メールマガジン バックナンバー

2707号 2021年7月20日

チームの力を考える(1) ~チームとグループの違いとは?~

(本日のお話 1554字/読了時間1分半)


■おはようございます。紀藤です。

先日、大学院にて
4~7月の3ヶ月ちょっとの
プロジェクトが終わりました。

その中で「チームで働く」ことについて
多くの学びがありましたので、

その今日から複数回に亘って
「チーム」についての学びと気付きを、
皆さまにご共有させていただければと思います。

それでは早速参りましょう!


タイトルは、


【チームの力を考えよう(1) ~チームとグループの違いとは?~】


それでは、どうぞ。



■「チームで働く」ことは、

1人では成し得なかったことができる
非常にパワフルな取り組みです。

1+1=2ではなく、
1+1>3、10、100となる

そんなパワフルな力が
「チームの力」である。



私自身、
研修プログラムを考える時に、

1人ではなく複数人で
一緒に考えたときに広がる視点やアイデアに、

「1人でできることって
 たかだか知れているなあ」
 
と感じます。



■さて、
とはいうものの、

「チームを機能させる」

という視点で考えた時、

いくつかの定義や言葉があり、
ごちゃっとしています。




例えば、


”Q、「チーム」と「グループ」の違いはなにか?”


と問われたとしたら、
皆さまであればなんと答えますでしょうか?


、、、



■一つの答えとして、
こんな風に定義がされています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

◯グループ(集団)とは

「特定の目的を達成するために集まった
 互いに影響を与え合い依存し合う複数の人々」
 
 
◯チームとは

「協調を通じてプラスの相乗効果(シナジー)を生む。
 個々人の努力は、個々の投入量の総和よりも
 高い業績水準をもたらす」
  
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


とのこと。

つまり、より細分化して
説明するとこんな風になります。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<グループとチームの比較>

◯目標について
グループ= メンバーの貢献の総和
チーム= 集団的な業績


◯シナジー
グループ= 中立的(ときに否定的)
チーム= 積極的


◯説明責任
グループ= 個人
チーム= 個人で共同的


◯スキル
グループ= ランダムでさまざま
チーム= 補完的

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(※スティーブン・P・ロビンス(2009)
『組織行動のマネジメント』ダイヤモンド社 より)


、、、とのこと。



■つまり、

「グループ」は、

・”特定の目的”があり、

・”お互いに影響を与え合う”ものの、

・”個人の貢献の総和がグループの成果であり
  情報共有のためのつながり”
 
が特徴であると言えそうです。
 
 
一方、

「チーム」は、

・”集団的な業績”が求められ、

・”影響を与え合う度合いがグループより高く、
  相乗効果を生み出し”、

・”お互いに補完しながら、
  個人の貢献の総和よりも、グループの成果が高まる”
  
のが特徴である、

と言えるようです。



■そして、基本的に
マネジメントに求められるのは、


”「チームとして1+1が3以上になる」ように
  以下にチーム働きかけていくか”

  
がポイントになるのでしょう。


もちろん、仕事の特性上、

「グループ」的な色合いが
濃くなるものもあれば、
(外資系の営業チームなど)

「チーム」として協働する必要が
高くなるものもあるのかと思います。
(イベントの企画チームなど)


あるいは、評価制度や
組織の構造上、それが難しいことも
あるでしょう。

ゆえに、

グループが悪い、とか
チームが良い、

と一概に言えるものではありません。



■ただし、いずれにせよ、
集団の成果を最大化するための、


「チームを作る」
(=チームビルディング)


ためのヒントを
持っておくことは,


てんでばらばらなチーム
 ↓
補い合い成果を高めるチーム


を作る上で役に立つ
武器になり得るのだろう、


、、、と思います。



■まだまだチームは奥深そうです。

次回は「チームを機能させる」ための、

「チームワーク」と
「チームビルディング」という言葉の定義

を考えつつ、チームの力を
考えてみたいと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

人生は一人じゃない。
二人三脚ではしらねばならんこともある。

手塚治虫(漫画家/1928-1989)

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