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1654号 2018年8月27日

「学びの山」への正しい登り方を知ると、加速度的に学びが深まる

(本日のお話 1561字/読了時間2分)

■おはようございます。紀藤です。

昨日日曜日は、朝から昼まで
「7つの習慣 読書会」の実施でした。

また、夜からは、
友人の経営者が実施する、
「アチーバス」という教育系の研修ゲームに参加。

改めて、「学びの喜び」を、
噛み締めた次第です。

楽しかった!



さて、本日のお話です。

昨日、朝9時から12時半まで

『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』

について、 
友人と共に、本を開きながら、
一緒に勉強をいたしました。

私も、フランクリン・コヴィー・ジャパンに
入社して早6年。今年の5月から独立し、
業務委託となってはいますが、
「7つの習慣」の付き合いは、だいぶ長くなりました。

理解している”つもり”だったのが、
改めて本を読むと、

「そんな事が書いてあったんだ!」

と知らない発見があり、驚いています。



今日は、そんな気付きの中から、

「学びのプロセス」

について、大切だな、
と思ったことがありましたので、
皆様に、ご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【「学びの山」への正しい登り方を知ると、加速度的に学びが深まる】。


それでは、どうぞ。


■登山が趣味の、友人がいます。

彼曰く、


「山登りが楽しいのはね、

 Aというルートから登ったあと、
 Bという別のルートで登ると、

 ”その山が全く違って見える”んだよ。

 いくつものルートから、
 山頂を踏破すると、その山が、
 最初とまるで違って見える。

 だから、深みがあって、山登りは面白いんだよ」


と。


■この話を聞いて、
「なるほどなあ」と思うと同時に、

これはこと、「学び」についても、
全く同じことがいえるな、と思ったのです。


”『学びの山』の登り方”


も、同じであろう、
とう感じるのです。




ある会社で、5年前、
新入社員の時に「7つの習慣」の研修を
受講された方がいました。

その方たちが、5年経って、
27~28歳になったとき、

再度「7つの習慣」を受講したのです。

内容は、言ってしまえば、
概ね同じ内容ではあります。


、、、しかし、その感想は、
以下のようなものでした。


「前回受けたときと、全く違って見える」

「前に、こんな話あったっけ、と思うこと
 ばかりだった」

「実は言っていることの内容を
 全然理解していなかったと気づいた」

「前も良かったけど、5年前と、
 ”刺さり方”が違って感じる」


という感想です。


■昔と立場、状況が違っている。

その中で、7つの習慣という
「同じ山」に登ってみたところ

そこから見える景色が、
まるで違って見えた。

そして、理解が深まった。


こういう現象が、

『学びの山』

でも起こるものです。


いくつものルートから、
何回も何回も、立体的に踏破すること。

そのことを通じて、

「学び」

というものは、ようやく
自分の血肉になってくるものである、

私はそのように感じます。



■よく耳にする話が、


「ああ、その研修(7つの習慣)ですね。
 以前、昔受講しましたよ」

とか、

「その話は、聞いたことがあります。
 知ってますよ」

というコメント。


しかし、

『”しっている”と、”している”』

は、全く別物なのです。


「学びの山」は、同じ山に見えても、
登り方はいくらでもあるのです。


だから、


・「研修」を通じて理解する

・「読書」を通じて理解する

・「実践」を通じて理解する

・「教えること」を通じて理解する

、、、

というように、

何度も何度も、
いくつも、いくつものルートから踏破し、
その「学びの山」の深みを噛みしめること。


それこそが、


”学びを己の血肉にし、
 自らの成長を、加速度的に高めてくれる”


のです。


私も『7つの習慣』の本を、
改めて熟読して未熟さと共に、感じた次第。


最後までお読み頂き、ありがとうございました。

本日も皆様にとって、素晴らしい1日になりますように。


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<本日の名言>

忍耐の草は苦い。
だが、最後には甘い、柔らかい実を結ぶ。

カール・ジムロック
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