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1847号 2019年3月10日

目標達成のための「見切り発車力」を鍛えること

(本日のお話 2593字/読了時間3分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日金曜日は、新入社員研修フォローの立ち会い、
ならびに研修企画の打ち合わせアポイント1件、
そして社内打ち合わせでした。

また夜からは、「異業種交流会~経済環境分析を試みる~」の開催でした。
約18名の方に参加いただき、満員御礼。

アンケート結果も、
「友人、同僚に勧めたいと思いますか?」という
本質的な質問についても、平均4.92点/5点満点中、という高評価でした。
以下感想です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・経済学部に居ながら、GDPをこういう風に考えたことは無かったのでとても新鮮で、
 且つ、講師の方のご説明がとても参考になり、3時間があっという間でした。
 ありがとうございました!

・2回目の参加ですが、忘れていることも多く、
 また新しい情報のアップデートもあり、3時間があっという間でした。
 ありがとうございました。

・経済の素人でしたが、非常に丁寧に分かりやすく理解する事ができました。
 3時間があっという間でした!

・三時間。難しいテーマでしたが経済についての楽しさが感じられた時間でした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

などなど。

改めて、(私ではなく)講師である、
小宮コンサルタンツのシニアコンサルタント藤本正雄さんの力量に感服。
私も大変勉強になりました。

このシリーズは大切なことではあるものの、
一人で手をつけられない領域でもあるので、
また藤本さんとともに、開催をしたいな、と思います。

ご案内は、また改めて!



さて、本日の話です。

本日、「目標達成ワークショップ」の第一回目の開催で、
”目標達成”について参加者の皆様と語り合いました。

その中で改めて、目標達成のために一番大切な事とは、
結局「コレ」じゃないかな、と思うことがありました。


本日は、目標達成のために必要な力について、
皆様に思うところご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【目標達成のための「見切り発車力」を鍛えること】


それでは、どうぞ。


■「目標達成ワークショップ」の中で出た話で、
印象に残った話がありました。

それが、

「自分の目標に向かっているとしても、
 普段と同じ行動が続くと、慣れて、ワクワクしなくなってくる」

と言う話。

「目標」というと、それこそ色々な意味が包含されており、
 大きい目標もあれば、やらされる目標もありますので、一概に語れませんが、
ここでは「自分のミッション・ビジョンに繋がる、自分のための目標」を意味します。


■ちなみに、世界中のエンゲージメント調査をしているギャラップ社によると

『人は絶えず達成感を感じていたい生き物である』

といい、日々の達成感を感じることが、
「働きがい」「やりがい」につながると、
ギャラップの創業者ドン・クリフトン氏の著書『強みを生かせ!』に書かれています。

達成感というのは、何か目標打ち立てなければ、
強く、深い感覚を味わうことはできないわけで、
ゆえに、「目標達成」は、日々のやりがい、ワクワク感につながっている、
大切な要素ではなかろうか、そのように思ったのです。


■もちろん、人により達成感へのこだわりの多寡はあるでしょう。

しかし、
同じことを淡々と繰り返すよりも、
新しいことにチャレンジをしていくときの方が、

”自分の未知の領域、可能性に挑戦している”

という意味では、ドキドキ、ワクワク感というものを、
感じやすいものだと思います。

、、、しかしながら、新しいチャレンジは同時に、「不安」が伴うものです。

ですから、完璧を求め、失敗しないようにしよう、と思うと
どんどん足が重くなり、入念になってきます。

もうちょっと準備してから、、、
もう少し状況が整ってから、、、
もう少し力量を高めてから、、、

そうやって、計画に計画を重ね、準備を重ねるという名目で、
気づけば、何ヶ月も「先送り」になっているということが、
往々にしてあると思うのです。


■しかし逆説的なのですが、
「力量」と言うものは、

”実際に自分がやって、現場にもまれて、
 経験しなければ身に付く事はない”

ものです。

いくら準備をしようと、計画に計画を重ねようと、
「実践」を経なければ、力が伸びる事は無く、加えて、
「やってみないと結局わからない」ということも多々あります。

目標を掲げる事は前提条件として、
”向こう側(自分の成りたい姿)”に杭を打ち立てることになりますので、
じゃあそのために何をすればいいか、というのは、正直わかるはずものあい。

何をするかは、
未知の世界へのチャレンジになるわけですから、

『思いついた事はとにかくやってやってやりまくる』

と言う手数を出すこと、経験を作り続ける仕組みが、
急角度で成長するためには、重要になってくると思うわけです。

そして、そのためには
「自分の力が整ってから」などと悠長なことを言わず、

『思いついた事はとにかくやってやってやりまくる』

とし、そして、
「失敗して当然、何回か繰り返してできるようになればいい」
くらいの気概を持ち行動することが必要ではなかろうか、
そのように思ったわけです。


■私自身の経験でも、
昨日の「異業種交流会」も、
今日の「目標達成ワークショップ」も、
基本思いつきで、2週間ほど前に開催を決め、案内をしたりします。

正直、日中はだいたい埋まっているので、
プログラム作成も週末、夜となり、時間はありません。

「これがうまくいくだろうか」
「準備が整っていない」
「準備する時間がない」

不安を感じる隙を与えると、案内はできなくなるのです。

だから、

『思いついた時に、その思いついた勢いのまま案内をする』

ということを自分の習慣として課していますし、
しかし、なんだかんだ言って、期日が迫ってきたら、
否応なく周りの状況がどうであれ、準備をして、価値を提供せざるをえなくなることも、
どこかでわかっているわけです。

私はビビりなので、流石に自分が案内したワークショップに、
徒手空拳で臨めるほど強くはありませんし、
私と同様に、後は野となれ山となれと、
何もせずに突っ込む人もいないでしょう。

案内さえすれば、踏み出しさえすれば、
なんだかんだで、結局形になって、実行されるのです。


■そして、この

『見切り発車的アクション』

をひたすら繰り返し続けていくことで
自分の経験と、体験と、実績が積まれていくことになり、
自分の力量が高まることにつながっていきます。


そしてそれが結果的に、
自分が掲げた「目標」に、最短距離で近づく近道に成り得るのだろう、
そんなことを思います。


と、いうことで、

【目標達成のための「見切り発車力」を鍛えること】

を心がけてみてはいかがでしょうか、
そんなことを思った次第です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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<本日の名言>

心配ならば私達は行動を起こすべきであって、
憂鬱になるべきではない。

カレン・ホーナイ
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