今週の一冊『成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集』
（本日のお話 1638字／読了時間2分）
■こんにちは。紀藤です。
昨日より宮崎の祖父母の家へ。
祖父母は90歳を越えてなお健在ですが、
久しぶりに会えてよかったなと思いました。
今まで聞いたことがない祖父母の兄弟姉妹の話、
祖父が実は「宮崎華僑総会」の会長であった話、
（祖父母のルーツは中国なのです）など、
今更ながら知ることが多く、驚きました。
こういう時間も大切にしたいと、改めて思った次第です。
現在、明日からの『7つの習慣』研修の
実施立会い準備で福岡に移動しております。
＊
さて、本日のお話です。
毎週日曜日は、「今週の一冊」のコーナー。
今週の一冊は、
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『成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集』
（著：矢沢 永吉）
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です。
■この本と出会ったきっかけは、
２週間ほど前、とあるメーカーの、
人事の役員の方から勧められたのでした。
その役員の方と、
「ゆとり世代」について語っていました。
その方は、もう６０歳近くになるのですが曰く、
「若い世代が考えていることがわからない」
とのこと。
そして、その時に併せて語られていたのが、
「自分の世代なんかだと、
矢沢永吉の『成りあがり』って本なんかを見て、
”カッコイイなあ”なんて思ったんだけど、、、
最近の若い人は、この本を読んで、
どう思うんだろうね？」
、、、と語られていたのでした。
■続けざま、
「紀藤さんは、読んだことある？」
と問われましたが、
残念ながら読んだことがありません。
しかし、
”昔の成功”と”今の成功”のギャップの答えが、
なんとなく眠っているような気もして、
また、あの有名な「永ちゃん」こと、
矢沢永吉さんのことを知りたいな、とも思い、
先日購入し、読んでみた、、、
というのがきっかけでした。
■そして読んでみた感想。
これは、
「下手な自己啓発本よりを超えるバイブルである」
と断言できる一冊といえる、
ということでした。
本当に「かっこよさ」とは、
こういう生き様を言うのだろう、
そう思える著書なのでした。
「成功のイメージ」は
人それぞれ違うのでしょう。
しかし、それでも、
いつの時代も、どんな年代の人も、
『自分の”筋”を通した生き様』
というのは、
誰しもが心惹かれるものがある、
と私は思いますし、おそらく多くの人が、
そう気付かされる一冊だと思います。
■この著書は、矢沢永吉氏が、
２８歳の時に書かれた著書。
「矢沢永吉」として、
スーパースターとなり、
長者番付にも載るようになった、、、
そんな時の自伝です。
＊
詳しくはぜひ読んでいただきたいのですが、
率直な語り口の一つ一つに、
・絶対これだけは譲れないという芯を持ち続ける
・何もなくても、手に入れるために、
ハッタリでも何でもする。
・欲しいものはいくつもない。
ただ「これだけは」と思うもののために、
人生の全てを賭して挑む。
・チャンスが来たときのために、
虎視眈々と努力を続ける。己の力量を磨き続ける
、、、
そんな古今東西、
いつの時代でも言われる
「成功の原則」
が世代を越えて届けられる、
そのような感覚を覚える一冊です。
良いことを言っている、
それっぽい本はたくさんあります。
でも、綺麗事じゃない、
生々しい話のこそ、真実がある、、、
言葉の一つ一つに重みがあり
熱量に満ちていることからも、
一発一発言葉のボディブローを打ち込まれるような、
そんな本だと思いました。
■私は、矢沢永吉さんのことを、
これまで知りませんでしたが、
これを読んで、気づけば
YOUTUBEで彼の曲を聞いていました。
何もない、でも、何事か成し得たい。
そう思ったことがある人に、
エールとなる一冊だろう、
そのように思う次第です。
以下、内容紹介より引用です。
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広島から夜汽車に乗って上京した少年。
ポケットにはアルバイトで貯めた5万円しかなかったが、
胸には熱く燃える大きな固まりがあった。
「おれは音楽をやる、星になる!」。
その少年はいま、願いどおり星になった。
星の中の星、スーパースターに。
だがここにあるのは、うつろな星のささやきではない。
くやしさも、みじめさも、すべて吐きだし、
泣いている、笑っている、叫んでいる。
この一冊はそのまま矢沢永吉の歌なのだ。
引用：『成りあがり』内容「BOOK」データベースより）
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「矢沢永吉」こと「永ちゃん」が
なぜスーパースターなのか、
そして矢沢永吉さんのことを知らない方も、
圧倒的な存在とエネルギーに惹きつけられること必須です。
本当にカッコイイ、
男が惚れる男の生き様を、
感じさせてくれる一冊でした。
悩める若い世代に、特に読んでいただきたいです。
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＜今週の一冊＞
『成りあがり How to be BIG―矢沢永吉激論集』
（著：矢沢 永吉）
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