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1541号 2018年5月6日

アウトプットを変えたければ、インプットを変えること

(本日のお話 2170文字/読了時間2分半)



■こんにちは。紀藤です。

昨日インドより帰国し、
その後、家電量販店にて新しいパソコン、
携帯電話などを購入。

マイクロソフトのsurface pro 4 LTEモデル
というものを購入しましたが、

・パソコンを開いた瞬間にネットにつながる
・タブレットとPCの中間で使いやすい

などのことで、購入早々、
生産性の向上を感じています。

私は、別に

”電子機器オタク”

ではないのですが、本当に
テクノロジーに助けられることは多いのです。


自分の頭を効率的に活用するために、
時間対効果を最大化するために、

「テクノロジーを駆使する」

というは現代人の必須スキルの
一つであろうな、

などと思った次第。




さて、本日のお話です。

インドから帰ってきた翌日ですが、
GWの最終の土日(本日と明日)では、

”ストレングス・ファインダーのコーチング(強みの活かし方)”

について、2日間のセミナーでした。

ちなみに、受ける方、です。


この体験を通じて、
改めてインプットの大切さを感じており、
セミナーの学びを通じて、思うことがありました。

本日は、そんな”学びのスタンス”について、
思うところを、皆様にご共有させていただければと思います。


タイトルは、


【アウトプットを変えたければ、インプットを変えること】。


それでは、どうぞ。



■新入社員研修のシーズンが、
4月に続きましたが、
その際にお伝えしていたことの一つに、


「社会人になってからも、学び続けること」


という話がありました。


「学び続けること」の大切さについては、
否定する人は、おそらくいないのではないかと思います。


日々の仕事だけでなく、
それ以外で、どれだけ勉強しているか、

これらが、ゆくゆく、
自分のキャリアと可能性に、
いかほどの影響を与えるかは言うまでないでしょう。


■しかしながら、実際は、

「社会人」とされる人は、
どれほどのレベルで、
どれくらい学んでいるのか、

は、人により、
かなり差があるようです。




そんな「学び」について、
”教養人”としても知られる、
ライネット生命の創業者・出口氏が、
こんな言葉を残していました。

それは、


【人間は、インプットが変わらなければ、アウトプットは変わらない】


という言葉。


、、、

シンプルですが
深いと思いませんか?


当たり前の話ながら


・いつも同じ仲間たちと

・同じ毎日、ルーチンを過ごし、

・漫然と情報を入れて、仕事をしている


なんてことを続けたとしたら、
見える成果は、知れています。


良くて現状維持、
悪ければ淘汰(仕事がなくなる)
されていきます。


■だから、”成果”にこだわることは、
きっとビジネスの世界で生きていくのであれば、

その立場が

サラリーマンであれ、
個人事業主であれ、
派遣社員であれ、

差こそあれど、
重要な考えでは、

と思うわけです。



では、「違う成果」を、
生み出そうとするのであれば、
何が必要になるのか。

サバイバルしていくために、
どんな考えが必要になるのか。


それは、出口氏の言葉にも意味される通り、


『”良質なアウトプット”を目指すのであれば、

 ”良質なインプット”が必須である』


ということなのだと思います。


価値をより厳しく評価される昨今、

「差」をつけるのであれば、

もっと多くのことを学び、
もっと多くのことを試し、

自らの専門分野はもとより、
周辺領域においても、
圧倒的な情報、スキル、力量を獲得すること。


そうして、初めて、

『良質なアウトプット』

を出せるのではなかろうか、

そのように、出口氏の言葉をみて、
思ったのでした。



■少し私(紀藤)の話となり恐縮ですが、

ふと思えば、これまでに
私が「人材育成」に関わる分野、

・人を育てる
・自分が変わる

というような行動に対して、
研修、セミナー諸々、どれくらい
「投資」をしてきたか考えてみたところ、

4桁万円を普通に超えていたことが
先日判明しました。


こういう話をすると

「本当に変わっているよねえ」

という(お褒めの?)言葉をいただくこともありますが、
それでも正直、足りていない、と思うのです。


人に学びを伝えるのであれば、

そして成果を残すため、
コミットするのであれば。


その10倍、100倍学ばなければ、
特に「教育」など語れるはずもない、

と私は思います。


だから休みもGWも関係なく、
学ぶことが大事だと思いますし、

そうせねば、お客様に
”良質のアウトプット”なぞ、
プロとして提供することもできない、

と思うのです。



■、、、なんて偉そうなことを言っていますが、
実際、真面目な話、

「プロとはなにか」

と考えていくと、
そういうことなのではないか、

と真面目に思います。


きっと誰もが、
自分の”専門領域”というものがあり、
そこで、価値を世に提供していると思います。


今は人生100年時代。

時代も”働き方改革”、
”生産性”などと呼ばれて久しいですが、

・自らがどれほどのアウトプットを提供しているか、

・それは、どれほど価値があるものなのか、

・そして、価値を高めるために、
 どれほどのインプットをしているか、


を日々刻々と振り返ってみることは
とても大事なことではないだろうか、

と思います。



だからこそ、
ライフネット生命 創業者の出口氏の言われるように、


【アウトプットを変えたければ、インプットを変えること】


が重要なのだろう、

そのように思った次第です。


自戒を込めて。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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【本日の名言】

私は機会の到来に備えて学び、
いつでも仕事に書かれる態勢を整えている。

エイブラハム・リンカーン

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