メールマガジン バックナンバー

139号 2013年9月19日

「朝のスタートダッシュ」の効果・効能

■おはようございます。紀藤です。

最近、(というか以前からですが)
「朝活」が流行っていますよね。

私も朝、メールを書いているわけですが、
様々な点で、予想以上の効果・効能を感じております。

ということで本日は
「朝に負荷をかけるメリット」、
というテーマでお伝えしたいと思います。


■皆さまは、朝起きたら、
すぐに頭は働きますでしょうか。

私の場合、基本的に寝起きはぼーっとしがちですが、
そんな方は、意外と多いのではないではないか、と思います。

以前にもお伝えしたのですが、
人には「やる気中枢」というものがあって、
そこは「何かを始める」ことで目覚めます。

ですので、

「朝あまりテンションがあがらないから」
と放っておいても、
テンションは上がらず、ぼーっとしたままになります。
ともすると、休日のぼんやりした一日のようになってしまいます。

では、どうすればよいのか?


■ここが、今日私がお伝えしたいことなのですが、

「朝、無理やりにでも負荷をかけること」

が意外な効果・効能をもたらすのではないか、
と思うのです。

負荷をかけて、
頭をぐるりと回転させていくと、
頭の回転に勢いがつき始めます。

そして勢いをつけた頭は、
慣性の法則のように回転し続け、
終日、頭が冴えていきます。


■その状態で、1日働いたとしたら、どうでしょう。

ちょっと強引な例えですが、
午前中の生産性を、計算してみたいと思います。

【ぼーっとしている午前】 
1分2回転(頭回転量)× 午前(4時間) = 480回転
【負荷をかけて冴えている午前】
1分4回転(頭回転量)×午前(4時間) = 960回転

約2倍の生産性ですね。

もちろん、こんなに単純な話でないことは分かっていますが、
お伝えしたいのは、

”「頭が冴えているかどうか」が
1日の生産性に大きな影響を与えている”
ということです。

ひいていえば、
”「頭が冴える状態」を毎日習慣として作っている人と、
作っていない人の差は、どんどん、どんどん開いていく”

とすら言えるのではないか、と思うのです。

だからこそ、

「朝、負荷をかける習慣(頭を冴えさせる習慣)」
は効果的なのではないのでしょうか、
というのが本日のポイントです。


■ちなみに、このような活動を、
「7つの習慣」では「刃を研ぐ(第七の習慣)」と呼んでいます。

自分という「刃」(能力・資源)を研げば、
降りかかる様々な事象(問題・課題・目標)を、
どんどん斬ること(達成)ができます。

日々の習慣の中で、

・朝起きたら、走る
・朝起きたら、読書をする
・朝起きたら、勉強をする

など、頭を冴えさせる活動を組み込むことができれば、
健康・自己啓発以上に大きな効果が見込めるのではないかと思います。

日々の生産性に「てこの原理」を働かせる行動、
ぜひ意識してやっていきたいものですね。


■今日のお話は、

・朝の活動(頭に負荷をかける・体に負荷をかける)ことは、
 一日の活動に弾みをつけることになる。

・もし朝から頭が働いていれば、その日は頭が働く。
 逆に、もし朝ボーっとしすぎれば、休日のぼんやりした頭のように一日が終わる。

・であるならば、朝、無理やりにでも頭を回転させる習慣をつけることは
 1日の生産性に大きく関わってくるのではないか。

・ちなみに「7つの習慣」ではそのような活動を「第七の習慣 刃を研ぐ」と呼ぶ。

という内容でした。


今日も皆様にとって良い一日になりますように。

【本日の名言】 自由と人生は、
毎日それを改めて
征服する人のみに価値がある

                   ゲーテ

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