書くことはウルトラマラソンに似ている
(本日のお話 1672字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。
昨年より、出版予定の書籍の執筆をしております。
かれこれ6ヶ月。
本当は年内に終わらせる予定だった初稿も、なんだかんだで終わらず、今に至っている今日この頃です。「本当にこれは終わるんだろうか…」と遠い頂を見て、ふと立ち止まりそうになります。
最近は、朝4時に起きて原稿を書いています。
大体、途中で力尽きて昼寝をして、そしてまた始める。
この感覚、ウルトマラソンに似ているなあ…とぼんやり思ったり。
しかし、終わらないマラソンがないように、終わらない執筆活動もないはず。
まずは、次のチェックポイントに向けて、歩みを進めたいと思っております。
今日はそんな「書籍の執筆」から思うことを、つらつらと書いてみたいと思います。
個人的なお話ですが、よろしければお付き合いください。
それでは、どうぞ。
■「広がりすぎて、畳めない」問題
今回執筆中の本が、「論文」などで研究データから伝えられることをまとめるような構成になっています。
これまでも3年ほどの間に、テーマに関連する論文を読んできて、蓄積をしてきました。
なので、正直、それらをまとめていけば、形になるだろう…、そんなイメージを安易に持っていました。
ところが、書き進めてみると、全然イメージ通りに行かないことがわかります。
ある主張をしたいときに、「そのことを証明するような論文はあるだろうか?」と立ち止まる。そして探す。
探して、それっぽいものが見つかっても、自分が知らない概念。
適当なことは言えないので、AIの翻訳は使いながらも、結局読む…。
こうしていくと、どんどん知識のマップが広がって面白いのですが(こんな研究もあるのか…!と思わず興奮することもしばしば)、
同時に「広がりすぎて畳めなくなる」感覚になります。
これが、本当に時間がかかる。
世界はこんなに広いのか…。
同時に己の無知さも痛感します。
■「不安を見つめると、進めなくなる」問題
また、もう一つ不安なことは、「不安を考え始めると、書き進められなくなる」という問題です。
書きながら、「こういうツッコミがあるんじゃないか」という他者からの批判イメージが頭をよぎると、手が止まってしまうのです。
「不安を見つめる」とそれが増大するかのようです。
おそらく、ツッコミどころはいくらでもあるでしょう。
それでも、とにかく今は、「書き進めて、一旦全体を形にする」ことをしなければ、と思い突き進んでいます。
なんでもそうですが、「不安が視界をちらつく」と、それは自分の裾を引っ張る魔物のように、自分の前に進む推進力を削いできます。
その声は、今は意識的に無視しなければならない。
そして今は、ひたすら文字を重ねて、まずは目次にある全章を形にして、次のマイルストーンまでたどり着かなければならない。
そうして全体像が見えたときに、全体の流れ、構造の修正、文体やレトリックを磨いていく。
そんな風にやっていきたいと思います。
私の「強み」として「一度形ができたものをさらに磨いていく(卓越を追求する)」ことがあり、そうしたことが好きです。
なので、全体の形ができたら、そこからはようやく、海に出たウミガメのように泳げる気がしています。
■「大人の遊び」だと思うと楽しい
最近は、朝4時台に起きて、ひたすら書いており、だいぶアクセルを踏めている感じがします。
1月中は比較的研修登壇が少なめなので、今がチャンスです。
同時に、実際に書籍の内容の効果検証をするワークショップを進めたり、感想をいただいたり、さらに書籍に関連するアプリを開発したりしており、なかなかのプロジェクト感が出てきています。
今書いた文字数は、約15万字。
しかし、これを面白く、実りあるものにしていくためには、まだまだ頂きは遠そうです。
今は4合目、というところでしょうか。
正直、うーんうーん、と唸りながら、己の力量に辟易しつつ進めています。
しかし、こうしたプロジェクトを「大人の遊び」として考えてみると、実に楽しいお題、そこで機会をいただけているな、と強く思います。
まだまだ終わりませんが、こちらのレースも、しっかりゴールしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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