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816号 2016年5月9日

準備不足は、負の連鎖の始まり

(今日のお話 1583字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。

日曜日は、久しぶりに、
テニススクールの仲間で9人集まり、
ミニテニス大会をしておりました。

2年前にスクールに通い始めたとき、
かなりの下手糞でしたが(今も下手ですが汗)
最近、大分ましになってきており、久しぶりにやることになりました。
本当に、テニスは楽しい。



とそんな話をしておきながら、
実は、昨日のテニスの最中、
思い切り左足首を挫いてしまいました。

今週末に迎えた
100キロマラソンどうしたものか・・・(汗)
という後悔の念と共に、

そんな捻挫事件から感じた「教訓」について、
皆様にご共有させて頂きたいと思います。

テーマは、

「準備不足が、負の連鎖を生む」

それでは、どうぞ。

■先日のミニテニス大会では、
近しい人の集まりながら、
私が幹事として主催しました。

ペア決め、対戦表、練習メニューなど考え、
その上で当日を迎えたわけですが、
何かとバタバタしてしまいました。

いわゆる準備不足です・・・(恥)

すると、瞬く間に、
開始時間になり、とりあえず時間だから、
とラリーを始め、練習をし始めました。

と、そのとき。

温まっていない体で走った反動でしょうか。

足首を内側に曲げる形で、
「グキリ」と嫌な衝撃と共に、
足を思い切り挫き、その場に崩れ落ちることに・・・

恐らく、準備運動をせず、
体を慣らすことをせず、
急に激しく動いたからでしょう。


■そして足をポカリで冷やしながら、
後悔、反省と共に、悶々と思考しておりました。

「つい、こうやって焦って何かすると、
 ”負の連鎖”にハマるよなあ」
と。

準備不足になると、
次のことが注意散漫になる。

そして、
次のことが注意散漫になると、
そこで連鎖的に何かトラブルが起こったりして、
また新たな火消し対応に追われることになる。

そして、そうしているうちに、
別案件も火を噴き始め、
もうそこら中が火事になっていく。

もう消しても消しても、全然消えない。
そして隣の家(他の人)にも燃え移っていく。

そんなイメージです。

今回は「焦って注意散漫になり、足を挫いた」
ということで、自分の体だけだったから、まだマシです。

”負の連鎖”といっても、
準備をしてきた100キロマラソンが危ぶまれるくらい。
(とはいっても自分にとって大きなことですが、)

しかしながら、
これを他の人を巻き込む形で、
特に仕事でやってしまうと、本当に大変です。

自分が起こした火事で相手を巻き込むこと、
こんなに迷惑千万な話はありません。

だからこそ、そうならないよう、
常に心がけることが重要なのでしょう。


■「7つの習慣」では、
時間管理に関する習慣
(第三の習慣 最優先事項を優先する)において、

”時間管理のマトリクス”

というものを紹介しています。

この重要なポイントは、


”緊急ではないけれど、重要なこと(第二領域)”


に時間を使うことが、
自分自身の仕事・プライベートの効果性を高める、
という点です。

つまり、

「予防」
「準備・計画」
「トラブルが起こらない仕組みづくり」

というような、

”今すぐやらなくてもよいが、
 やっておいたほうが間違いなく良いこと”

をさします。


■私の足の捻挫でも、
恐らく、「準備運動」をしていればよかった。

またはもうちょっと余裕を持った、
「計画」で運営をしておけば、
心に余裕を持てたかもしれない。

そうすれば、もしかすると、

「足を挫く」
 ↓
「ブルーになる」
 ↓
「100キロマラソンが不安になり、ますますブルー」

という結果を防げた(かもしれない)のです。

火消しに追われるのではなく、
火を出来るだけ起こさないようにする。


【準備不足は、負の連鎖の始まり】。


このことを、改めてひしと感じ、
胸に刻もうと思った次第です。


物事は前倒しに。
早め早目に行動する。
火事は起こさない。

強い、強い自戒をこめて。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
本日も皆様にとって素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 遅れることあらじ、
黄金の瞬時は滅ぶ。

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