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1206号 2017年6月3日

「思考の生活習慣病」に気をつけよう

(今日のお話 1473文字/読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。

先日金曜日は、3件のアポイント。

並びに夜は、妻と共に
「各々の目指す生き方」について、
新宿にて真面目な討議をしておりました。

夫婦間の会話が、最近急激に
暑苦しくなってきております(汗)



さて、早速ですが本日の話です。

先日、とある福祉施設を運営している代表の方と、
”人材育成”についてディスカッションする機会がありました

その際に、やはり大切なのは、

「考え方・姿勢・言葉遣い」

などであり、遅かれ早かれ、
それらのものは結果に必ず影響してくる、

そんなお話で盛り上がっておりました。


今日は、その話について、


「”思考の生活習慣病”に気をつけよう」


というテーマで、
思うところをお伝えさせていただきたいと思います。

それでは、どうぞ。

■先述の福祉施設の代表は、
こんな話をされていました。

今の現場を見て
いわゆる「問題がある」とされる人について。


例えば、こんな言葉を使う人。


「私は悪くない、〇〇さんが悪い。」

「あんなひどいこと言うなんて、ありえない」

「自分の意見言うなんて、とてもじゃないけど無理。
 そんなこと言ったら、どんなこと言われるかわからない」

「私はなくて、〇〇先輩が言ってくださいよ」



こういった言葉遣いをする人、
すなわち

”「他責」の言葉を使う人”

を言うのは、遅かれ早かれ
必ず仕事でトラブルや、
悪い影響や、己自身の不調などが起こってくる、

そんなお話でした。


■それは、ふとした瞬間の
何気ないたった一言かもしれない。

たまたま勢いで出た、言葉かもしれない。


しかし、上記のような言葉が、
無意識に出てしまう人というのは、


「思考が、自責でなく他責」

「思考が、くれくれちゃん」
(=〇〇してくれ、と、すぐ相手に求める人)

「思考が、でもしかちゃん」
(=でも〇〇だし、、とか、〇〇しかない、とネガティヴな部分をあげつらう人)


という癖が、思考の奥深くにある。
だから、そのような言葉が出てくる。


つまり、それは

「思考の生活習慣病」

ともいえるのでは?
というお話でした。


■すなわち、

・甘いものを食べ過ぎて血糖値高い
・全然運動せず油ものはばかり食べてぶくぶく太る
・食べるものはラーメン、チャーハン、餃子、牛丼(野菜なし)、おやつはピザ

のような、「生活習慣病」が
思考にも同じことが言える、ということ。


「生活習慣病」が、
血液をドロドロにし、
血糖値を高め、脂肪を増やし、

そして、結果
脳梗塞、がん、心筋梗塞
などの悲しき症状を引き起こすと言われるように


『思考の生活習慣病』も、

私たちの心身に、
必ずや、悪い影響与えるものです。



・くれくれちゃん
・でもしかちゃん

になっていれば、

上の中の足りない所にばかり目が向き、
自分は被害者だ、と言う気持ちも大きくなっていき、
日々がどんどん楽しくなくなっていく、
どんどん辛くなっていく。


こんな結果になり、
最終的には、顔付きが悪くなったり、
働くこと、生きることが苦痛になったり、
そんな、望ましくない結果を引き起こしてしまうのでしょう。


■だからこそ、私たちは、

食べるものや、
運動などに気を使い、
生活習慣病予防するのと同じように、


”「自らの思考の生活習慣」がどのようになっているか”、


ということにも、
もっともっと意識を向ける必要があると思うのです。

目に見えなくても、
じわりじわりと自分に影響与え、
それが自分の将来に、深く関わってきます。


だからこそ、生活習慣病を防ぐとともに、
より良い生活習慣を身につけ、
自らを上向きの螺旋階段に置いておきたい、

そのように思った次第です。

【本日の名言】 お前がいつか出会う災いは
おまえがおろそかにしたある時間の報いだ

ナポレオン・ボナパルト”

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