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『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』

今週の一冊 『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』

2531号 2021年1月24日

(本日のお話 2326字/読了時間3分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日土曜日は、2020年度の会計処理など。

本当にこのあたりが弱く、
税理士の従姉妹のフォローをもらいつつ
なんとか進めております(汗)

また、1/21締切の大学院受験の願書を
なんとか提出できたので、
ひっそりと打ち上げをしておりました。

焼肉と共に、ワイン1本を空けて
アイスクリームと食パンも食べるという
ただの暴飲暴食です(汗)

でも、たまにはこういうのもよいですよね。
(、、、と言い聞かせてみる)



さて、本日のお話です。

毎週日曜日は、お勧めの一冊をご紹介する
「今週の一冊」のコーナー。

今週の一冊は

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『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』

藤吉 豊 (著), 小川 真理子 (著)



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です。

■「文章を書く」。

実に奥が深い行為です。

私もメルマガをこうして毎日
書き続けてはいるものの、

未だに「良い文章」というものを
どうやって紡ぎ出せばいいのか
よくわかりません(汗)

■「書く」ということについて
”なんとなくの持論”はあるのです。

試行錯誤の中から
感覚的に生まれたものもあれば、

何かの文章術系の本を読む中で
見聞きして知ったものもあります。

たとえば、

・冒頭は、インパクトがある書き出しのほうが
読者の皆様の興味を引くことができる

・1行40文字くらいで行替えをしたほうが
読者の方が読みやすい

・あんまり固くならないように、
難しい言葉は使わないほうがいい

・全体の起承転結がある、
盛り上がりがある流れを作るのが大事

、、、というように。

■でも、それは沢山散らばっていて
体系化して理解することは難しいのです。

一言で”文章術”と言っても、
その中には、様々な要素が含まれるからです。

例えば、

「文章を書く上での『書き方』」

という観点もあれば、

(例/
・文章はシンプルに書く
・助詞の使い方
・接続詞の使い方
・主語と述語の使い方
・「、」「。」の使い方)

はたまた、

「文章を書く上での『表現』」
(どんな表現・比喩が良いか)

という観点もあれば、
(例/
・文章は見た目も大事にする
・比喩のたとえ話の使い方
・書き出しのポイント)

あるいは、

「文章を書く上での『姿勢』」

という話もある。

(例/
・文章は必ず推敲する
・とにかく書き始める
・とにかく量を書く
・考えるために書く
・インプットを大事にする)

■なんだか色々あって、複雑。

また文章術系の本を読んでも
それぞれの著者もカラーがあるのです。

・小論文の先生なのか、
・電通のコピーライターなのか、
・ジャーナリストなのか、
・大学の先生なのか

、、、それぞれの視点から

「正しく書く」ことを
大切にする人もいれば、

「書くことで思考を整理する」ことを
大切にする人もいれば、

「表現にバリエーションをもたせる」ことを
大切にする人もいるのです。

ゆえに、
うーん、読めば読むほど
なんだかたくさんあって、わからんぞ。

まあ、とにかく書こう。
大事だと思ったヒントを活かそう。

となったりして。

■そんな中、今回ご紹介させていただいている

『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』

は、大変実用的な一冊です。

そのタイトル通り、

1、文章術系の本100冊を書い揃え、

2,その中で大事とされていることベスト40をピックアップ

3,全部身につければプロ級の書き手になれる!

と述べている一冊なのです。

ある意味、

”日本の文章術に関する叡智が集まった一冊”

といっても過言ではないでしょう。

■かつ、何よりも嬉しいのが、

「この本自体が、物凄く読みやすい!」

ことです。

当たり前じゃん、と思いそうですが、
なんだか文章術の本なのに、読みづらいもの
(個人的にですが)結構あると感じているからです、、、。

格段に読みやすい理由は

「要素分解していること」
(重要な要素だけを絞り出していること)

ではないかと思います。

ゆえに「言われたら確かにそう」と
思う内容なのですが、それが意外とできていないわけです。

その書かれたTOP40の文章術に
己の思考と行動を照らし合わせて

「自分は何ができていて、
何ができていないのか?」

を見つめると実に多くの気付きがあります。

(私は、半分くらいは意識していましたが、
半分くらいはできたりできなかったり、、、でした)

■ゆえに、この本の使い方としては

文章を書いている人、
これから書こうという人が、

自分の文章の伝わりやすさをチェックし、
日々自分の文章を磨き上げるための

「定点観測のための一冊」

として使うと大変有用かと思います。

■今はYoutube、インスタグラムなど、

画像や動画、たくさんの表現方法が出ています。

しかし、思うに
その中でも文章とは別格。

何百年という時代を越えて、
その人の考えや見ている世界を描き、
後世に伝えることができる強力な道具です。

もちろん時代によって
文章の持つ雰囲気は変わったりしますが、

その力は身につけておいて
決してマイナスになることはありません。

、、、ということで、

ぜひ伝わりやすい文章を書きたい、
と思う方はお手にとってみてください。

きっと得られるものも多いかと思います。

(以下、本の紹介です)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この1冊で、100冊分の重要スキルが身につく
「文章の書き方・大事な順」ランキング、ベスト40! !

1位~7位のルールで、「文章力の向上」を実感できる。
20位まで身につければ、「文章がうまい人」になれる。
40位まで身につければ、「プロ級の書く力」が手に入る。

◆ ◆ ◆

第1位 まずはとにかく、「文章をシンプルに」してみよう
・メール・チャットは、「60文字以内」で必ず文を終わらせる
・論述試験・レポート・資料作成に効果絶大!
速く明快に書くための「ワンセンテンス・ワンメッセージ」 ほか

池上彰さん、メンタリストDaiGoさん、外山滋比古さん、野口悠紀雄さん等……
53名がこのコツを「大事! 」と認定

第2位 伝わる文章には「型」がある
・完成度の高い提案書・報告書・顛末書がサクッと書ける「逆三角形型」フォーマット
・ブログ・SNS・ネット記事に「納得と共感」を生み出す技術――「PREP法」
・「書くのが遅い」「書き出しで悩む」「文章の流れが悪い」
「『……で、結局何が言いたいの』?と言われる」……文章にまつわる悩みも、いっきに解決! ほか

井上ひさしさん、梅田悟志さん、山口拓朗さん等……
38名がこのコツを「大事! 」と認定

……以下、40位までの「ポイント」と「実践のコツ」を一挙公開!

(※Amazon本の紹介より)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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<今週の一冊>

『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』
藤吉 豊 (著), 小川 真理子 (著)


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