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16号 2013年3月25日

~ 望む結果を得続けるために必要な原則 「P/PCバランス」 ~

■おはようございます。紀藤です。
週末はいかがお過ごしでしたでしょうか。
私は、日曜日に神奈川県の奥地にて
「トレイルレース」という山道のハーフマラソンに参加してきました。

元々は、体力作りと健康のために
友人達と走り始めたのがきっかけでしたが、
今では何だかんだ毎年マラソンに参加しています。
(すごくマラソンが好き、というわけではないのですが苦笑)

しかしながら、健康で体力があれば、
きっと仕事もプライベートもより頑張れるし、
日曜日も寝て過ごす、ということも減るのかなという
と言い聞かせて、参加している今日この頃です。
(といいながら、週末だらだらしてしまう私)


■さて、今日はそんなお話にもつながる、
『P/PCバランス』というお話をお伝えさせて頂きます。

7つの習慣の本書では、

・P(Production) = 目標達成(望む結果)、
・PC(Production Capability) = 目標達成能力(望む結果を生み出す資源と能力)

という意味で使われています。

また書籍の中で、この話をわかりやすく伝える、
「ガチョウと金の卵」というイソップ童話が登場します。

<昔、ある農夫がいました。
 その農夫のガチョウが、ある日金の卵を産み始めました。

 それを売ることで富がもたらされました。
 しかし農夫は欲が出て、せっかちになり「もっとほしい」と思うようになりました。
 
 そして、ガチョウの中に金の卵が大量にあるはずだ、と農夫は思い、
 最終的にガチョウを殺し、お腹の中を調べたところ、何もありませんでした。
 
 結果的に農夫は、金の卵(望む結果)はもちろん、
 金の卵を手に入れる手段(ガチョウ/望む結果を生み出す資源)も失ってしまいました>

という逸話です。


■実際の仕事のシーンや、プライベートでも、

「望む結果と、望む結果を得るための資源・能力のバランスを考えること」

が、大切なのではないでしょうか、と7つの習慣では提案しています。

また、長生きのためには健康が大事だから、といって
一日4時間ランニングをして、10年長生きになったとします。
でも、そのために10年分まるまるランニングをしていたらどうでしょうか。

また企画の方が、望む結果を得るために、
一生懸命色々な企画を立てるものの、何の勉強もせずにいたとしたら、
きっとアイデアが枯渇していき、よい企画を生み出すことが難しくなるかもしれません。


■P/PCバランスを意識することで、
「継続的な成果」を生むヒントになるのではないかと思います。

ぜひ意識していきたいですね。

(といいながら、先日のトレイルレースで若干膝を痛めました…
健康のために始めたはずなのに、焦ってタイム(望む結果)を狙い、
PC(走る能力)を損失したよろしくない例でございます。反省)


今週も皆様にとってよい一日になりますように。

【本日の名言】 自分の健康を気にかけすぎる人は、
道具の手入ればかりしている機械工と同じだ。

                  スペインの諺

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