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1439号 2018年1月22日

「あいにくの雨(雪)」など、本当は存在しない

(本日のお話 1778文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日日曜日は明朝(夜中) 3時から、 6時まで、
大森から大島で約30キロのランニングをしたため
完全にグロッキーとなりひたすら寝ておりました。

やはり、体を酷使すると、
しっぺ返しが来るものだなぁ、と
(ちょっとだけ)反省。

やや、風邪気味の気配もあるため、
本日はゆっくりと休みたいと思います。



さて、本日の話です。

今日は、大雪のさなか、
ふと見た光景から、思ったことを、
皆様にご共有させていただきたたいと思います。

タイトルは、


【「あいにくの雨(雪)」など、本当は存在しない】


それでは、どうぞ。

■関東圏内にいらっしゃる皆様は
まさしく今、強く体感されていらっしゃると思いますが、

雪が、大変な事になっていますね。
(4年ぶりの大雪警報発令だそうです)


足を滑らせながら帰る途中、

(ああ、風邪気味だ)
(電車が、とんでもなく混んでいたなあ汗)

と、気分がややお疲れモードで帰宅。

そんな家に帰る途中の、
集合住宅の前で、

子供達とお母さんが、
楽しそうにはしゃいでいるのを目にしました。


「ゆかりちゃんが、生まれて以来の雪だよ!」


ゆかりちゃんは、寒空の中、
雪に触りながら楽しんでいました。

その隣には、早く帰ったお父さんと思われる方が、
同じように手を引いて、息子と遊んでいました。


■働いている私たちにとっては、
こういった大雪は、「リスクである」、
と思う人はきっとたくさんいるのでしょう。

私も、帰りながら、

(雪は、大変だなあ、イヤだなあ)

そう思って疑いませんでした。


ただ、自分が小さい頃を思い出すと、

「イヤな大雪」

のような感覚は決して存在せず、
ただただ、ワクワクする瞬間だったなぁ、

ということをはたと思い出したのでした。


■しばしば言われる格言で、

『事実は1つ、解釈は無限大』

という言葉があります。


天気などは、まさしくそう。

「あいにくの雨」ともいうし、

「恵みの雨」ともいう。


それは立場によって、
状況によって、
捉え方によって違ってくるものです。


■そしてこのことは、天気だけでなく、
あらゆることに通ずることです。

例えば、仕事における

”上司の指摘”

”お客様の苦言”

なども、そう。

と”ある見方”では、

「あの上司は私のことを嫌いに違いない」
と捉えることもできるし、

「あの上司は私のことを想っていてくれている」
と捉えることもできる。


そして、そのどちらが真実かというのは、

”自分では、わからない”

のです。

それは自分の「解釈」が、
なんだかんだ言って、絶対に入るものなのです。


■だからこそ、私たちは、

「”あいにくの”◯◯」とか

「”めぐみの”◯◯」といった、

『枕詞(まくらことば)』を、
無意識につい、つけがちであるということを、
客観的に認識する必要があるし、

自分がどんな『枕詞』を使っているのか、
その癖を認識し、より望ましいものに、変換してく必要がある。

そのように思うのです。



【「あいにくの雨」など、本当は存在しない】
(=全てはあくまでも”解釈”である)


ということ、認識しておきましょう。



とはいえ、ビジネスマンに雪は大変なので、
雪道にはお気をつけください。


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<今日の未来習慣>

1,頭を抱えたり、悩ましい事を考えてみる
2,ものすごくポジティブな人(=尊敬するだれか)
  であれば、どんな”考え方”、”ものの見方”をするのか想像してみる。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【本日の名言】 絶望的な状況はない。
絶望する人間がいるだけだ。

ハインツ・グデーリアン”

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