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1694号 2018年10月6日

「未来日記」を書くと、目標が現実化する

(本日のお話 2053字/読了時間2分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は、3件のアポイント。
また研修企画のコンサルティング(受ける方)や打ち合わせなど。

そして、午後からは西東京に移動し、
『7つの習慣研修』研修実施立ち会いでした。

同世代の非常に優秀な方々が受講いただいており、
懇親会でもたくさんお話をさせていただきました。

改めてご参加頂いた皆様、
ありがとうございました!



さて、本日のお話です。

最近、ふとしたきっかけで、
「未来日記」なるものを書き始めました。

『みんチャレ』という、
2016,2017年のGoogleアプリのランキング1位にも輝いた、

”習慣化を成功させるアプリ”

という素晴らしいツールです。
個人的にも、デザインも可愛らしく、とても好き。


先日久しぶりにそのアプリを開いてみたところ、

『「未来日記」を書いて、目標を実現!』

というようなチームが、メンバーを募集しており、
なんとなく興味を惹かれ、始めてみたのでした。

実際やってみたところ、
まだ数日ですが、これは結構いいな、と手応えを感じております。

今日はその感想から、

「1日の計画をする大切さ」

について、思うところを皆様に
ご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【 「未来日記」を書くと、目標が現実化する 】。


それでは、どうぞ。


■私が学生時代の時、

『未来日記』

という番組が流行っていました。
(今からもう20年前の話です)

その番組の詳細は、

”ある男女に、スタッフから「未来日記」を渡される。
男女は、「未来日記」に書かれた通り、行動しなければならない。
その過程で、お互いは恋に落ちるのだろうか?”

というコンセプトの恋愛バラエティ企画でした。


思春期の頃の私は、その番組を見て、
大変興奮、、、否、ドキドキしていたことを覚えています。


■そして、先日私がたまたま参戦した、


『「未来日記」を書いて、即座に目標を実現しよう』


というのは、それを恋愛ではなく、
いわば「我々の日々の生活」でやっていきましょう、

という企画です。


「未来日記」ですから、

・明日のタスク、
・起こりそうなこと、
・実現したいことなどを、

より具体的に想像して、書くことが求めらます。


例えば、

「今日(本当は明日)のプレゼンでは、
 10人の幹部の前で、企画を発表した。
 しかし、事前に資料を配っておいたことが功を奏して、
 とてもスムーズに進んで、どうやら企画が実現になりそうだ」

とか、

「今日(本当は明日)は、仕事を集中できて、
 早く切り上げることができた。
 家に帰った後に、10キロのランニングとストレッチを
 しっかり行うことができた。体が軽くて気持ちがいい」

とか、

「読みかけの本を、電車の中で30分、
 一気に読み進めることができて、非常に学びが多かった」

、、、などなど、

【「こうなったら理想」と思える1日を、好き勝手に、具体的にイメージする】

のです。


■実際、100%その通りには、行きません。

突然やってくる仕事もありますし、
予測できるものばかりではないのが1日です。

しかしながら面白いのが、

『「こうなったら理想」と思える明日を
  より、具体的にイメージする』

ことをすると”思考の粒度”が、
かなり細かくなります。

つまり、「1日のタスクリスト」をただ出すよりも、

・どんな風に行動するのか?
・どんな結果を目指すのか?
・どんな気持ちになれば満足なのか?

など、より深い部分まで、
自然とイメージするようになるのです。

明日の目標も行動も、
よりクリアになる感覚がする。

すると、それが書いたことの、
「現実化」を後押ししてくれたりするのです。


■世界的ベストセラーのビジネス書『7つの習慣』では、

”第2の習慣 終わりを思い描くことから始める”

という習慣を伝えています。

この習慣の中で、著者コヴィー博士は、

『知的創造は物的創造に先立つ』

という言葉を紹介しています。

この言葉が意味することは、例えば、

”「素晴らしい建造物」を作りたいのであれば(物的創造)、
「素晴らしい設計図」を書き出すこと(知的創造)を先にしなければいけない”

という話です。

どんなものでも、
「計画」があるから「実行」があるのです

そして、私達の1日についても、全く同じです。

”「素晴らしい1日」を形にしたいのであれば(物的創造)
「素晴らしい1日の計画」を先ず作ること(知的創造)”

が必要になるのです。

そうしないと、日常の竜巻に巻き込まれ、
あっちへこっちへ、振り回されて終わってしまいます。


■ビジネスパーソンの基礎スキルとして、

「時間管理」や「計画」

が大事、と言われることがあります。

人生は有限な時間でできていますし、
ビジネスアワーも8時間とするならば、それまた有限であり、
そして平等です。

だから差を生み出すために、
「時間の使い方」というのはとても重要であり、
仕事、そして人生に大きな影響を与える、
最も大きな要素である、と言っても過言ではないでしょう。


しかしながら、その

「時間」

とは、ぼーっとしていると、
いつものルーティンで埋め尽くされてしまいます。

そして、なんとなく過ごし、
「何も生み出せなかった1日」で、
終わってしまうのがなんと多いことか。

■ですから、

【「こうなったら理想」と思える1日を、具体的にイメージする】

ことが、とても大事なのです。

その方法は、

「未来日記を書く」でもいいし、
「手帳に計画を記入する」でもいいし、
「瞑想をする」でもいいのです。


ただ、”知的創造は物的創造に先立つ”のです。


だからこそ、繰り返しになりますが、

【「こうなったら理想」と思える1日を、具体的にイメージする】


という習慣は、
とても、とても大事なもことである、

自分自身「未来日記」というものを通じて
改めてそのように思った次第です。

よかったら、「未来日記」やってみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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<本日の名言>

未来を予測する最善の方法は、
自らそれを創り出すことである。

アラン・ケイ
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