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430号 2014年12月8日

最大の敵は、飽きること

■おはようございます。紀藤です。

今週土曜日から10日間、
扁桃腺摘出のための手術&入院。

しばらく運動ができないので、
今のうちにめいっぱい運動を楽しんでおこう、
ということで、週末はテニス三昧でした。
寒いけど、楽しい本当に充実したひと時。

(いつもテニスの話ばかりで恐縮ですが汗)
テニス仲間の先輩の一人が、こんなことを言っていました。

「テニスを初めて1年くらいは凄く楽しくて、みんな夢中になるんだよね。
 でも、そのうち飽きてきて、伸び悩んだり、
 辞めたりする人が出てくるんだよね・・・」
とのこと。


■「飽きる」ということ。

これは、何かを続けようとするときに、
もっとも大きな敵なのではないか、
先輩の話を聞いたときに、ふと思いました。

南極越冬隊長でもある、西堀栄三郎氏は、
「飽きる」ことについて、このように言っています。

”人にとって最も恐ろしいのは、惰性で日を送ることである。
 向上心があれば、飽きることがない。
 仕事・生活の中に、向上の道を残さねばならない。
 向上を求めねばならない。
by 西堀栄三郎(登山家・化学者・第一次南極越冬隊隊長)”


■「今日より、より良い明日を生きたい」
純粋にそう思うのが、人の常。

「このままでいいや」ならまだしも、
「もう腐ってもいいや・・・」
というように、向上心を忘れて、
100%惰性で生きてしまったとしたら、
辛くなり、慢性的な不満足感に悩まされるのは、
結局そうやって生きている自分でしょう。

いつものように、ただ仕事をこなして、
いつものように、ただ休みをこなして、
いつものように、ただ食事をこなして…

もし100%そんな状態になったとしたら、
多かれ少なかれ自尊心を毀損していくことになるのではないか、
そのように思います。


■「7つの習慣」においては、
”第二の習慣 終わりを思い描くことから始める”において、
より自分なりの良い人生を送るためには、
「自分がどうなりたいか、をイメージするのが大切である」
というように伝えています。

単純なようですが
先ほどお伝えした「向上心」というのは、
”よりよい自分をイメージすること”で生まれます。

惰性で過ごさないように、
何もかもに飽きた、とならないように、
そして日々がつまらないものにならないように、
自分なりのゴールを日々刷新しながら、
「向上心」を持って、毎日を楽しく過ごしたいものです。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。
今日が皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 夢を棄ててはいけない。
夢がなくてもこの世にとどまることは出来る。
しかし、そんな君はもう生きることをやめてしまったのだ。
                
               マーク・トウェイン

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