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10号 2013年3月14日

~ 人生は、農業と同じ ~

■おはようございます。

今日は雨ですね。
とはいうものの昨日は随分暖かく、
春を感じるこの頃です。

週末、近くの公園で梅の花が咲いているのを見かけました。
それを写真でとっている近所のおじいちゃん達を見て、
何だか心が和みました。

日本の良さの一つは、
四季があり、季節の移り変わりを
生活の中で感じられるところじゃないかと私は思います。

春に芽吹き、
夏に花を咲かせ、
秋に種が落ち、
冬に力を蓄え、春に備える。

自然のシステムを、根の部分で理解しているのが
もしかすると日本という国なのかもしれませんね。


■さて、そんなお話も踏まえてですが、今日は
「7つの習慣」の『農場の法則』というものを紹介いたします。

これは自然界と同じように、
ビジネスであれ人間関係であれ、
どんなことでも、継続的に望む成果を得続けるためには、

「種をまき、育て、それから刈り取る」
「蒔いたものしか、刈り取ることはできない」
といった原則が必ずある、
という考え方です。

しかしながら、
短期的な成果を求められる今の世の中で、
果実(成果)を刈り取ることに一生懸命になりすぎて
1か月後の食べる果実もないのに、まだとろうとしていませんでしょうか。
それなのに、大切な種蒔きを疎かにしがちではないでしょうか、

というようなことを、本書にて警鐘をならしています。


■仕事に一生懸命になりすぎるあまり、
大切な家族関係を犠牲にしてしまったり、
今の楽しさを追求するあまり、
健康を損ねてしまったり

すると短期的にはよかったとしても
長い目で考えたときに、必ずしも成功とは言えないかもしれません。
(と、いいながら目の前の快楽をつい選択してしまう自分がいますが・・・)


■成果(目標達成=Performance)を継続的に出し続けるためには、
成果を得るための能力(目標達成能力=Performance Capability)
を磨き続ける必要があります。

自転車ではるか遠くいくためには、
定期的に空気をいれないといけませんし、
たまにチェーンにオイルも塗ってあげないと、
漕いでも、漕いでも、疲れるばかりでちっとも前には進まないでしょう。

※ちなみに、この考え方を「7つの習慣」では
『P/PCバランスを考える』と表現しています。

空気がなく、ベコベコの自転車で無理して漕ぐより(→私です)、
定期的に空気を入れて、楽に漕いで目的地に行く方が、
きっと楽しく、効果的に毎日を過ごせそうですね。


今日もバランスよく、がんばりましょう!

【本日の名言】 人はいつも真面目くさってばかりいて、
少しの楽しみもくつろぎも味わわずにいると、
知らず知らずのうちに心を病んでしまう。

        ヘロドトス(ギリシャの歴史家)

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