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1228号 2017年6月25日

『海賊と呼ばれた男』

(今日のお話 2328文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日は中学時代の親友であり、
現在、自衛官として国防に携わっている友人宅へ、
妻も含めて、家族同士の懇親会をしていました。


お酒を酌み交わしながら盛り上がった話が、

「日本人の歴史感が失われている」
「もっと世界的な視点を持たねばならない」
「地政学としての沖縄の重要性」
「資本主義は終わりを告げるのか?」

などについて、真面目に意見をぶつけ合った
そんな土曜日でした。


最近、そんな話ばかりしているせいか、
自らの影響力の未熟さに、焦りを感じる今日この頃です。

もっとできることに集中しながら、
影響を広げていかなければ、

などと強く思う次第です。



さて、毎週日曜日は、
おすすめ本をご紹介させて頂く、
「今週の一冊」のコーナー。


本日のおすすめ本は、

=====================

<今週の一冊>

『海賊と呼ばれた男』(著:百田尚樹)

=====================

です。

■海賊と呼ばれた男。

この本は、映画化もされ、
非常に注目された作品なので、
きっとご覧になられた方も多いのではないでしょうか。


私が読んだのは、もう4年ほど前になりますが、
読み終わったとき、”自分の生き様”を
深く考えさせられた記憶があります。


そして、昨年、
日本の近現代史、歴史を学んだ後、
改めて見返すと、この本は、

「日本人、全員が読むべきだろう」

と思わずにはいられませんでした。


■ちなみに、この本のストーリーは、
このように紹介されています。


(ここから引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『海賊とよばれた男』(かいぞくとよばれたおとこ)は、
百田尚樹による歴史経済小説である。

出光興産創業者の出光佐三をモデルとした主人公・国岡鐡造の一生と、
出光興産をモデルにした国岡商店が大企業にまで成長する過程が描かれている。

第10回本屋大賞受賞作品。
2016年12月現在、上下巻累計で420万部突破のベストセラーとなっている。


<あらすじ>

1945年(昭和20年)8月15日。
世界中を敵に回した、日本の戦争は終わった。

東京をはじめとした主要都市は徹底的に爆撃されて瓦礫の山となり、
海外資産のすべてを失って莫大な賠償金が課せられようとしていた。

これから日本はどうなっていくのだろうかと、
全員が途方に暮れて失意に包まれているとき、
毅然と店員を集めて話す男がいた。国岡商店の国岡鐡造店主である。

わずかに残った店員を前に、鐡造は

「愚痴をやめよ、愚痴は泣きごとである。亡国の声である」

「日本には三千年の歴史がある。戦争に負けたからと言って、大国民の誇りを失ってはならない。
 すべてを失おうとも、日本人がいるかぎり、この国は必ずや再び立ち上がる日が来る」

と訓示を述べた。

だが、失望から立ち直り武者震いする店員たちに、
売るべき商品「石油」がそもそもないという現実が襲いかかる。

「店主、このままでは、国岡商店は潰れます。涙を呑んで人員整理を」
という進言に、鐡造は「馘首はならん!」と解雇を断固拒否する。

戦後、住処も食糧事情もままならない情勢下で、
日本の復興に向かって闘う男たちの物語が始まった。


(引用:ウィキペディアより)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


■今、日本は豊かな国になりました。

なんだかんだいっても、

治安もよく安全で清潔。
住むところ、食べるところは保証されている。
失業だって、世界に比べれば少ない。

数々の世界を比較したランキングでも、
上位に入っている項目もたくさんある。


もちろん問題はあるにせよ、
それでも、「日本」という国は、
やっぱり”豊か”です。


そして、その豊かさを、
上記の本の説明でもあった、

~~~~

1945年(昭和20年)8月15日。
世界中を敵に回した、日本の戦争は終わった。

東京をはじめとした主要都市は徹底的に爆撃されて瓦礫の山となり、
海外資産のすべてを失って莫大な賠償金が課せられようとしていた。

~~~~

という状態から、
誰が、どのようにして、
今の日本を作ったのか?


それを考えたときに、

思いを持ち、命をかけて戦った、
先人達の存在に思いを馳せずにはいられない、

そのことを、まざまざと感じさせられるのです。


■普段、生きていると、
あまり感じることはないのですが、

私たちは、誰かのバトンを受け継いで、
今ここに生きています。


自分の両親。
おじいちゃん、おばあちゃん。
そのまた昔のひいおじいちゃん、ひいおばあちゃん、

それぞれの人が、

「自分たちの娘たち、息子たちに
 こういった世界を残したい」

という思いを持ち、
日々を戦ってきたことが、
今の世界を、日本を作り上げてきたことは、
確かに事実である、そう思うのです。


■そして思うのですが、

”受け継がれてきたバトン”

を意識したときに、

人は自分だけでなく、
社会や周りの事を考え、
その生命により深い意味が生まれるのではないか、

私はそのように感じるのです。



学校では、そんなことは習いません。

知らなければ、知らないまま。


でも、こういった
”先人たちの軌跡”を知ることは
本当に重要なことではないか、

そう思っています。


この『海賊と呼ばれた男』は、
日本の未来を憂いた、そして命をかけて、
これからの日本のために戦った、魂の物語です。

そしてそれは、史実に基づいたお話です。


ぜひ、読まれていない方は、
その片鱗に触れ、過去、そして今に、
思いを馳せていただきたい、

そう、切に願っています。


歴史に興味がない方も、
本当に面白く、心揺さぶられること、
間違なしです。

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