゆるシーンにおいて)

軸足においていくスタンスは、


【「Iメッセージ」で承認をする】


ことです。

これをデフォルトにするだけで、

あなたの「承認」を伝える力は、
ぐぐっと増すこと、間違いなしです。



■やり方は、実に簡単です。


魔法のフレーズは、


【私は、______と感じました】


です。



ちなみに私も、

「~と感じました」の、
”感じました”部分には

・感謝の気持ち
・嬉しい、楽しい、幸せ
・学びになった
・勇気が出た
・頑張ろうと思った
・背筋が伸びた

という、ポジティブな感情を
付加して伝えています。


最初は、
少し照れくさい感じもしますが、
抵抗感を感じるのは自分だけ。

相手は、言われてプラスになりこそすれ
基本マイナスになることはないのだから、
どんどん言えばよい、と思うのです。

(嘘でなければ、ですけれど)


なので、相手の良いところを見つけ


【「Iメッセージ」で承認をする】


このことをぜひ、
やってみていただければと思います。


人は、なかなか

「褒められる」
「承認される」

という機会がないものです。

それは、どうしても
欠点やできないことに目が向くのが、
人間の性だからでしょう。


でも、意識をして

”Iメッセージで承認を伝えよう”

とすることで、色々見つかってくるものです。


そして、それを日常から
習慣として繰り返すことで、

相手との間に、
少しずつ信頼が溜まっていくことを
きっと感じられるはず。

ぜひぜひ、やってみてくださいね。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

他人の望むものを彼らに与えればそれだけ、
彼らはあなたに、あなたの望むものを与えてくれる。

ロバート・コンクリン(米国の教育家・作家/1921-1998)

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