メールマガジン バックナンバー

2976号 2022年4月15日

「感情という情報」のコントロールを考える

(本日のお話 1974文字/読了時間2分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日本日と新入社員研修の実施。
またその後は夕方より大学院の授業でした。



さて、本日のお話です。

時代が変わって、
対面研修より、リモート研修の方が
圧倒的に多くなってきたこの頃。

一方、対面では参加者同士の関係性も深まり
集合研修ならではの良さも感じた2日間でした。

一方、今回は

クライアント企業の人事のご担当者様の
多大なるご協力もありましたが、

「ハイフレックス」
(対面とオンラインの合体)

での実施になっており、

かつ参加者の年齢やPCスキルなども
差が会ったことから、いつも以上に
考えることが多い時間でした。

そして終えてみて、
2日間の疲労感(燃焼感)も
ここ最近の中でも、特に大きい時間だったな、
と振り返り感じております。



今日はそんな経験から感じたことについて
皆さまにご共有させていただければと思います。

タイトルは、

【「感情という情報」のコントロールを考える】

それでは、どうぞ。

■「組織開発をするには、
分厚い顔の皮が必要である」。

、、、人づくり組織づくりの大学院にて、
先生からそんな話を聞きました。



曰く、

人に相対する仕事は
「感情労働」であり、

特に組織開発という
ジレンマの中に放り込まれるような中では、
多くの感情の渦の中に飛び込んでいく。

かといって、飛び込むたびに
自分の感情も揺れすぎ、
ボコボコになっていたら

自分の心がパサパサに乾いて、
荒れ果ててしまい、

組織開発というフィールドに
立ち続けることも難しい。

ゆえに

「分厚い皮を持つのが大事だよ」

という言葉が語られた(と解釈)
しております。

■改めて思いますが、

人材開発、組織開発というのは

「感情エネルギーを
めちゃくちゃ使う」

と感じます。

なんというか、
人対人が相対すると、
その場の雰囲気もどうしても感じます。

影響を受けない人もいるのかもですが、
”気にしい”の私からすると、

色んな人がどう感じているのかが
非常に気になります。

■オンラインだと、
そういう意味では逆に楽なのです。

画面に映る情報自体が少なくなるので、

・場の雰囲気
・場の感情
・参加者一人一人の気持ち

なども必然的に少なくなります。

ゆえに、「感情という情報量」を
上手くコントロールする必要もない。

しかし、対面だと、

それらの感情という情報量が
ダイレクトに感じられすぎるため、

その処理にCPUが追いつかない、
となることもあるのです。

■それは、

リモートワークに慣れて
微細な画面越しの情報から
相手の感情を読み取ろうとした結果、

感情をキャッチしようとするセンサーが
過剰反応している結果、起こっているようにも思えます。

加えて、対面とオンラインだと、
文脈が2つ並行して走るので、

更に思考と感情が揺さぶられ、
頭と心が大忙しです。

■そんな中、一つ、
思ったことがありました。

それは仕事をする上で、

(あくまでも心がけとして
そしてちょっと格好つけて言うと)

『「感情という情報」をコントロール(しようとする)』

意識って、
結構大事なのではなかろうか、

、、、ということ。

■抽象的なようですが

「目の前の人の感情に
影響を受けすぎない」

という
”顔の皮の厚さ力”みたいなものです。

・事前準備をして

・その場の空気を読み、
ベストと思う選択をしたら

・相手のリアクション自体は
気にしすぎない

これができることは
一つのスキルなのだろうな、

と思ったのでした。

■仕事上のタスクだけではなく、

人と相対するときの
「自分の感情」について、

ある程度鈍感に出来る力も、
もしかすると必要なのかもしれない、

そしてそれに伴う

大いなる疲労感(燃焼感)も
マネジメントすべき大切なものなのかもしれない。

そんなことを
毎日を走り続けるために
改めて考えることも大事なのかも、

などと感じたのでした。

■私自身まだまだですが

毎回全エネルギーを放出し、
燃え尽きようとしても、

続く諸々のプロジェクトが
どんどんやってくる中で、

自分のあり方を考えるこの頃。

「人生もビジネスも走り続けるもの」

と捉えた時に、

【「感情という情報」をコントロール(しようとする)】

というスタンス、

改めて大事にしてみたいと思い
書き綴らせていただいた次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

==========================
<本日の名言>

純粋な喜びの一つは勤労後の休息である。

イマヌエル・カント(ドイツの哲学者/1724-1804)

==========================

365日日刊。学びと挑戦をするみなさまに、背中を押すメルマガお届け中。

  • 人材育成に関する情報
  • 参考になる本のご紹介
  • 人事交流会などのイベント案内

メルマガを登録する

キーワードから探す
カテゴリーから探す
配信月から探す