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1900号 2019年5月1日

「令和」が始まり、「メルマガ1900号」を通して気づいたこと

(本日のお話 2158字/読了時間3分)


■こんにちは。紀藤です。

ついに、「令和」になりましたね。
そして、なんとたまたまながら、このメルマガも1900号です。
(偶然ですが、なんだか嬉しいです)

また昨日、平成最後の1日は、
夫婦で「礼法」のレッスンを受けてまいりました。
正座の正しい仕方、お辞儀の正しい仕方、立ち方…etc。

実はなんとなくではなく、
全てに意味や正式なやり方があり、
「天皇陛下の即位の礼」などで関わる関係者の方が、
その「礼法」に則っていたことを見て、驚きました。

ただ、知らなかっただけなんだ、、と。

これから夫婦で3ヶ月に渡って「礼法」を学びますので、
その内容の共有については、また是非メルマガでさせていただければと思います。



また改めて、本日で1900号!(パチパチパチ ※ひとりで)

そして、メルマガをお読み頂いている皆さま
いつもお忙しい中、お目通しいただき本当にありがとうございます。

この情報過多の世の中において、
見ていただけるだけで、本当に嬉しいですし、

その見て頂く時間分、皆様の役に立てるよう、
情報をお伝えして参りたいと思います。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。



さて、本日のお話です。

そして、今メルマガを1900回発信してきて、
「進歩とは何か?」について、思うことがありました。

今日は、私の個人的なメルマガ発信1900号を通じて感じた、
率直な思いと気づきを、皆様にご共有させていただきたいと思います。


タイトルは


【「令和」が始まり、「メルマガ1900号」を通して気づいたこと】


それでは、どうぞ。



■「平成」が終わりました。
そして、「令和」がはじまりましたね。

皆様にとって「平成」とはどんな時代でしたか?

このGWにも、”平成を振り返るメッセージ”が、
ネットでもテレビでも流れています。

そして、その中のコメントで、
「色々あったけど、あっという間だった」
というコメントが多く見られたのが印象的でした。

30年というと、長いようですが、
過ぎてしまうとあっという間です。
そしてそれが、「時間」が持つ特徴なのかもしれません。

光陰矢の如し、とはまさしくこのこと。


■「時間が経つのは早い」。

私も、同じように感じています。
そして、”過ぎ去った時間を振り返る”という中、
ふと思うことがありました。

特に1900号ということもあり、
また新ホームページを作るために、
「これまで書いてきたメルマガ」を振り返り、思ったのです。

それは、

「1900回発信し続けてきたけど、
 実はさほど言っていることは変わっていない」

という事実(!)。
(なんとも悲しいかな、、、汗)


■これは解釈の話ですが、よくよく見てみると、

・実は「昔のほうがいいこと書いていたじゃん」と思える

・「新しく思いついた!」と思ったことが、
  実は3年前に全く同じことを書いている

・ 同じ「名言」が何度も繰り返し登場している(よくあります)

・昔も今も、同じようなことで悩んでいたり、

、、、と、いうようなことが、非常に多く散見されるのです。

つまり、見方によっては「成長してない」ようにも感じる、
「さほど変化をしていない」ように感じることのほうが、
多いな、と思うわけです。

メルマガで発信を積み重ねて、
そして、人材開発だ、成長だと言っている本人が、
こんな現状なわけです。


■もっと言ってしまえば、

メルマガを書きつつ、自分の中で
「3歩進んで2歩下がる」とも感じるのです。

・メルマガのメッセージが独りよがりになる
・それに反省して、もっと役に立つメルマガを書くぞ、と反省する、
・うまくいくと、また変に自信が溢れてまた独りよがりになる
・そして、改めて「皆のために書くのだ!」と自戒、反省、、、

そんなふうに

『同じ場所をぐるぐる回っている』

ように思えることもあるのです。

■しかし、です。

とはいっても、小さな点を見ると確かに成長している部分もある。

それは何気ない言葉の使い方だったり、
同じことを言っていても、捉え方が少し違っていたり、
ちょっとだけ言葉に力がこもったり、

本当にちっぽけなもので、
自分にしかわからない微差の部分。

ほとんど同じ。
でも、ちょっと、進んでいる。


それは例えるならば、


【「段差の小さな螺旋階段」を歩み続けている】


のようなものです。

上から見ると、”螺旋階段”は、
同じところをグルグル回っているように見えます。

でも、横から見るとその螺旋階段は、少しずつ上に登ってはいる。
(”ごく小さい段差”しかないけれども、、、、)

自分がひたすら歩いていると、ふと気づく。
「あれ?前もここ来たことがあるよな、、、」と。

一周回ってきて、以前と”おんなじ場所”にやってきたと感じるのです。

するとその時、なんだ、前と同じことをしているじゃないか…
変わっていないじゃないか、と不安を感じる。

でも、よーく足元を見てみると、
10センチなのか、20センチなのかわからないけれど、
(時には前より下がっているときもあるけれど)

それでも、全体を通してみると、
確かに上に、少しずついる場所が高くなってきている。

そんな


【「段差の小さな螺旋階段」を歩み続けている】


という感覚が、メルマガ1900号を通じて感じているのです。

そしてそれが、もしかすると、
「人が進歩する」ということなのかもしれない、
そんなことを思いました。


■新しい時代の始まり。

一つの時代が終わり、また新しい時代を迎えますが、
きっと私達に劇的な変化はなく、緩やかに変わり続けていくのでしょう。

そして、人は、明日はより良くなりたい、とどこかで願うもの。
そのためには、結局、粛々と、一歩ずつ一歩ずつ、


【「段差の小さな螺旋階段」を歩み続ける】


ことしかできないのでしょう。

それでも積み重ねることが、
今をより良く、未来に続く唯一のステップだろう、
そんなことを思う次第です。



そして、最後に。

改めて、メルマガを開いていただける方に、
心より感謝いたしますし、価値を提供したいと思っています。

「令和」の時代も、自分自身が勉強し、
その学びを「おすそわけ」する、そんなメルマガにしてまいります。

皆さま、引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
良き「令和」の始まりを楽しんでくださいね。

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<本日の名言>

未来はすでに始まっている。

ロベルト・ユンク(オーストリア生まれの文筆家)
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