メールマガジン バックナンバー

1809号 2019年1月30日

「大人は体の大きな赤ちゃんである」という学びのルールを知ることが、良質な学びを提供することに繋がる

(本日のお話 2240字/読了時間2分半)


■おはようございます。紀藤です。

昨日から、ダイナミックヒューマンキャピタル社の提供する、
「トレーナー養成ワークショップ」に参加しています。
http://www.d-hc.com/service/trainer_boot_camp/workshop

研修やワークショップの運営とは、非常に多くの手法があります。

”いつもやっているやり方”を磨くことも良いのですが、
色々な状況において対応ができる技を身につけることも大事だよな、
そんな事を思って参加をしていますが、なかなか良い学びになった1日目でした。

また夜からは、月に1度の「空手」の稽古。

毎回、ひりつくような空気で、体をぶつけ合っております。
こちらも、まだまだ。鍛錬してまいりたいと思います。

明日は2日目のトレーナー養成ワークショップ。
楽しみです。



また、昨日「メルマガ新タイトル」について、
読者アンケートにお答えいただいた皆様、本当にありがとうございます!

本当に良い気付きになっております。
投票結果については、また明日以降、皆様にもご共有させてくださいませ。

また、引き続きアンケートのご回答お待ちしております。
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さて、本日のお話です。

昨日の「トレーナー養成ワークショップ」に参加する中で、
これまた多くのことを感じたのでした。

今日はそのワークショップに参加をして思うことについて、
皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【「大人は体の大きな赤ちゃんである」という学びのルールを知ることが、良質な学びを提供することに繋がる】。


それでは、どうぞ。


■参加型研修。

これは昨今の、組織開発・人材開発の、大きなキーワードになっているテーマです。

「先生がひたすら講義。受講生は聞くだけ」、
そんなスタイルは、だんだん廃れてきています。
何より、面白くないのです。

かつ、その受け身のやり方では、参加者の学習効率が良くないことが証明されていますし、
結局研修をやったのに、気持ちも動かなければ、当然、記憶にも残らない。
そして、行動も変わらなければ、乱暴に言えば、

”時間とお金を投資した意味がない(つまり無駄)”

とも言えてしまうわけです。

ですから、どんな研修であれ、
”投資対効果”を考えるべきであるわけですし、
その手法が「研修」であるならば、少しでも『受講者の心と記憶に残るやり方』を工夫すること。

その結果として、

「気持ちが動く」→「知識にも残る」→「実践しやすくなる」→「結果に繋がる」

というサイクルを動かそうとすること。

このことを片時も忘れないことが、
大変重要な「研修のポイント」なのだ、そう思うのです。

(人材開発に関わる方にとっては、釈迦に説法の話かもしれませんが)


■では『受講者の心と記憶に残るやり方』を工夫する上で、
どのような技術や心構えが必要なのでしょうか。

そのためには、もちろん色々な方法があるのですが、
その1つが、今回のタイトルである、


【「大人は体の大きな赤ちゃんである」という学びのルール】


を忘れないこと。

このことを先日のダイナミクスヒューマンキャピタルの
「トレーナー養成ワークショップ」にて改めて学んだのでした。



ちなみに、この「大人は体の大きな赤ちゃんである」という言葉、どういう意味か。

言葉通り紐解いてみると、
「赤ちゃん」は『経験から学ぶ』ことをします。

色んなモノを口に入れて、色んなものを試してみる。
自分の五感を使い、脳で感じ、上手く行った、上手く行かなかったのかを知る。

試行錯誤しながら、”上手くやるルール(自分の中の理論)”のようなものを、
自分の中で少しずつ構築をしていく。そしてその技術を習得していく。

、、、

そしてこのことは、赤ちゃんだけでなく、

「大人になっても同じ」

なのです。

確かに、賢くなって、言葉も理解する。
「理論」でも理解はできる。

でも、結局、「本当に腹落ち」をさせるには、
”自分の経験というフィルタを通す”ことをしないと、わかることはない。

そのワークショップの場で「経験すること」が一つ。

そしてもう一つは、過去の自分の「経験」を振り返ってみて、

「あの時のあの経験は、この”理論”に照らし合わせるとこういうことだったのか!」

という”アハ体験”を意図的に作り出していくこと。

そのことを、これでもかというくらい重要視することが、
「大人の学び」にとって重要になるのです。


■言われてみたら、当たり前のことかもしれません。

でも、結構こういうこと、多いのです。

・偉い先生が言った「◯◯理論」を紹介するだけ
・自分はこういう経験をしたものだ、と語るのみ
・一方的に”考え方”だけ伝えて終了

というようなパターン、まだまだあるのです。

なぜ、そうなるかと言えば、
実は、その方が”講師側”の時間もコントロールしやすいし、
受講者との”予測できないやり取り”もしなくて済むので、ある意味楽だから。

これも1つの理由なのでしょう。

でも、それでは本当に”深い学び”を提供することはできない。


「大人は体の大きな赤ちゃん」
(=しかも、賢いから更にめんどうくさい)

なのです。

■しかし、その事実をわかりつつ、
それでも、相手の目線に立って、相手の経験を想像し、
そして対話をしながら考えさせ、促していく。促そうとする。

それは、正直なところ、

・大変なことかもしれないし、
・どんな質問が来ても大丈夫と思える「力量」も必要だし
・相手のことを受け止めよう、誠実に応えようとする「誠実さ」も必要、

となる、1つのチャレンジになるのでしょう。

でも、だからこそ、この「教える」という行為は、
AIでは真似ができない、深いものになると思いますし、
真摯に向き合う価値があることではないか、、、

そんなことを感じたのでした。

色々書いてしまいましたが、結局、「教育」とは、
「生き方のスタンス」なのでしょう。

そこに技術、力量、経験を加え続けて、形にする。
それが教育者のあるべき姿なのかもしれない、そう思います。

と、同時に自分も最大の価値を提供できる、そんな人物になろう、
そう心新たにした1日でした。


本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

皆様にとって、本日も素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

本当に大事なことで、
格好つけたままやれることは1つもない。

ノーマン・メイラー
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