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2680号 2021年6月23日

「信頼」を紐解こう!(中編)~信頼の3つのタイプ~

(本日のお話 1869字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は4件のアポイント。
また夜からは大学院の打ち合わせなど。



さて、本日のお話です。

昨日より「信頼」をテーマに
皆さまにお話を届けさせて
いただいております。

昨日は、こんなお話でした。

【「信頼」を紐解こう!(前編)
 ~研究によりわかった!信頼を形づくる5つの要因~】
https://1lejend.com/b/detail/HSfoIRnMfw/3885326/

今日も続けたいと思います。

それでは早速まいりましょう!


タイトルは、



【「信頼」を紐解こう!(中編)~信頼の3つのタイプ~】



それでは、どうぞ!



■「信頼」と一言に言っても、

”様々なタイプ”があることが
わかっています。


特に組織における「信頼関係」には

権力やランク、
あるいは報酬や罰を含めて、

「信頼」を取り巻く
様々な要因があるものです。



■例えば、
組織においてある部下が、

「部長、信頼してます!」

と語ったとします。

実際に部下は上司を
信頼していたとしても、


その信頼の深さや、
想起する意味は
人によってバラバラであるわけです。


例えば、

・業績を出しているうちは
 全力で味方になってくれるけど、
 
 そうでなくなったら
 急に冷たくなりそうな怖さがある「信頼」、

と感じる人もいれば

 
・プライベートも含めて、
 上司とは20年来の付き合いであり、
 
 どんな事を考えているかも
 手にとるようにわかる「信頼」、
  
と感じる人もいるのでしょう。


すなわち、「信頼」にも色々ある、
と言えそうです。



■さて、そんな中、

「信頼には3つタイプ」

と言われており、

それが以下のように分類されるそうです。


(ここから)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

<信頼の3つのタイプ>


1)『抑止に基づく信頼』

相手を裏切ったときの報復に対する
”おそれ”に基づく信頼。

「罰を与える事が可能」
「結果が明確である」
「信頼が裏切られた時に躊躇なく罰を与える」

という条件下で成り立つ。

最も壊れやすいタイプの信頼。



、、、まるで
映画のマフィアのようですが、

ちなみに、2人の人間が
ゼロから信頼関係を築くときは、

大半はこの「抑止に基づいた関係」から
始まると言われてます。




2)『よく知ることに基づく信頼』

これまでの相手とのやり取りから
相手がどのような行動をとるかを
”予測できること(予測可能性)”に基づいた信頼。

組織における大半は、このタイプの信頼。
相手への”情報”に依存している。


たとえ、相手が信頼を裏切っても、
「なぜそうしたのか?」が説明でき
理解できると思えたら、関係を継続できる。

しかし、理解できない(予測可能性)が壊れると、
信頼関係は壊れて、取り返しがつかなくなることも…

いずれにせよ、
「相手の事を知る」事が大事なのですね。



3)『同一化に基づく信頼』

当事者間に”感情的なつながり”がある信頼。
一方が他方の代理を務める事が可能になる。

「お互いの意図を理解し」
「相手の欲求や希望を認識する」

ことで信頼関係が成り立つ。

代表例は、”長い間幸せな結婚生活を送ってきた夫婦”。


組織においては、長い間一緒に働くことで
お互いのすべてを理解できるようになると
このタイプの信頼になることも。


※参考:スティーブン・P・ロビンス『組織行動のマネジメント』(2009)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ここまで)


以上が、「信頼の3つのタイプ」です。


シンプルにまとめると、
以下のように”信頼関係”は育っていき
壊れづらくなっていくようです。


1)『抑止に基づく信頼』・・・”おそれ”に基づく
 ↓
2)『よく知ることに基づく信頼』・・・”情報”に基づく
 ↓
3)『同一化に基づく信頼』・・・”感情”に基づく



■いかがでしょうか。

またこれを見て、自分のことを
振り返って考えてみると、
色々と考えさせられるようにも思います。


例えば、

「自分とメンバーの関係は、
 ”信頼の3つのタイプ”のどれだろうか?」
 
と考えた時に、

もしかすると、

お互いの事も知らず、
知る機会もなく、

「約束が果たされなかったときの
 罰をおそれて相手が動いている」
(評価が下がるかも…等)
 
ということも、
あるのかもしれません。


特によく言われるように
今の時代のようにリモートワークが主流で

お互いのことを知る機会が少なくなると
ますますその傾向は増えているのかも。



■こういった視点でみると、

”相手のことをより知る(情報)”
 ↓
”お互いの内面、深い部分を語り合う
(情報&感情)”
 ↓
”共通の体験を重ねる(感情)”

ことが、信頼関係を育てる上で
大事なことなのだろうな、

と思います。



ということで、本日は、

【「信頼」を紐解こう!(中編)~信頼の3つのタイプ~】

をテーマにお届けいたしました。



■明日は、後編として、

「信頼の築き方」

についてお伝えできればと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

少なくとも強い友情というのは
ある不信と抵抗から始まるのが自然らしい

アラン(フランスの哲学者/1868-1951)

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