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306号 2014年6月6日

想像力と創造力

■おはようございます。紀藤です。

昨日、個人的にとても刺激的なニュースが報じられました。

それは、

「空気を読み、感情を理解し、人々を幸せにできるロボット」

なるものの発表です。

『今日は、100年、200年、300年後の人々が
 ”あの日が歴史的な日だった”と記憶する日になるかもしれません。
 
 今まで、ロボットと言えば”ハートが欠けている”ということを表す言葉でした。
 今日、おそらく人類史上はじめて、ロボットに感情を与えていく、
 ということを発表したくてみなさんにお集まりいただきました。』

ソフトバンクの孫社長は
こんな言葉とともに、来年の2月に発売する
ロボットの紹介をしました。


■このロボットの発売の影響や、
どう活用するか、その先はどうなるか、などには
様々な意見があると思います。

しかし、私は単純に
「すごいな」と思いました。

何が凄いかというと、
ロボットが発売されたことではありません。

凄いのは、孫社長の未来を描く想像力。

彼は2013年のソフトバンクの講演において、
このような話を述べていました。

「2018年にはチップは人間の脳を超える」

「脳型コンピューターを搭載した知的ロボットの登場によって、
 人間がこれまで不可能と諦めてきたような分野でロボットが活躍する時代が来る」
 
「悩んだり、想像したり、クリエーションしたり、感情を持ったりというのは
 人間の特権だと思っていたが、コンピューターが自己学習するような時代がやってくるのではないか」
 
「脳型コンピューターは必ず生まれると私は思っている。
 しかもそれは、人間よりもはるかに鋭く未来を洞察したり、発明したりするようになる。」
 
「はるかに優れた(脳型コンピューターを持つ)ロボットと人間とは、幸せに共存できると信じている」

などなど。 


■これが実現するとか、しないとか、
そもそも足元の通信ビジネスを〇〇してよ、
などという話は置いておいて、
少なくとも私には、
孫社長が思い描くような未来は考えつきません。

でも、この言葉を見るからに、
彼はリアルに、10年後20年後の世界を
カラーでイメージしているように思えます。

孫社長は言うまでもなく、
日本を代表する実業家の一人であり、
それゆえ、
持っている情報、知識、経験は常人とは桁違いのはず。

だからこそ、彼の頭の中で想像している未来は
体温を持つリアルなものに成り得るのではないか、
私にはそう思えてなりません。


■「7つの習慣」において、

【知的創造は物的創造に先立つ】

といいます。

”人が想像したことは実現する”

と言われるように、
人類の歴史を見てくると、
誰かがイメージしたものは、次々に形にされてきました。

「宇宙旅行」だって、
当時の人からすれば夢物語でしたが、
今は実現できるようになりました。
(お金があれば、参加もできます)

その原点となるのは人の想像力。

”人が「知的創造」をした(思い描いた)。 
だから「物的創造」された(形になった、実現した)。”

物事の実現の前には、
必ず、人の「想像力」「知的創造」が先立ちます。

これは世の中の原則です。


■人それぞれの持つ、
知識の量や想像力によって、
「知的創造」の質も変わるため、

多くのことを知り、
たくさんの可能性を知る人ほど、
思い描ける未来の幅も広がり、
「知的創造」のレベルも上がっていきます。

孫社長やスティーブ・ジョブスのように、
”世界を巻き込むようなビジョン”を
掲げるのは難しいかもしれません。

しかし、自分の身近な、
影響を与えられること(仕事や人生)については、

「こんな未来にしたい」という思いを持ち、
より質の高い「知的創造」をするように心がけ、
質の高いアウトプット(成果)を生み出していきたいものです。

【本日の名言】 未来は
自分の夢のすばらしさを
信じる人のものである。

           エレノア・ルーズベルト

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