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3268号 2023年2月3日

やってみたいことには、不安や恐れがともなう

(本日のお話 2240字/読了時間3分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は2件のコーチング。

また夕方は大学院の仲間と
妻を含めたミーティング。

夜は、コーチ仲間との
オンライン懇親会でした。



さて、本日のお話です。

昨日、少し時間があったので

カフェにて
今後の自分の方向性を
考えていました。

具体的には、

「現在考えていることと、進みたい方向性」

をひたすらに
A4のワードに5枚ほど、
綴っていました。

今日は、そんな
セルフワーク(?)を通じての気づきを
ご共有させていただければと思います。

(個人的な話でございますので、
ご興味ある方のみお読み流しくださいませ)

それではまいりましょう!

タイトルは

【やってみたいことには、不安や恐れがともなう】

それでは、どうぞ。

■我が家(紀藤家)では

「最近、これからどうしていこうか?」

的な話が繰り広げられております。

ちなみに、
家庭内不和などではありません(笑)

大学院も一旦落ち着き、
会社も6期目を向かえた今、

少し時間ができたことによる

「家庭内の未来の対話」

であります。

■仕事も数年やると
仕組みやルールができてきます。

私の会社も同じで
そのようにルーチンができて
仕事の生産性は高まってきました。

そうすると、時間の余裕も
思考する余裕もでてきます。

これからの未来のことを
考えられるようになります。

一方、そうした余剰の思考の時間は

何をしたいのか?

という贅沢な問いを
生み出すことにもなります。

そうして、
上記の「家庭内の未来の対話」に
つながるわけですが、

蓋を開けてみるとそれぞれ(私と妻)は

キャリアで進んで行きたい方向性も
興味の対象も、明らかになってくるものです。

■起業当時は、

なんとか売上を立てよう、

とせかせかし続けるのみでしたが
ちょっとだけ(本当にちょっとですが)
余裕ができると、

「更に」を考えはじめ
変化が必要な雰囲気が
なんとなく漂ってくるのです。

■その中で

「お互いがやりたいこと」

「チャレンジしてみたいこと」

を私、妻それぞれ考え
言葉にしてみたところ、

それは当然ながら違う方向であるものの
共通しているのは

『やってみたいことには「恐れ」が伴う』

ということが特徴で、
かつ、興味深いと感じたのでした。

■人ぞれぞれの
「やってみたいこと」について

”社会的な影響力”

という観点で見れば
違いはあります。



例えば、

数字にし易いので
わかりやすく「起業」としても

・自分で稼ぐということを実現するために
年間300万円を目指す、

・雇用以上に稼いでいくことを目標に
年間1000万円を目指す、

・仕組みづくりをして
1人で年間5000万円を目指す、

・事業としてある程度形にして
雇用して年間1億円を目指すのか

・仕組みをスケールして
組織として大きくしつつ
年間10億を目指すのか、

・さらなる社会的なインパクトを実現すべく
IPOを目指す

など、チャレンジの
社会的な影響力には幅があります。

そういうものである、

と思います。

■個人的には

影響力が大きい方に
より憧れを抱いている一方、

人それぞれの特性、才能、価値観
あるいはこれまでの環境などの影響で、

その人がどのステージで(社会的な影響力という意味で)
チャレンジをするのかというのは、

その種類や幅について
違いがあるものです。

そして

自分がどこに行きたいのか
どこまでいけるかを

各々が納得するものを見つけて
進んでいくものなのでしょう。

■、、、ただ、

そのチャレンジの重さについての
リトマス試験紙になりえるもの、

すなわち、ただの夢想ではない、
肌感が伴ったチャレンジのイメージがわくものは

『不安や恐れが伴う』

ということ、

この感覚が発生していることを
自覚することは大事なことのでは、

そんなことを思ったのでした。

■なぜそう思うかというと、
人には「成長欲求」があるからです。

おそらく誰しもがら、

仕事でも学びでも、
美容や健康という意味でも
それを通じて成長していきたい、

という欲があるかと思います。

その中で、

それぞれの経験は
その成長を後押ししてくれる
重要な資源になり得ます。

その中で、
”社会的な影響としてのチャレンジ”
という観点ではなく

”本人の心理的成功のためのチャレンジ”

は、まさに成長欲求を満たす、
一つのプロジェクトになり得るし、

それはそれぞれの人生の充足感を
高めてくれるものになるのでは、

そんなことを思うのでした。

■つらつらと
書き連ねておりますが、

昨日私も、

「自分の事業を
どのようにしていきたいのか」

を書いてみたときに

「できそうな気もする
でも、進むと大変な混沌が
待っていそうな気がする、、、」

と期待と不安が混ざる気持ちを覚えました。



・自らの成長を希求して、
新しい道に進んでみたい気持ち

そして、

・今の幸福度が高く満足度も高い状況を
もうちょっと続けてもよいかも

という現状維持(あるいは逓増)の
両者の思いがせめぎあい、

そこの間に乱気流のように

『不安や恐れ』

が生じる感覚です。

そして、そのことは、

妻は妻でチャレンジしようとしている別のことで、
同じようなものを感じている、

というような話をしていました。

■改めて、

『その人にとって
リアルなチャレンジは「恐れ」が伴う』

もの。

ただ、

そうしたものを感じるということは
そこになにか大事な想いが隠れている、

とも言えると思います。

なんだかんだ人生は続きます。
(突然終わるかもしれませんが)

ただ

それぞれ後悔がないように、

振り返ったときに
噛み締められる思い出ができるように、

自分の道の選択をすることが
大事なのだろうな

キャリアコンサルタントの勉強をして
やたらキャリアを考えてしまった影響からでしょうか、

そんなことを思った次第です。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>

人は金銭を相手に暮らすのではない。
人間の相手はつねに人間だ。

アレキサンドル・プーキシン
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