メールマガジン バックナンバー

270号 2014年4月14日

誰が決めたかわからないけど、確かに存在するルール

■おはようございます。紀藤です。

この週末はとても暖かく、
春の陽気でしたね。

そんな春らしさにかこつけて、
私は「ガーデニング」に挑戦してみました。

以前、友人からもらった
「大根栽培キッド」の栽培が思いのほか楽しく、
もう少しだけ本格的にやってみたいな、
と思っていたので、
この土日はホームセンターへ行き、
「何をつくろうか」とあれこれ悩んでいました。


■ちなみに今回選んだのは

【バジル栽培】。

初心者でも育てやすく、
イタリア料理にも良く合うという事で、
パスタ好きな私にぴったりだ、
ということで、選びました。

また、「苗植え」と「種」も選べましたが、
教育に携わるものとして、
やはりゼロから育てる「種」からでしょう、

ということで「種」を購入。


■「あとは、”土”と”プランター”か」

と安易に考えていましたが、
「ガーデニング」とはそんなに単純なものでは
なかったようです・・・

一言に「土」や「プランター」といっても、
植物にとってふさわしい環境があるとのこと。

インターネットで調べてみると、
「バジル栽培」は、

・”赤玉土:腐葉土=7:3”の割合がいい。
・プランターは根の発育を考えて、15センチ以上のものがよい。
・20℃以上ないと発芽しないので、寒い時期は室内で育てたほうがよい。 
・1か月に1度は土にチッソ、リンサン、カリ(肥料)を入れるのが重要。

などなど、聞いたこともないような

”植物栽培のヒント”

がわんさかと出てくるわけです。

そして、このようなことを無視して育てていると、
いくら初心者でも育てられる”バジル”だったとしても、
葉が黄色くなり、枯れてしまう事もある、
そんなことが書かれていました。


■植物で考えると顕著ですが、
世の中には、

”変えられないルール(原則)”

と呼べるものが、いくつも存在していると感じます。

今回のバジル栽培の、

”20℃以上じゃないと発芽しない”
”根を広げられる大きさの出来るプランターじゃないと大きくならない”

というのも、
誰が決めたかはわかりません。

でも現実、そのようになっていて、
そのルールに従って育てなければ育たず、
逆にそんな「原則」に忠実に従って
育てることができれば、

【実りある果実】

を長期継続的に得ることができるのでしょう。


■そして、私たちの日常においても、
このような、

【”誰が決めたかわからない”でも、確かに存在するルール】(=原則)

があります。

それは、人間関係において、

「人を傷つければ、関係が悪くなる」

だったり、

「勉強や練習がゼロならば、本番に良い結果もでない」

だったり、

「プロジェクトを上手に進行するためには、計画が必要」

というのも、
”何故だかわからないけど、そうなる”という、
「原則」が関わっている例でしょう。


■であるならば、
良い結果を求めるにあたって、

”確かに存在するルール”

に従って、忠実に行動するほうが、
賢い選択と言えそうです。

その点では、植物も人間も一緒。

ぜひ、忘れないようにしたいものです。


■今日のお話は、

・ガーデニングを始めた。
 初心者用のバジル栽培。
 
・植物には、植物が育ちやすい環境というものがある。
 それは人がいくらがんばっても、変えることができないもの。
 
・その”変えることができないもの(原則)”に従って育てることで、
 植物は大きく育ち、継続的に実りをもたらしてくれる。
 
・誰が決めたかわからないが、このようなルールは
 植物栽培だけでなく、全てのことに当てはまる。
 
・このような「原則」を意識して行動することが、
 良い結果を出し続けるためにも、賢い選択、
 と言えるのではないか。
 
という内容でした。


今日も皆様にとって、素晴らしい一日になりますように。

【本日の名言】 この世を動かす力は希望である。
やがて成長して果実が得られる
という希望がなければ、
農夫は畑に種をまかない。

                  ルター

365日日刊。学びと挑戦をするみなさまに、背中を押すメルマガお届け中。

  • 人材育成に関する情報
  • 参考になる本のご紹介
  • 人事交流会などのイベント案内

メルマガを登録する

キーワードから探す
カテゴリーから探す
配信月から探す