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1955号 2019年6月28日

勉強、運動、ダイエット…「やろうと思うけどなかなかできないこと」を実行するには、◯◯を介在させること

(本日のお話 2343字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件の個別コンサルティング。
ならびに、1件のアポイント。

夕方からは、怪我をしたトライアスロン仲間のお見舞いへ。
夜は、英語塾への参加でした。



さて早速ですが、本日の話です。

トライアスロンが終わった直後ながら、
2週間後に今年最大の山場「177キロマラソン」の参加が待ち構えております。

昨日そのレースに一緒に参加する友人とメッセンジャーで何気ないやり取りをしたのですが、
その中で、”「やろうと思うけどなかなかできないこと」を実行する方法”について、思うところがありました。

本日はそのお話について皆様に共有できればと思います。


タイトルは、


【勉強、運動、ダイエット…「やろうと思うけどなかなかできないこと」を実行するには、◯◯を介在させること】


それでは、どうぞ。



■昨日の話。

7月14日開催の「第4回みちのく津軽みちのくジャーニーラン177キロ」に一緒にエントリーした友人と、
以下のようなやりとりをしました。
(Facebookのメッセンジャーにて)


「177キロに向けて、どこかで一緒に練習しませんか?」

「それナイス。1人だと走れない」

「じゃあ、明日と、土曜日の朝にて」


そんな風に、「練習をし合うことをコミット」したのでした。


■私も、そして100キロマラソンの仲間も、このような

”誰かとコミットする”
”人を巻き込む”

ことを、結構な頻度で行います。

というのも、100キロ走る仲間たちに共通してある考えが

「基本、”意志の力”など存在しない」

という考えなのです。
この話を、よく仲間内でもします。


■おそらく、このメルマガを読んで頂いている皆さまも、
勉強、読書、運動、人間関係づくりなど、
大切にされている方が多いのではなかろうか、と思います。

一方、大切にしているけれども、
「できているか」というと、「・・・」となる方も、
きっと一定数いらっしゃるはず。



世界3000万部、日本230万部のベストセラーのビジネス書『7つの習慣』では、
”第3の習慣 最優先事項を優先する”において、
「自分の未来を豊かにするための時間の使い方」とは、

【緊急ではないが重要なこと】

に時間を投資することにある、といいました。

この活動は「第二領域」と呼ばれており、
”勉強、運動、健康管理、計画、仕組み作り、人間関係づくり”
などの行動が当てはまります。

確かに「自分に投資する活動」として、

知性を鍛えるとか
肉体を鍛えるとか
人間関係を豊かにするとか
精神面を磨く、

など、いずれかの行動をし続ければ、
自分の未来もより良く、明るくなるであろうことは、
想像に難くないでしょう。

だから、

「確かに、その通りだ。もっと本を読もう」
(英語の勉強をしよう、運動をしよう、など)

そのように”頭の中”では思うのです。


■しかし、です。

本当にそれらの行動ができているかと言えば、別の話。

本を読んだり、運動したり、英語の勉強したり…
これらを継続的にできている人は、極端にいえば、
100人中、数人レベルかとすら思うのです。


「やったほうがいいと思っている事」と、
「実際できること」の間には、大いなる乖離があるのです。

人間と言うものは、基本、楽をしたい生き物であり、サボりたい生き物であり、
”水は低きに流れ、人は易きに流れる”のです。

だから、いくら良い話を聞いて、
”「緊急ではないが重要なこと(第二領域)」をしよう”、
などと思ったとしても、なかなかできないものであり

「やりたいけどなかなかできないこと」が先延ばしになり続けるのは、

”「内部統制力」(=意志の力)を過大評価するから”

ということに帰結すると思うわけです。

、、、ゆえに

”思っただけではできない”、
”意志の力など皆無に等しい”

私を含む一般的な人々は、
この事実に改めて向き合うことが必要ではなかろうか、
と思ったのでした。


■では、どうすればよいのでしょうか。

どうすれば、「やろうと思うけどなかなかできないこと」を、
実行することができるのでしょうか?

そのヒントが、冒頭の、
”私と友人のやり取り”にあります。

実にシンプル。

『他者を介在させる』

こと。

それだけです。

すなわち、”自分以外の他者と約束をすること”によって、
自分自身を、意志と関係なく(ここポイント)、律するようにするのです。


■自分だけで決めたことだったら、
その約束を反故にしても、わかりません。

言い訳をして、自分で納得させればいいだけです。
そして人は、この「言い訳」が実に得意です。

今日は体調が悪い
ちょっと体が重い
天気がすぐれない
ちょっと仕事が忙しい
妻/夫の機嫌が悪い

、、、なんとも多くのバリエーションを創り出すのです。


しかし、一旦「他者を介在」させると話は別。
「やっぱりやめた」と言いづらくなります。

「誰かとの約束」を破ると信頼を損ねる形になります。
社会的な生き物である私達は、そのような「気分によるドタキャン」は
一人より格段にしづらくなるのです。

ゆえに、

『他者を介在させる』

ことによる心理作用を利用し、
「やりたいと思うけどできないこと」あるいは、
「やるべきと思うけどできないこと」にコミットするのです。


■実際に私がこれまでチャレンジした事、
(=100キロマラソン、トライアスロン、メルマガ継続など大変とよく言われること)

もすべて、

『他者を介在させる』

ことによって、なんとか実行できております。



「内部環境を整える」ことは脆弱です。

「自己管理力」「意志の力」に頼っても、
すぐに言い訳が思いつき、できなくなります。
”人は易きに流れる”のです。

ゆえに、「やりたいと思っている」ことは、
そのままでは先延ばしになるだけ。


対して、「外部環境を整えること」は強力です。

その一つとして、『他者を介在させる』こと。
これは、強い武器になりえます。

だからこそ、何かをするときは”巻き込むこと”です。
これが、非常に使える武器になるのです。


…ということで、


【勉強、運動、ダイエット…「やろうと思うけどなかなかできないこと」を実行するには、『他者』を介在させること】

というお話でした。

もう一つ、強力な「実行させるための因子」があるのですが、
それについては、また明日に続けたいと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

幸福になる大きな秘訣は、
外界の事物を自分に適応させようともがくよりも、
自分を外界の事物に適応させることである。

ジョン・スチュワート・ミル(イギリスの経済学者 1806-1873)
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