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2109号 2019年11月29日

「日英協会アニュアルディナー」に参加して思う、未知との世界との交わりが人生にもたらす価値

(本日のお話 2353字/読了時間2分半)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は、2件のアポイント。
ならびに営業研修『ヘルピング・クライアンツ・サクシード』の研修立ち会い。

夜は、お世話になっている礼法の先生からお誘いいただいた、
「日英協会アニュアルディナー」なるものに、
妻と共に参加してまいりました。



さて、本日のお話です。

昨日、ふとしたご縁で、
「日英協会アニュアルディナー」なる、
格式高そうな会に参加をしたのですが、

普段行かないようなそんな場に参加して、
思うことがありました。

本日はそのお話について、
皆様にご共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【「日英協会アニュアルディナー」に参加して思う、未知との世界との交わりが人生にもたらす価値】


それでは、どうぞ。


■私事ですが、半年ほど前に、

「起業したんだし、会食も増えてきたから
 礼儀やマナーを学んでみよう!」

とふと思い立ったのでした。

思い立ったが吉日ということで、

『ストアカ』
(=学びたい人と教えたい人をつなぐマッチングサイト)

なるもので検索をし、
そこでネットによりご縁を紡いだ
さかいしのぶ先生(小笠原流、実践礼法の講師)に、

妻とともに半年間「礼法」を、
合計10回ほどにわたって学んできました。


■そこでは、

・座敷での動き方や、
・玄関の上がり方、
・お土産のわたし方
・和食のときの箸の持ち方、お椀の開け方、

などなど

「礼儀・作法においての王道」を理解する、
貴重な時間を頂いたのでした。


「礼法」が身に付いているかどうかは置いておいて、
(まぁ、自分のものにするためには練習が必要なので、、、)

自分の行動が正しいかどうか、
基準を身につけることは、
1つの大切な学びになりました。


■そして、そんな「礼法」にてお世話になった、
さかいしのぶ先生より、先日、


「日英協会のアニュアルディナーという
 お食事会があるのですが、
 礼法の実践としてお越しになられませんか?」


とお声掛けいただき、

基本姿勢、

『ハイかイエスか喜んで!』

を合言葉に、参加させていただくことになったのでした。


■「日英協会アニュアルディナー」。

どんな会合なのか、
私もよく分かっていなかったのですが、
とにかく、何だかお上品な香りがすることは確か。

どうやら、

1908年に始まった日英協会の親睦を深めるための
フォーマルなディナーパーティーと言うことで、

女性は着物やドレスを着て、
男性はタキシードを着て参加。

ゲストには、
日本の皇室の方や、
イギリスの王室の方、
また、経済界の重鎮の方など、
実に様々な人が参加する、とのことでした。


実際の昨日のディナーの場は、

そして、1時間強のお食事の後、
ゲストの方からのブレイクジットに関するイギリスの見方や、
今後の経済の行く末など語られるなど、

興味がある人にとっては、
大変興味深い話であり、
ない方にとっては、何だかわからない話ですが、

一つ言えることは、
「格式高いフォーマルなディナー空間」
を体感した3時間なのでした。


■そして振り返って思うこと。

それは「ご飯美味しかったなあ」ではなく、


『普段行かない場所に足を運ぶことは、
 自分の感性に刺激を与える上でも、大事だよな』


と思ったわけです。


と言うのも、我々はともすれば、

「自分の”居心地の良い場所”、あるいは、
 ”いつもの場所”に、留まってしまいがち」

だから。


■例えば、私の場合、
教育業界に軸足をおいているため、
基本、「いい人」が多いです。

人の成長や、人の心に興味がある人たちが多いため、
共感力が高かったり、
相手のことを慮ることができたり、
ある意味、非常に快適。


でも、全然違う場もあったりする。

例えば、

『アイドルのコンサート』に行けば、
そこは「人の心」よりも、
違う力学や優先順位が働いているだろうし、

『日英協会アニュアルディナー』に行けば、
そこ「人の心」よりも、
着ているドレス、マナーなど、
見える部分により重きが置かれるし、

『金融商品の勉強会』にいけば、
そこは「人の心」よりも、
いかに儲かるか、儲かっているか、
に視点があつまるのでしょう。


どれが悪いなどではなく、
ただ、そういった「場」が色々あるということだけ。



■もちろん、貴重な自分の時間ですから、
どこの「場」を選ぶかは、
自分の価値観と感性が決めることです。


しかし、言えることは、

「未知の世界に可能性やチャンスが転がっている」

ということです。


未知の世界には、未知がゆえに、

何かすれば確実にこうなる、
という確実性がある話でも、
行った瞬間、人生が劇的に変わるという、
即効性がある話ではありません。

昨日のディナーパーティーも、
「目からウロコの大発見だった!」と言うことも、
まあ、ありませんが、それでよいのです。

ただ、です。

こういったことを繰り返している中で、
ある時、ふと突然に、


【自分の人生を大きく変える「知識・人・チャンスとの出会い」】


が不意に訪れたりするわけです。

これは、
自分でコントロールができることではなく、
偶然起こること。

ただ、言えるのは、
ウロウロし続けることにより、
その偶然と出会う確率が高くなる、ということです。

そして、それに出会った瞬間、

「人生の航路が変わる」

という感覚を持つこと、
やっぱりあったりするのです。
(厳密には振り返って気づくものですが)

■私も、おそらく何百回と、
見知らぬ会合を含めてウロウロしていますが、
振り返ってみると、


3割位はヒットし、良いつながりが生まれます。

ただ、多くは思い出せないような凡打。
あるいはすぐに忘れてしまう知識や出会いです。

しかし、2~3%は、
人生を変えたホームラン的出会い、

であった感覚があります。

多分、これからもそれくらいの、
比率になるのではないでしょうか。


どちらにして足を運び世界を広げ、
ウロウロしながら面白い物を見つけていくこと。
それが、

【「日英協会アニュアルディナー」に参加して思った、
 未知との世界との交わりが人生にもたらす価値】

であり、大切なことだよな、と改めて思った次第。


皆様は未知のチャンスをつくる活動、
どれくらい意識されていますか?

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<本日の名言>
たまには踏みならされた道からはずれて、
森の中に踏み込んでみるといいでしょう。
そうすれば、今まで見たこともないものが
発見できるに違いありません。

グラハム・ベル(スコットランドの発明家/1847-1922)
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