自分をレベルアップさせるためには、「よくわからない世界」に身を置くこと
(本日のお話 1885字/読了時間2分)
■おはようございます。紀藤です。
昨日は2件のアポイント。
ならびに夜からは英語塾への参加。
その後、仲間たちと懇親会など。
この英語塾には、
・JICAで海外を股にかけて働く方、
・独立して英語でコンサルをしている方、
・一流ホテルで働く方、
・大手企業での海外事業部の方
など、大変優秀な方が所属しています。
そんな仲間と、
リベラルアーツについて語る会ですが、
非常に学びになっています。
(レベルが違いすぎて、ストレスもありますが汗)
思ったことを、もっと英語で
スムーズに語れるようになりたいな、
と思った夜でした。
*
さて、本日のお話です。
最近思うことは、もし
「自分をより前に進めていきたい」とか
「成長させていきたい」と願うのであれば、
『数段上の世界と関わり続けること』
がものすごく重要である、
と感じます。
本日はそのことについて、思うところを
皆さまにご共有させていただきたいと思います。
タイトルは、
【自分をレベルアップさせるためには、「よくわからない世界」に身を置くこと】。
それでは、どうぞ。
■きっと、このメルマガを
読まれている皆さまは、
「自分をより良くしたい」とか
「自分をもっと成長させたい」とか
「新しい世界をみたい」という、
自己向上意欲に溢れた方が、
多いのではないかと思っております。
(でないと、こんなに長い文章に、
朝から目を通そう、と思わないのではないかと、、、笑)
しかしながら、
人生で100年時代と言われる中、
自分の理想的な人生を生きる、戦い続けるために
とても大事なことは、
『自分をアップデート(変化)させ続ける』
ことです。
常に、自らの”スキル”を磨き、
出来ることを増やす。
そうすれば、生き残れる確率も高くなるし、
それがすなわち、リスクヘッジになりますから、
己を前進させようとすることは
非常に重要な「人生戦略」でしょう。
■しかしながら、人はつい、
”今の環境に慣れてしまう”
生き物であると思います。
例えば、会社でそれなりの
ポジションについた場合。
周りには後輩やメンバーがいる。
皆、慕ってくれる。
上には、そんなに尊敬できる、
圧倒的な存在はいない。
自分がヒエラルキーの上の方にいる。
ゆえに、自己重要感も満たされている。
そして”居心地の良さ”を感じている。
、、、
もしそんな環境にいるとしたら、
「自分をより良くしよう!」
と思おうとしても、なかなかに
難しいようにも思うのです。
■しかし、世によく知られた、
「井の中の蛙大海を知らず」
ということわざにあるように、
どんな世界にも、常に上はいるもの。
もし自分が、
「結構イケてるな」
「俺(私)いい感じ」
などと思ったとすると、
それは、かなりの場合、
”自分が更に上のフィールドを知らないだけ”
である可能性がある、と思うわけです。
(恐ろしいことに)
■そんな中、もし、
自分が何かの分野において、
「更に上を目指したい」
「自分を成長させたい」
と思うのであれば、私が思う、
大変オススメな行動があります。
それが、
【自分が「よくわからない」と思う世界に身を置くこと】
なのです。
「よくわからない世界」といっても、
全く興味がない、知らない世界にいきましょう、
というのではなく、
興味がある分野、
自分が追求したい分野において、
「話している視点が違いすぎる」から、”よくわからない”、
そんな環境にいきましょう、
という意味です。
■例えば、冒頭にお伝えした私の英語塾。
参加しているのは、
皆TOEIC900超えは当たり前の仲間たち。
その中で、できるだけ洗練された英語で
リベラルアーツ(世界経済、政治、環境問題)
などを英語で語る、というコンセプトです。
正直、私のレベルでは、
英語力も、また語り合う内容も”荷が重い”のです。
というより”荷が重すぎる”のです。
つまり、私にとって未だに
”よくわからない世界”
なのです。
それは一言でいえば、
「レベルが違うから」なのでしょう。
精一杯背伸びしていますが、
常に足が吊りそうです。
*
また、ビジネスでもそうでしょう。
今定期的に会う仲間には、
自分が語る文脈より、
もっともっと深い話をする仲間がいる。
自分ができた、と誇らしく思っていることが、
「そんなの当たり前でしょ?」と、
普通にみてくる師匠がいる。
自分自身が、
”よくわからない”
と思える文脈で話すような、
上位視点から語る環境に身を置くと、
「自分の未熟さを痛感する」
のです。
ああ、自分はまだまだだな、
自分は何も知らないんだな、、、
そう思うようになるのです。
しかしながら、そのギャップ、隔たりがあるがゆえに、
”理想と現実の間に、真空状態”
を生み出し、
自分を高みに引き上げてくれる、
そのように感じるのです。
■「自分を成長させよう」と思う動機づけためには、
「環境設定」
がとても重要です。
それは自分にプレッシャーをかける行為でもありますが、
・危機感を感じる、
・自分はまだまだだと思える
・居心地が悪いと感じる
・周りとの歴然とした差を覚える
そんな場所は、自分を引き上げてくれます。
しかし、人は”痛み”があるからこそ、
成長しようと思うのも、また一つの事実なのです。
だからこそ、
【自分をレベルアップさせるためには、「よくわからない世界」に身を置くこと】。
このことを、改めてオススメさせていただきたいな、
そのように思った次第です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日になりますように。
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<本日の名言>
世界は一冊の本であり、
旅に出ないものは同じページばかり読んでいるのだ。
アウグスティヌス
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