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1207号 2017年6月4日

『リーダーシップの旅 見えないものを見る』

(今日のお話 2456文字/読了時間2分)
■こんにちは。紀藤です。

昨日土曜日は、8月24日に初めて参加する、
「トライアスロン」に向けて、
スイミングスクールへ。

また、夕方からは、
「組織コンサル養成塾」の最終回でした。


今、私の仕事も、
「お客様の企業を、教育を通じて良くする」
ことをミッションとして行っています。

が、同じことを学ぶのでも、
違った角度から考えることで、
より深く考える事ができましたし、

加えて、

こういった「未知の学びの場」に飛び込むことで、
出会うことがなかっただろう方と繋がることができ、
自らの視野も拡がりました。

改めて、外の世界に出ていくことの大切さ、
噛み締めた次第です。

今度は、私自身が
こういった「輪」を作っていきたい、
そう思いました。



さて、毎週日曜日は、
今週のおすすめの一冊を紹介する、
「今週の一冊」のコーナー。

今週は、

========================
<今週の一冊>

『リーダーシップの旅 見えないものを見る』
(著:野田智義、金井壽宏)

========================

をご紹介させて頂きたいと思います。

それでは、どうぞ。

■友人から、

「リーダーシップの専門家の
 フランクリン・コヴィーの社員なら、
 当然、『リーダーシップの旅』、読んだことあるよね?
 (え、まさか、知らないの?)」


ばりに問われ、慌てて購入したのが1年前。


読んでからというものの、私の中で、

『リーダーシップとはかくあるもの』

という概念を言語化した、
一つの”軸”となっていると感じています。


■さて、この本、

『リーダーシップの旅 見えないものを見る』
(著:野田智義、金井壽宏)

は、

神戸大学大学院経営学研究科教授でもあり、
日本屈指のリーダーシップの専門家である金井教授と、

特定非営利活動法人ISLを創設し、
次世代リーダー育成に取り組む野田 智義氏の共著です。


すなわち、日本を代表する教授が、

「リーダーシップとは何たるか?」

をアツく書き上げた本、
といっても過言ではないでしょう。


■さて「リーダーシップ」という言葉。

よく使われる割に
何となくフワフワした、掴みどころのない、
そんなイメージがこの言葉ではないでしょうか。


課長になったから、リーダーなのか?

部下を持ったから、リーダーなのか?

社長は、皆、リーダーなのか?


そんな疑問を巡らせた、
前述の『リーダーシップの旅』の著者
野田氏は「リーダーシップとは?」という疑問について、
をこのように表現します。


”リーダーの本質は、
 まず「リード・ザ・セルフ」(=自らをリードする)
 ことから始まる。

 時にはリスクを冒してまで行動しようとする人の背中に、
 人はエネルギーを感じ、自発的についていこうと思うのだ。”



少し抽象的ですね。

具体的なイメージとしては、
こんな例え話をしています。

「リーダーシップの旅」はこんな風に始まる、といいます。


(ここから引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『私たちは、深く暗い森の中にある村の住民だ。
 村のはずれには不気味な沼地がどこまでも広がっていて、
 周囲を暗い森が囲んでいる。

 村には昔から言い伝えがあって、私たちは、
 「この沼を渡るな、この沼を渡って戻ってきた者はいない
 と聞かされて育ってきた。

 たまに好奇心あふれる青年が沼地に足を気まぐれに入れてみるが、
 気持ち悪さからすぐ足を引っ込めてしまう。


 しかし、森で暮らすあなたには、
 何か抑えきれない気持ちがある。

 遠く目を凝らすと、沼と森の果てに、
 ほのかな光が見えるような気がするのだ。
 森の向こう側には、豊かな草原と、
 青い空が広がっているのではないか。

 もし、そこに住むことができれば、どんなにすばらしいだろう。
 青い空の下に広がる草原で寝っころがる自分を想像しただけで、心が弾む。


 青い空を、自分で見たい。
 年老いた両親にもぜひ見せてやりたい。


 そう思って、あなたは沼に一歩を踏み入れる。
 水は冷たく、澱む泥がその深さを書くし、周囲の闇が身体を包む。

 不安や恐怖が頭をかすめ、思わず身がすくむが、
 それでも、沼を渡り、森を抜けたい、
 青い空を見たい、見せてやりたい、
 と思う気持ちがあなたに歩みを続けさせる。』


これが「リーダーシップの旅」の最初のステップ
自分をリードする、という 「リード・ザ・セルフ」だ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

と。

まず、自分が
「深い森の中で、”ほのかな光”を見る」。

そして踏み出すところから、
リーダーシップは始まる。

そして、この話は続きます。


以下再度、引用です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『もし、沼地の先にある素晴らしい未来に魅せられ、
 リスクを承知で、覚悟を決め、恐ろしい沼地に一人、
 歩みを進めたとしたら何が起こるか。


 三分の一ほど進んで後ろを振り返ってみる。

 すると、一人、二人、三人と、恐る恐る沼に足を入れ、
 後についてくる仲間がいる。

 仲間はあなたにエネルギーを感じ付いてくる。

 そしてあなたは彼・彼女らがついてきてくれることに、
 勇気と喜びをもらい、責任感を覚え始めながら、
 先頭に立って歩み続ける。


 その時、あなたは、

 「リード・ザ・セルフ」(自分をリードする)
  から
 「リード・ザ・ピープル」(人をリードする

 と成長し、協働関係が生まれていく』


(引用『リーダーシップの旅 見えないものをみる』より)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


■リーダーシップは

1,「自らをリードする」から始まる、
2,「人をリードする」に自然と成長していく

このステップを目指す「旅」のようなものである、
ということ。


「肩書き」があるから、
人は付いてくるのではなく

誰よりもリスクをとって、
誰よりも情熱的に前に進んでいるから、

だからこそ人はついてくる。


それこそ、
「リーダーシップの本質」
だと思います。


■この『リーダーシップの旅』を読み解くと、
どうすればリーダー足り得るか、を知るとともに、

「自ら沼地を渡ろうとする意志」
「沼地の先の希望を描く自らのビジョン」
「率先して先頭に立つ行動力」

など、”自分自身をリードすること”なくては、
リーダーとは言えないことを感じさせられます。



ぜひ、今後何かを成し得ていこう、
成し得て行きたいと思われる方、

リーダーたらんとするだけでなく、
自分の人生の主人公でありたいと思う人にも、

ご一読頂きたい本です。


ものすごく、お勧めです。

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