「自分のべしゃり」を文字起こしすると、しくじりパターンが見えてくる
(本日のお話 1258字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。
昨日月曜日は3件のアポイント。
ならびに夜はコーチング(受ける方)でした。
*
さて、本日のお話です。
今日のお話は、
「自分を客観的に見つめることの効力」について、
学びと気づきを、皆さまにご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【「自分のべしゃり」を文字起こしすると、しくじりパターンが見えてくる】
それでは、どうぞ。
■さて、私事ですが、現在、
「コーチングの国際資格」
を申請するため、
”とある作業”に時間をつかっております。
■ちなみに、”とある作業”とは、
「30分間 自分のコーチングを録音」し、
1,自分のコーチングの音声を聴く
2,内容を全部書き起こして、
良かったところ、出来ていないところを見る
ということです。
これを、私のコーチの先生とともに行っております。
■まあ、この作業、
なんともこそばゆいこと、こそばゆいこと。
やったことがある方は、
よ-くおわかりかと思いますが、
「自分の喋っている映像や音声」
というのは、何だかこそばゆく、
キモチ悪い感じがするものです。
■でも、気づきも多いのです。
私も改めて「録音」&「書き起こし」を見て、
1つ1つ添削していくと、
・私:クライアント = 2:8の割合で話をしているつもりが、
実際は、5:5 になっていた。
・「なんかちょっと、~っていう感じですかね」という
曖昧な表現がやや多め。
・沈黙の時間を意図的にとっているつもりが、
ほぼ、間がない。
、、、他
多すぎて書きませんが、
色々見えてきました。
しかし、それこそが、
「周りから見えている自分の姿」
です。
■しばしば耳にする話で、
こんなお話があります。
「メンバーに質問をして、
話を引き出すことを意識しているんです」
と本人は言っているけれど、
実際周りから見ると、
いつもその人ばっかり話をしている、
という「”つもり”でしくじり系」のお話。
■でもこれ、笑い事ではなくて、
自分も当てはまるのでしょう。
本人は、思い切り、
「相手のことを聞いているつもり」。
でも実際は違う。
あるいは、
「自分はしっかり伝えているつもり」
「わかりやすく言い切っているつもり」
でも、そうは見えていない。
■そして、なぜその「つもり」を打破出来ないかというと、
その1つの理由に、
『自分の姿を客観的に見ていない』
(=物理的に、映像や音声で自分をみていない)
ことにある。
実際に自分で自分を物理的にみていないと、
いくら他人に言われても、
「いや、そんなつもりないんだけどな、、、」
の水掛け論で、おしまい。
バンっと、目の前に、
自分の姿と、声と、
喋った内容の書き起こしを突きつけると、
逃げることができません。
だから、イイのです。
■他人からのフィードバックは効果的です。
でも、ただフィードバックがあるだけでなく、
『自分の姿を見て、自分でも確かにそうだ、、、と思える』
ことに勝るものはありません。
その上で、
「他者から、私はこう感じた」が重なり合い、
深い気付きが生まれ、
これまでとは違うやり方へと、
新たなる挑戦歩みが始まるのでしょう。
■ということで、
ぜひもしご自身のコミュニケーション手法含め、
より向上させていきたい方は、
「映像をとる」
「録音する」
「書き起こしをしてみる」
ことをしてみてはいかがでしょうか。
自分の話し方、聞き方、
プレゼンの仕方、場の仕切り方、、、
『自分がどう見えているのかを記録し、見てみる』
ことは、己を向上させる上で、
大変有用な手段であろうと思います。
ちょっとこそばゆいですが、
すぐに慣れます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって素晴らしい1日となりますように。
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<本日の名言>
忠告はめったに歓迎されない。
しかも、それを最も必要とする人が、
常にそれを敬遠する。
チェスターフィールド(イギリスの政治家/1694-1773)
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