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1669号 2018年9月11日

人と心の距離を縮める「3つの言葉」

(本日のお話 2557字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件のアポイント。
ならびに週末の、

『ストレングス・ファインダー・ワークショップ(応用編)』

の企画。

夜からは、お世話になっている人事部長と共に、
神楽坂にて会食でした。


また、余談ですが、
日曜日の「白馬トレイルラン54キロ」のダメージで、
全身が筋肉痛であると共に、
ものすごくお腹が空く&眠たい日でした。
かつ、全身が熱いのです。

回復しようとすると、エネルギーと休養を欲するようです。
体はよくできているなと、実感。



さて、本日のお話です。

先週、とあるダイヤモンド社が主催する、
とある「営業セミナー」に行ってきました。

それは、米国人材教育会社代理店の1000人以上の中で、
5年間の累積業績1位という成果を出された、
青木さんという方のセミナー。



『「3つの言葉」だけで売上が伸びる質問型営業』(著:青木毅)
http://amzn.asia/d/2fVQuPJ



他、営業本で高評価の本を書かれています。

私も”営業”という職種に長らく関わってくる中で、
こういった他の方の話は、勉強になるのだろうなと参加しました。

実際、大変ためになると共に、

「この話は営業だけでなく、あらゆる職種の人に役立つ話だな」

と思いましたので、本日は皆様にその内容を、
簡単にご共有させていただければと思います。

タイトルは、


【人と心の距離を縮める「3つの言葉」】。


それでは、どうぞ。


■「営業」で成果を上げるために、
鉄則中の鉄則と言われることがあります。

それが、

『お客様に話していただく』

こと。

あらゆる営業本で言葉を変え、語られ続けています。
(ヒアリング営業、とか、カウンセリング営業、などなど)


私も経験がありますが、

”営業マンだけ、一方的に商品についてアツく語る”

ということをしてしまったが最後、
どことなく”売り込み臭”がその場に漂い
そしてお客様の心が離れていく、、、。

という瞬間を、(私の口によってそうなるのを汗)幾度も見てきました。


■しばしばマーケティングの世界で、こんな例え話が出されます。

あるホームセンターに
”7mmの穴をあけられるドリル”を買いに来たお客様がいたとする。

そのお客様は、

「”7mmのドリル”がほしいのではなく、
 ”7mmの穴”がほしいのだ」

という話。

ドリルのコーナーにいて、ドリルを手にとっているからといって、
本当に欲しいものが「ドリル」とは限らない。

言葉の奥にある、
“お客様の真の欲求”を目を凝らして見極めねばならない、
ということを示す話です。



■そして、今回私が参加させていただいた「営業セミナー」も、
全く同じ原則、「お客様を知ること」について語られていました。

平たく言うと、営業セミナーのテーマとは、


『”説得型営業”から「質問型営業」に変えましょう。
 そうすれば売上が伸びます』


というのが、セミナーの趣旨です。

実に、シンプル。

しかしながら、その鍵となる「質問」というのが、
非常にシンプルで、ゆえに、
「効果的で素晴らしいものだな」と感じたのでした。

かつ、営業だけでなく幅広い職種にて利用できて、

「相手との距離を縮める」
「相手の心を掴む」
「相手と短時間で親しくなる」

上で有効なものだと感じます。

(もちろん、社内の人間関係にも役立ちます)


■では、そのパワフルな、使える「質問」と何か。

それは、以下の3つ。


【なぜ?】

【たとえば?】

【というと?】


、、、たったこれだけ。

この”言葉”を、蛋白にならぬよう、
バリエーションを持って相手に投げかけるだけでよい、

それで、相手との距離を短時間で
グッと縮めることができる、というのです。


■実際やってみるとイメージがつくので、少しだけ想像してみてください。

例えば、「家がほしい」というお客さんが、住宅展示場にきた、としましょう。

ちょっと極端な例ですが、


お客さん:「家の購入を検討しようと思っていてね」

営業マン:「そうですか。ちなみに最近ですと、リビングが広い、こういったパターンがありまして、、、あれこれあれこれ」


という営業は、最初から、ちょっと面倒くさい雰囲気がします。
あんまり寄り添ってくれる感じがしない。

しかしながら、


お客さん:「家の購入を検討しようと思っていてね」

営業マン:「そうなのですね、何かご理由があられるのですか?(=なぜ、をきく)」


と問われると、不思議なもので「寄り添ってくれてる感」が出ますし、
”聞いてくれる親身な営業”という雰囲気が伝わります。


、、、着目したいのが、

『最初のたった一言』

である、ということ。

その入口だけで、”人は印象を判断してしまう“。
この事を、考えてみたいのです。



■おそらく、社会的な生き物である私達は、
あらゆるシーンで、信用・信頼を築く必要性に駆られます。
営業だけでなく、全ての人に、必要になることでしょう。

そんな中、相手と上手に関係を縮めることができる
【なぜ?】【たとえば?】【というと?】というような、
 

『対話の引き出し』


を一つの”型”として持っておくことは、
生きる上での一つの武器になるのだろう、
と感じたのです。



■このセミナーの講演者である青木氏は、
昔彼が出会ったアメリカ人のトップセールスに、


「営業は向き不向きではなく、『学習と訓練』である」


といわれ、衝撃を受けたそうです。

当時、照れ性だった青木氏は、一つのパターンを学び、
それを反復練習することで、

「聞き上手」
「質問上手」

と呼ばれるように、お客さんとの関係性を強化し、
そしてトップセールスとなったそう。


些細なこと、たった数文字の言葉なのに、
それを「引き出し」として持っておき、使えるようにするだけで、
人生は好転することがあるのです。


しばしば、


・人間関係で悩んだり、

・新しい人が苦手だったり

・何を話せばいいかわからなかったり

・深い話をするのが得意でなかったり

、、、

というお悩みを聞きますが、
それもきっと、一つのシンプルなやり方を
「学習」し「訓練」することでできるようになる、

私はそのように思います。


そして、そのために役に立つのが


「人と距離を縮める3つの言葉」として、


【なぜ?】

【たとえば?】

【というと?】


これです。

実際私もよくやっていますが、かなり効きます。
ぜひぜひ、試してみて下さい。

かなり使えます。

そして、もっと詳しく知りたい方は、
こちらでご確認くださいませ。(別に差金ではありません)


『「3つの言葉」だけで売上が伸びる質問型営業』(著:青木毅)
http://amzn.asia/d/2fVQuPJ



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本日も皆様にとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

われわれは、自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる。

プブリウス・シルス

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