「リーダーシップ」には、4つのレベルがある
(今日のお話 1620文字/読了時間1分半)
■こんにちは。紀藤です。
昨日は、ラン10キロ、スイム1キロ、
テニス3時間、卓球2時間、
1日中動きっぱなしの日でした。
特に下半身に筋疲労が蓄積しております
が、この後の
身体が軽くなっていく回復期がたまりません。
運動は、心の食事だよなあ、と思うと同時に、
どんどん追い込むことに快感を覚える今日この頃。
*
さて、早速ですが、本日のお話です。
本日は私達が専門としている
「リーダーシップ」をテーマに、お伝えさせて頂きたいと思います。
タイトルは、
”「リーダーシップ」には、4つのレベルがある”。
それでは、どうぞ。
■「リーダーシップの強化」。
私達がたくさんの会社様から
ご相談されるテーマの一つです。
しかし、
”リーダーシップ”
とは一体何なのか?
このことを考えたとき、
明確に定義されているものは、
意外と見当たらないようです。
■しかし、こんな
「リーダーシップの考え方」があります。
それが、「7つの習慣」の著者であり、
リーダーシップの専門家として有名な、
コヴィー博士が提唱している、
『リーダーシップの4つのレベル』
というもの。
(特に組織において)、
”人がリーダーシップを発揮するためには、
こんな順序がある”
といっています。
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<リーダーシップの4つのレベル>
◯個人 ・・・
一人ひとりの変革から全ては始まる。
個人が「インサイドアウト」(内から外へ)という姿勢で、
まず自分から動くというアプローチを取ること。
これがリーダーシップの最初のレベル。
◯人間関係 ・・・
個人が自分自身の”信頼性を高めること”
(目標を持ち努力している、自分をマネジメントできている)
ことで、人間関係においても、”信頼関係”が生まれる。
その信頼関係を土台にして、 コミュニケーションや問題解決を行うことで
”人間関係におけるリーダーシップ”が生まれる。
◯マネジメント ・・・
”個人と人間関係のリーダーシップ”が整うと、
「管理・指示型(あれやれ、これやれ)マネジメント」から、
「人の能力や主体性を引き出すエンパワーメント型マネジメント」
を可能にしていく。
◯組織運営 ・・・
「個人」と「組織」が同じ方向を向く。
社員一人ひとりの夢・目標が、組織の夢・目標と重なっている状態。
それを実現するために、組織長クラスが「個人と組織のアライメント」
を形にしていく。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
というイメージ。
■なんだか文字が多くて、
小難しそうな表現で書いてしまいましたが、
ここから何が言いたいのか?
それは、もし組織が
”より成果を生み出そう”
と思うのであれば、大前提として、
・インサイドアウトの姿勢を持つ『個人』
・個人の力を引き上げる『リーダー』
・個人とリーダーの力を最大化する『仕組み』
などの複数の要素が、どれも必要になってくる、
ということをお伝えしたかったのです。
よくあるように、
・皆、そもそもやる気がない、
リーダー任せにして主体性がない文化である
という状態も、
・メンバーは優秀なんだけど、リーダーがダメで、
結局、皆辞めてしまう
という状態も、やっぱりよくない。
やはり、「バランス」なのです。
だからこそ、
先述したように、
・個人
・人間関係
・マネジメント
・組織
がそれぞれのレベルで、
リーダーシップを発揮する事が大事ですし、
それを形にするために、
・効果性の高い「個人」
・偉大な「リーダー」
・フォーカスと実行できる「仕組み」
を育てること、
これが大事だと思うのです。