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1703号 2018年10月15日

「思い立ったが吉日」を胸に刻み、アイデアをどんどん実現させる方法

(本日のお話 1698字/読了時間2分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日日曜日は、研修企画や、
経理業務など総務関連の整理など。

今週も、色々と新しい活動がたくさんあり、
大変楽しみな1週間です。

友人が大学の先生をやっていることもあり、
人生初の「大学での講演」(ゲスト出演)もあり、
ワクワクしております。



さて、早速ですが本日のお話です。

「思い立ったが吉日」
という言葉がありますね。

研修を実施していると、
参加者の皆さまに対しても、
この言葉を良く思い出しお伝えしますし、

また自分が何かを企画しようとするときも、
この言葉の重みと重要性を、最近本当に感じています。

本日は、そんな

「思い立ったが吉日」

という言葉が持つ深みについて
思うところを皆さまにご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、


【「思い立ったが吉日」を胸に刻み、アイデアをどんどん実現させる方法】


それでは、どうぞ。


■『思い立ったが吉日』。

この言葉の意味は、

”何かを実行しようと思った時に、すぐ実行に移すのが良い”

という意味で使われますね。
(今更皆さまに偉そうに語る話でもありませんが)

もう少し深掘りして調べてみると、
この「吉日」というのは、

”やろうと思ったその時、瞬間”

を表すとのこと。

「明日が大安だから、ちょっと待って明日にしよう」
という意味では決してありません。

「いつやるか、今でしょ」

的なことですね。
(ちょっと古いですが、、、。)


■しかし、この言葉、よくよく考えると、
実に、理にかなっていると思うのです。

というのも、私自身の経験からも、
そう感じるのです。



私は、様々なジャンルの人と、
色々なイベントなど企画をすることがあります。

その時の傾向として、

「その話いいね!」

と盛り上がった場合。

大体、”その瞬間”、次のアクションがなければ、
それらが実行に移されることはないな、

、、、ということにふと気づいたのです。

その理由は、

『ボルテージが高まったその瞬間やらなければ、
 忙しい日々に巻き込まれ、忘れ去られてしまう』

がゆえ実行されない、ということなのだと思います。

「やる気がない」わけではない。

しかし、その場で、次の手を決めてしまわないと、
この忙しい昨今、他のことに押し流されて、

「まあ、いっか」

となり、できなくなってしまう、、、

これが”世の常”ではないか、
とさえ思うのです。


■「その話いいね!」とテンションが上がった、”その瞬間”。

それは、一番ボルテージが高い瞬間であり、
すなわち、やる気、実行可能性が最も高い瞬間である。

だから、その時、歩を進めるための、
次の一手を決めねば、ボルテージは下がる一方。

当然、実現可能性も下がる一方になるわけです。



だから、『思い立ったが吉日』というのは真実であり、
古今東西のことわざでも、

There is no time like the present.
(現在に勝る時はない)

Never put off till tomorrow what you can do today.
(今日できることを明日に延ばすな)

みたいな言葉がたくさんあるのでしょう。

 
■私の周りの、非常に優秀な方々は、
「それいいね!」といったら、その返す刀で、

「じゃあ、いつにする?」

と決める人が、非常に多いと感じます。


それが「イベント」ならば、

・次のミーティングの日程、
・計画やシナリオの完成日
・会場はどうするか

など、次のスケジュール、マイルストーンを決めてしまいます。


それが「営業」ならば、

・次のお客様とのアポイント
・次までの課題、タスク

などをその場で決めてしまう。

その場で出来ることは、
その瞬間に決めてしまうことで
次のステージへと”歩”を進めているのです。

仮に、その時、

「えっ、そんな、本当にやるの?」と相方がなったり、
「いやちょっとまたの機会で、、、」とお客様がなるのであれば、

それは、今はタイミングじゃない、
ということで、別のことにフォーカスさせればよい、

そう判断をして、エネルギーを効率的に使おう、
としているようです。

■結論を先延ばしにすること、後回しにすることは、
「可能性を残しておく」ように見えて、実は違います。

「塩漬けになった僅かな希望」を残しても、
さほど意味はありません。

むしろ結論や次の行動を先送りすることで、
エネルギーの散漫を招き、自らの可能性を、
目減りさせているだけなのかもしれないのです。



だからこそ、
『思い立ったが吉日』であり、

「やろう」といったことは、可能な限り早く、
すぐに手を動かすこと。

思いついたことは、すぐ
次の手に対しての結論を出していくこと。

ポイントは、『その場でやる』です。

それこそが、

【「思い立ったが吉日」を胸に刻み、アイデアをどんどん実現させる方法】

であり、私達の可能性を最大化する上で、
非常に重要なのことであろう、

そのように思った次第です。

自戒を込めて。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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<本日の名言>

何をするにも時間は見つからないだろう。
時間が欲しければ、自分で作ることだ。

チャールズ・バクストン
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