「ＧＮＰ」に頼る営業は長続きしない、というお話【未来習慣
（本日のお話 1468字／読了時間1分半）
■おはようございます。紀藤です。
昨日は２件のアポイント。
ならびに夜は、お世話になっている会社の
社長、常務の方と会食でした。
また帰宅後、妻と共にはじめた、
「１日の振り返り＆明日の行動計画」
の発表会をしておりました。
暑苦しく聞こえますが、
なぜだか楽しいのが不思議です。
＊
さて、本日のお話です。
昨日、とある経営者の方（教育事業）が、
「長続きしない営業の特徴」
という話をされており、
その内容が大変興味深いものでした。
今日はそのお話を皆様にご共有させていただくと共に、
思うところをお伝えできればと思います。
タイトルは、
【「ＧＮＰ」に頼る営業は長続きしない】。
それでは、どうぞ。
■「ＧＮＰ」とはなんでしょうか？
もちろん、
”国民総生産（こくみんそうせいさん）”
（GNP：Gross National Product）
、、、のことではありません（汗）
ここでいう「ＧＮＰ」とは、
・Ｇ＝義理
・Ｎ＝人情
・Ｐ＝プレゼント
の略です。
（造語です）
■先日、教育業界で、
年間２５０回講演をし続ける、いわゆる、
”カリスマ講師”
と呼ばれる人がこんな話をしていました。
それが、
【「ＧＮＰ」に頼る営業は長続きしない】
という話。
＊
そのカリスマ講師の方はこう続けます。
「営業でも、経営でも、人間関係でも、
”長続きする良い関係”
を保ちたければ、
気をつけるべきことがあります。
それが、
・Ｇ（義理）・・・昔からの付き合いだから
・Ｎ（人情）・・・いつも頑張っているから
・Ｐ（プレゼント）・・・前、色々良くしてもらったから
に頼らない、ということ。」
「最初は、ＧＮＰで関係は保てたり、
お仕事も続くかもしれない。
でも、どんな関係であれ、
『相手に「本質的な価値」を提供しなければ、
長続きすることはない』
のです。
「ＧＮＰ」に頼る人は、
本質的な価値を提供できないことを
自分でわかっているから、ＧＮＰに頼る傾向があります。
だから、義理、人情、プレゼント、などに頼った営業は、
長続きしないのです」
、、、そんなお話でした。
■この話を聞いて、
本当にそうだよな、と思うと同時に、
「気をつけないといけないな」、
としみじみ思ったのです。
私達人間は、社会的な生き物です。
ですから、
”自分に良くしてくれる人”
”頑張っている人”
”贈り物をしてくれた人”
は、感情的に無下にできないものです。
「頑張っている人」「気が利く人」も、
いい人そうだし、素敵な雰囲気を持つから、
なかなか無下にできない。
だから、お仕事も継続的にくれている。
、、、
もちろん、それはそれで、ものすごく大切です。
人間的な魅力も一つの武器。
ですから、大切にすべきことである、と思います。
■しかしながら、もし、
”それだけ”（GNP／義理・人情・プレゼント）
に頼っていて、「本質的な価値」を
提供できていないとしたら。
仕事において、実は、
頂いた金銭・報酬に見合うサービスを
提供できてないとしたら。
それは、間違いなく、
”長く続く関係”
にはなりえない、と思うわけです。
■『７つの習慣』では、
人間関係で成功するための習慣として、
”第４の習慣 Win-Winを考える”
というものがあります。
これは、
『（私の）Win-（あなたの）Winを考えましょう』
という意味です。
すなわち、
”「自分が”得たいもの”」と「相手が”得たいもの”」を、
同時に満たさねば、長期・継続的な良好な関係は築けない”
ということです。
だから、表面的でなく、
深い意味で、WIN-WINになっていないといけない、と。
■先程の
「ＧＮＰ（義理・人情・プレゼント）に頼ってはいけない」
の話も同じなのでしょう。
「ＧＮＰ」で関係を継続して、
自分が「ＷＩＮ」であったとしても、
表面的な繋がりだけで、
本質的に相手の「ＷＩＮ」を満たしていなかったら、
やっぱり続かないのです。
だから、
【「ＧＮＰ」に頼る営業は長続きしない】
のです。
■そんな事を考えつつ、我々が、
仕事において（そしてプライベートでも同じかもしれません）
長期・継続的な関係を築きたいと思うのであれば。
『相手に価値を提供する』
『相手のＷＩＮに貢献する』
このことを、常に動き続ける、
「思考習慣」として身につけておくことが大切なのだろうな、
と感じた次第です。
与えて、与えて、与えまくってまいりましょう。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆様にとって、素晴らしい１日になりますように。
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＜本日の名言＞
お客様に対しては、いつも少しでも付加価値を与えてあげるんだ。
投資の価値はある。もし人が来なくなってしまったら、
また来てもらうには１０倍の費用がかかってしまうのだから。
ウォルト・ディズニー
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