7つの習慣の元トップセールスが語る7つの習慣(12)〜「信頼残高」ってなんだ?〜
(本日のお話 2856字/読了時間4分)
■こんにちは。紀藤です。
昨日金曜日は、新プログラム
『習慣化力を高める!ワークショップ』
の実施に向けた準備など。
ここから加速してまいりたいと思います。
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また、6月30日の夜に、
友人の人事の方主催の
「7つの習慣勉強会」
のゲストスピーカーとして
オンラインでお話をさせていただきます。
7つの習慣の内容を
2時間で簡潔におまとめして
お話をいたしますので、お楽しみに!
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【「7つの習慣勉強会(無料)」】
■イベント概要
◯日時: 6/30(火)20:00~22:00
◯場所:オンライン
◯費用:無料
◯お申し込みはこちらから:
https://7habits-study-group.peatix.com/view
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さて、本日のお話です。
毎週土曜日(&不定期)でお届けしている
「7つの習慣の元トップセールスが語る7つの習慣」
のコーナー。
本日もこのテーマについて
皆さまにお届けして参りたいと思います。
本日のテーマは
【7つの習慣の元トップセールスが語る7つの習慣(12)〜「信頼残高」ってなんだ?〜】
それでは早速参りましょう。
■いきなりですが質問です。
「もし人間関係を成功させる上で、
大切なものが一つあるとしたら、何でしょうか?」
、、、
おそらく人によって、
その答えは違うと思いますが、
私は、
『信頼』
と答えます。
■例えば、仕事でも
「あの人がお願いすると、
いつも周りの人は快く笑顔で受け入れてくれる」
「別の人がお願いすると、
怪訝そうな顔でしぶしぶ受け取られる」
という現象が、しばしば起こります。
あるいは夫婦でも、
ある夫婦は
「どこに行くの?
誰と行くの?何しに行くの?」
と妻がいつも詮索するようなところもあれば
別の夫婦では
「気をつけてね。
いってらっしゃい!」
と何も聞かずに快く
送り出す夫婦もあるでしょう。
同じような状況でも、
何かが違うようです。
■では、この違い、
何が作り出しているのでしょうか?
何が、受容と詮索の違いを、
生み出すのでしょうか?
この答えを「7つの習慣」では
【信頼口座】
が関わっていると言います。
■信頼口座とは、何でしょうか?
皆さんは銀行の預金口座はお持ちかと思いますが
預金口座は、
お金を入れれば預金が増え
必要な時にお金を引き出せます。
当然、引き出せば、お金は減ります。
「信頼口座」とは、
”人と人の関係で生まれる「信頼の貯え」を
銀行口座に例えて表したたとえ”
のことです。
■信頼口座には、特徴があります。
たとえば、誰かに対して、
・礼儀正しく接する、
・思いやりを示す
・約束を守る、
ことをすれば、その人との間の
「信頼口座」は増えます。
引き出すことができる信頼があるので、
そのうちは誰かにお願いをしたり、
頼ることができます。
一方、誰かに対して、
・無礼に接する
・見下す、
・約束を破る、
ことをすれば、その人との間の
「信頼口座」は減り、
そのうち残高不足になります。
すると、お願いをしても
快く協力をしてくれなかったりと、
関係に融通が効かなくなるでしょう。
■ゆえに「信頼口座」とは、
人間関係を円滑に、
かつ良好に進めていく上で、
極めて重要なキーワードである、
といえるでしょう。
■加えて気をつけるべきは、この
「信頼口座」には、
ある気をつけるべき特徴がある、ということ。
まず、1つ目。
「信頼口座の”引き出し”の方がインパクトが大きい」
ことです。
例えば、
「約束を守る」で
信頼口座が”預け入れ+1”
と増えても、
「約束を破る」を1度やってしまうと
信頼口座は一気に”引き出しー3”
くらいに減るのです。
■かつ、
相手の大切にしている約束を破ったり、
相手が本当に助けてほしい時に
理解を示さなかったり、
一方的に決めつけたり
乱暴に扱ったりすると、
「地雷が爆発したような、
多大な信頼口座の引き出しが起こる」
のです。
すると、ずーっとそれを引きずり、
一向に信頼口座が負債を抱えたまま、、、
ということにもなりかねません。
ああ、辛い。
■ゆえに、私達が認識しておくべきことは
”信頼口座は、普通にしていても
自然に”引き出し”をしてしまう”
ことであり、ゆえに
『普段から意識的に
信頼口座の”預け入れ”をする必要がある』
ということ。
それでちょうどバランスが合う、
と捉えたほうがよいのです。
(特に夫婦や上司部下など身近な関係においては)
■では、どうすれば
”信頼口座の預け入れ”が
できるのでしょうか?
そのための主な行動は、以下の6つです。
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【信頼口座の残高を増やす6つの預け入れ】
<1,相手を理解する>
… 最も重要な預け入れで、他のすべての預け入れの鍵となります。
相手の関心やニーズを知らねば、適切な預け入れもできません。
<2,小さなことを気遣う>
… ちょっとした親切や気配りが大切。
人間関係では、小さなことが大きな意味を持ちます。
<3,約束を守る>
… 相手にとって大切なことを約束しておきながら、
それを守らないことほど信頼を裏切る行為はありません。
次に約束しても、信じてもらえなくなります。
<4,期待を明確にする>
… 役割や目標に対して期待することが曖昧だったり、
認識が食い違っていると、たいてい人間関係に支障をきたします。
<5,誠実さを示す>
… 「正直」とは真実を語り、”現実に自分の言葉を合わせる”こと。
「誠実さ」とは、”自分の言葉に現実を合わせる”こと。
裏表のない人は信頼されます。
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以上、主な6つの預け入れでした。
そして、この信頼口座の預け入れを、
習慣のようにやり続けるのです。
花咲じいさんのように、
誰に出会っても、常にこの
「信頼口座の預け入れ」を、
し続けるのです。
それが、
人間関係での成功の上の、
一丁目一番地です。
※ちなみに、この信頼の大切さは、
コヴィー博士の息子、スティーブン・M・R・コヴィー
『スピード・オブ・トラスト』
https://7habits-study-group.peatix.com/view
として”信頼”をテーマに、書籍としています。
(2008年の米国CEOが選ぶNo1本とされています)
ご興味がある方は、ぜひ。
本日はここまでといたします。
次回は、「第4の習慣 Win-Winを考える」です。
ぜひ、お楽しみに!
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<今日のまとめ>
・人間関係において、
最も重要な要素の一つが「信頼」である。
・信頼は、銀行口座のようなもので、
「信頼口座」と例えられる。
・相手に対して理解を示す、約束を守る、思いやりを示すなどで
「信頼口座」は預け入れされ、残高が増える。
一方、約束を破るなどすると、残高は減る。
・信頼口座にたくさんの預け入れがあれば、
人間関係は良好で、頼みも聞いてくれるが、
負債を抱えていると、円滑に進まなくなる。
スピードも遅くなる。
・また、信頼口座は自然の状態では
引き出しのインパクトのほうが強い。
・ゆえに、日常の習慣として、
「信頼口座の預け入れの6つの主な行動」を意識し、
実行していくことが、人間関係の上でとても重要である。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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<本日の名言>
「与える人」がもっとも豊かになれる。
スティーブン・R・コヴィー
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