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667号 2015年11月27日

「ラッキーゲーム法」というセルフ・コントロール術

(今日のお話 1098文字/読了時間1分半)
■おはようございます。紀藤です。

昨日は1件のアポイント。

後は社内にて、期末の果たすべき
「第一領域」に奔走しておりました。

本日は、「ワークスタイル変革セミナー」
200名近くの方にお越し頂く予定です。

お越し頂ける皆さま、
会場にてお会いできることを楽しみにしております。



さて早速ですが、本日のお話です。

しばしば起こるトラブルや、
ネガティブに感じられる出来事。

これに対処する方法として、
私の愛読書「月刊スマッシュ」(テニス雑誌です)、
に積極的なメンタルコントロール法が紹介されていました。

仕事やプライベートでも同様に使える内容ですので、
皆様に共有させて頂きたいと思います。

■メンタルを常にポジティブに保つこと。

これは精神衛生上にも良いですし、
日々前向きに楽しく過ごす上でも、
とても大切なことですよね。

それを実現する手法の一つに、

『ラッキーゲーム法』

と呼ばれるものがあります。

では「ラッキーゲーム法」とは、
どんな方法なのでしょうか?

至ってシンプルなのですが、

”起った出来事に対し、間髪入れず「ラッキー」と叫ぶ”

これだけです。


■人の感情は猛スピードで動きます。

そのため、理性のスピードでは、
追いつけないそうです。

だから、何か起ったときに
すぐに「ラッキー」と叫ぶ。

そうすると、何が起こるか。

この事実に対して、
「ラッキーの理由探し」をし始めます。

人の心理的な働きとして、
「ラッキー」という”言葉”に出すと、
人はその”言葉”に引っ張られた感情になりやすいそう。

「元気?」と聞かれて、
「元気!」と答えると、

カラ元気でも、なんとなく元気な気がする、
というメカニズムです。

”言葉”が”感情”を連れてきてくれるわけです。

例えばですが、こんなイメージ。

【刺激】怪我をして運動がしばらくできなくなった
 ↓
【反応】ラッキー
 ↓
【理由】日頃出来なかった勉強が家で出来る

はたまた、

【刺激】 財布を落とした
 ↓
【反応】 ラッキー
 ↓
【理由】 買い替える踏ん切りがついた

というような形ですね。


■何となくこじつけな気がするかもしれません。

しかしながら、
鬱々と、愚痴の感情に支配されて毎日を過ごすより、

「ラッキー」と自分を意識的にコントロールして、
常に晴れ晴れした気持ちでいられた方が、

日々の充実感を感じ、
良い結果を生み出せるのではないだろうか、

そのように思うのです。


ちなみに「ラッキーゲーム法」は、

”感情のスピードに負けない速さで反応する”

ことがポイントだそうで、
そのためには日々の訓練が必要とのこと。

ついこう思ってしまう、という思考も一つの習慣。

もし、常に高いメンタル状態を保ちたい、
ということであれば、トライしてみるのもよいかもしれませんね。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今日も皆様にとって素晴らしい1日になりますように。

【本日の名言】 人生が歌のように流れている時に
楽しい気分になるのは容易だ。

だが、立派な男とは
何もかもうまくいかない時でも、笑える男だ。

エラ・ウィーラー・ウィルコックス

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