不安を感じなくなったら、終わりである
(本日のお話 1923文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
今週もワークショップ(研修)の実施が立て続けにありました。
こうした機会をいただけること、ありがたい限りです。
皆さま、ありがとうございます。
さて、この週末も、およそ50名の方々に、来春に出版予定の書籍の中身を検証するための「強み発見&実践ワークショップ」へ、モニターとしてご参加いただいておりました。
ちなみに、今回はプロジェクトを一緒に進めている妻にもオブザーブしてもらっていました。
「どうだった?」と聞くと、「なんだか不安そうだったね(笑)」と率直なフィードバック。
「ああ、やっぱりバレてたか…」と思いました。
そう、めちゃくちゃ「不安」だったのです。
今日は、そんなワークショップ実施を振り返り、「不安」という感情について、振り返ってみたいと思います。
個人的なつぶやきのようなお話ですが、よろしければお付き合いくださいませ。
それでは、どうぞ。
■「不安」という感情はどこからくるのか。
正直なところ、研修に登壇するときは、いつも「不安」です。
準備もしている。何度も、研修をしている。
なのに、なぜ、不安なのか?
理由を考えたときに頭に浮かぶこと。それは
「対価をいただいている以上は、価値をお返ししなければならない」
というプレッシャーなのだと、個人的には思っていました。
…しかし、最近はどうやら違うように思ってきました。
まさに、この週末の「強み発見&実践ワークショップ」のモニター募集を体験して、確信を深めるわけです。
皆さんに、貴重な時間を割いていただいていますが、まあ、言ってしまえば「無料」であるわけです。
加えて、「プロトタイプとしての実験なので、ぜひ胸を貸して下さい…!」というお願い的なメッセージを了解して来ていただいている。
よって、皆さんきっと温かな姿勢で来ていただけている(と思われる)。
…にも関わらず、やっぱり「めちゃ不安」。
さて、この感情は果たしてどこからやってくるのか。
■「不安」は”妄想”からやってくる
さて、自分の「不安」を考えてみると、多くの場合「こう思われているんじゃないか?」と勝手に”妄想すること”で生まれてくるものなのだなと気づきます。
たとえば、今回のワークショップについては、私の頭の中で起こっていた劇場は、以下のような内容です。
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・「強みの研究の歴史」を滔々と語っても、興味がないのではなかろうか」
・「不完全な内容を提供して、”しょぼい”と思われないだろうか」
・「全然気づきにならなかった、と言われるのではないか」
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…などなど。
正直、そう思われているかもしれません。
でも、そう思われていないかもしれない。
つまるところ、人の気持ちは「直接聞いてみないとわからない」わけです。
もちろん、大多数の人が、ストレングス・ファインダーやVIAなどを受けている人なので、玄人への期待には答えられないのかもしれない、などと思うものの、とはいえ、わかりません。
不安を伴って、ビクつきはじめたら、それは妄想でしかありません。
「カッコ書き」の中身を、頭で勝手に妄想してどんどん心配になってくる。そうして、自分で自分を不安にしていく、こうしたことは健全ではありません。
「自分に関わることについて考えすぎるとうつっぽくなる」などといいますが、考えてもわからないことは、考えないようにするのも、大事なことであります。
■…とはいえ「不安」を感じなくなったら終わりである
とはいえ、この「不安」は、自らを律する「センサー」のようにも働くことに気づきます。それは、自分のこだわりが現れるからです。
「品質が低いものを出したくない」「しょぼいワークショップと思われたくない」「プロフェッショナルでありたい」「卓越したものを目指したい」。
それは金銭が絡んでいる、絡んでいないに関わらず、大事にしたい自分のこだわり。それを守れないかもと思うときに、「不安」に思うのは、ある意味健全なのかもしれない、とも思えます。
…と考えると、そうしたプレッシャーを感じるのは自然なことであり、決して悪いことでもないのかな、とも思うのでした。
■まとめ
個人的なつぶやきを垂れ流してしまいましたが、「不安」は「期待」の現れであり、自分を律して、より良いものを作るための原動力になっているとも言えます。
そして、少し冷静になると「まあ、その時なりに十分に頑張った」とか「思ったほど悪くはなかった」と感じるものです。
きっと、これからも研修のたびに、「確かめようがない他者の気持ち」をその瞬間にめちゃくちゃ気にするのでしょうが、その都度、その気持ちに向き合いながら、できる限りの準備と介入をしていきたいと思います。
まだまだ書籍の完成に向けて、伸びしろしかないことがわかりましたが、磨けるところを磨いて、何とか形にしていきたい、そのように思う次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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