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1618号 2018年7月23日

今週の一冊 『「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY』

(本日のお話 1453字/読了時間1分半)


■こんにちは。紀藤です。

昨日、土曜日は会社のホームページ作成、
またはメルマガの会員増加のための、
プロモーションの企画などを終日行っておりました。

新しいことをやろうとするときは、
上手くいくのだろうか、という不安もありますが、
だからこそ、アイデアも広がるのかな、と思います。

まずは手数を大切に、
色々なアクションを進めてまいりたいと思います。



さて、本日のお話です。

毎週日曜日は、オススメの一冊をご紹介する、
「今週の一冊」のコーナーです。

今週の一冊は、

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『「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY』
(著:エリザベス・ダン/マイケル・ノートン)


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です。


■「幸せはお金では買えない」、
と言われることがあります。

例えば、

・大切な人との時間
・昔食べたお母さんの手料理の味
・家族のあたたかさ
・初恋の思い出

、、、

確かに、
”大切なものは、お金を越えたところにある”
そんな感覚、誰もが持っているのかもしれません。


■そんな中、この著者の2人、

ハーバード大学ビジネススクールの
マイケル・ノートン博士、そして

ブリティッシュコロンビア大学の心理学者
エリザベス・ダン博士が、

『幸せをお金で買う方法』

として、そのアイデアを伝えているのが、
この本で書かれている内容です。



■この本では、たくさんの実験を通じて、

”「何に」「どのように」お金を使うと、幸福度が上がるのか?”

を色々なパターンで調べます。

ですから、精神論とか、
感情論とか、著者の一方的な主張ではなく、

「我々が、心理学的に
 ハッピーになるお金の使い方」

を提示しているところが、
非常に興味深く、学びになるのです。



おそらく、私達の多くにとって、
生きる目的の一つが、

「幸福になること」

であることは、真実の一つでしょう。

そして、また多くの人にとって
お金というのは”限られたリソース”になります。


その中で、できれば、

・より自分の人生にインパクトを与える
 お金の使い方をしたい

というのは、私達も気になるところでは
ないでしょうか。


■ちなみに、項目としては、
どんな内容か、というと平たくいうと、
こんな法則が語られます。


原則1 経験を買う

原則2 ご褒美にする

原則3 時間を買う

原則4 先に支払ってあとで消費する

原則5 他人に投資する


これが、「幸せ」になるお金の使い方の、
大項目である、とのこと。


例えば、「原則1,経験を買う」という話も、

・いい家を買ったという体験
・家族で行った旅行の思い出

のほうが、長期的に見ると、
人生に「幸福度」をもたらす、といいます。


モノは一度手にすると、それが当たり前になり、
そこから幸福度は感じませんが、

小さい頃、みんなで行った海の思い出、
というのは、思い出す度に、なんだかあったかい、
懐かしい気持ちになったりする、、、

そんな体験、皆様にもあるのではないでしょうか。

要は、そんな人とお金の「心理学」を
解き明かしてくれる本です。


■本の内容については、
TEDというプレゼンテーションイベントで、
紹介されていますので、ご興味がある方は、
ぜひこちらも併せてご覧になってみてください。


マイケル・ノートン『幸せを買う方法』
https://www.ted.com/talks/michael_norton_how_to_buy_happiness?language=ja


幸せを感じられるお金の使い方、
学んで、自分のものにしていきたいものですね。



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『「幸せをお金で買う」5つの授業 ―HAPPY MONEY』
(著:エリザベス・ダン/マイケル・ノートン)



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