メールマガジン バックナンバー

1942号 2019年6月13日

「努力」とは、〇〇には決してかなわない。

(本日のお話 2456字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は3件のアポイント。
並びに夜はストレングス・ファインダーの仲間と、勉強会でした。



さて、早速ですが本日の話です。

いよいよ10日後に迫ったトライアスロンのレース。
また仕事でも初めての挑戦がいくつかあったりと、
何かとバタバタとしております。

その中で、「日々の努力」について思うことがありましたので、
本日はその話を皆様に共有させていただきたいと思います。

タイトルは、


【「努力」とは、〇〇には決してかなわない。 】


それでは、どうぞ。


■時間は、万人にとって平等です。

よく言われるように、1日24時間。
そのうちの7時間睡眠に当てるとして、
それ以外の17時間をどのように過ごすか。

これによって、”人生の質”が変わってくるのでしょう。


そして、”質”を高める。

すなわちより多くの自分にとって望ましい結果、成果を求めるのであれば、
日々の行っている活動を、より”生産的なもの”へと、
レベルアップしていくことがよいのでしょう。

つまり、「時間の浪費」の行動を、
将来の自分の人生に対して「時間を投資」するということです。


■例えば、

・なんとなくYouTubeを延々見続けている時間を
 → 学びになる動画を見る時間に変える(知性を磨く)

とか

・興味がないバラエティをなんとなく見ている時間を
 → 中身の詰まった映画を見ることに変える(肉体を磨く)

とか、

・ダラダラとソファに横になっている時間を
 → ストレッチをする時間に変える(肉体を磨く)

、、、

というような、ちょっとした「差し替え」になるでしょう。


小さいようですが、日々の行動を
「自分の未来に成果を出してくれそうなもの」に少しずつ差し替えていく。

これは自分のキャリアを創り出していく、
ひとつの「正攻法」です。



■私も、そんな中「時間の投資」として、
日々、色々と試しております。

私も、100%時間の浪費がないかと言えば、
当然ながらそんなこともなく、

「もっと良い時間の使い方を出来ないか」

と日々取り組み、そしてその中には、
成功したものもあれば、失敗したものもあります。


その中で、取組中の活動の一つが、
『開脚ストレッチ』。

これを、習慣化しようと、
努力していたのでした。

しかし、最近バタバタと忙しく、
気づいたら、完全にやらなくなっている自分に気づき、
結局失敗に終わっております。。。


続けるのは難しいものだなあ…
と感じつつ、どうすればよいのか考えていたのでした。


■思うに、”「努力」をしている段階”というのは、
自分という存在に新たな行動を、
仮糸で「仮留め」しているごときものでしょう。

一生懸命、意識をしなければできないのです。


ゆえに、忙しくなれば、当然できなくなる。
疲れているとやらなくなる。

「自分と一体化している状態ではない」
これが努力なのでしょう。

そして、私の『開脚ストレッチ』プロジェクトは、
まさにその「努力していること」であり、

ちょっと忙しくなると、スキップ。
また次の日もスキップしてしまうと、またスキップ。

そうして、なし崩し的に、
「努力という名の仮留め」が剥がれていったのでした。


■そして思ったのです。

やっぱり、


【努力は、「習慣」には決してかなわない】


、、、と。


改めて思いますが、
「習慣」とは実にパワフルなものです。

「習慣」と言うのは、自分と一体化していることです。
何があっても、必ずやり続けることを言います。


■例えば、「歯磨き」など、そうでしょう。

たとえ飲み会で遅くなった日でも、
疲れている日でも、必ずそれをやる、
そんな行動のことをいいます。

この「習慣レベル」になると、まさしく
「無意識で、勝手にやっている」状態です。

”やらない”という選択がない。

すると「努力をしている」という感覚すら、なくなります。


■そして、私達が未来の時間に投資するにあたって、
目指すべきステージとは、この

「習慣のレベル」

だと思うのです。

「習慣」というのは、常にパソコンのバックグラウンドでシステムを守る、
強力な守護神「ウイルスバスター」のように、
365日24時間起動し続けているOSのごときもの。


たまに思い出したように発動される「努力」とは、
比べ物にならないほど強力です。
(だって、ずっと動いているのですから)


『7つの習慣』でも、たまに思い出した時に、

「あっ、そうだそうだ。
 ”第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される”だった。
 傾聴、頑張ってしなきゃ」

という状態はまだまだ「努力」レベルであり、

「第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される?
 ああ、当たり前過ぎて、思い出しすらしていなかった。
 傾聴、、、まあ、普通だよね」


という状況こそが(ちょっといい方がイヤミでしたが苦笑)、
「完全なる習慣化」のレベルと言えるでしょう。

そして、そのレベルになると、
「習慣」が自分を動かしてくれます。

あたかも、目的地へ勝手に連れて行ってくれるオートパイロット機能のように、
自分らを高みへと運んでくれる上昇気流のように、
自らの人生を、今よりも良いものにしてくれる「自分の一部」となるのです。


■私の場合は、『開脚ストレッチ』はまだまだですが、
メルマガは「完全なる習慣」です.

いつからか、メルマガのネタを考えずとも、

・気づいたら「いい言葉」をメモしている、
・気づいたら「学びになるネタ」を収集している
・気づいたら「どのように表現にするか」を考えている

と、自動的に考える状態になっています。

メルマガは私にとって
「ストレスがないことはないけれども、普通の習慣」
になっており、唯一、このことをするだけで、

仕事でも、プライベートでも、
大きな成果を出せている「肝中の肝」の習慣となっています。

自分を磨き続けるインプットとアウトプットのリズムを作り出し、
先述のように、自分の人生を高めてくれる大切なパートナー、
そんなふうに感じています。


■繰り返しますが、


【努力は「習慣」には、決してかなわない】


ものです。

成果というのは「量」と「質」の掛け算。
「量」を常に担保するためには、常に365日24時間、
やっている状態(あるいは意識している状態)を創り出すこと。


ゆえに、まずは「努力」から始まりますが、
それを最初は「努力」でも、何度も何度も繰り返し、
「習慣」まで昇華させるレベルまで、もっていくのです。

そのためにできることとしては、

1,仲間を作る
2,宣言する
3,逃げられない状況を作る

など「努力を習慣にする工夫」などが挙げられます。

最初は大変でも、習慣化してしまえば、
それはとんでもなく強力な武器になります。

ゆえに、改めて「習慣化」について、
真摯に向き合うことが大事なのだろうな、、、

そんなことを思った次第。


最後までお読みいただきありがとうございました。
本日も皆さまにとって、素晴らしい1日になりますように。

==================================
<本日の名言>

心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる

ウィリアム・ジェイムズ(心理学者)
===================================

365日日刊。学びと挑戦をするみなさまに、背中を押すメルマガお届け中。

  • 人材育成に関する情報
  • 参考になる本のご紹介
  • 人事交流会などのイベント案内

メルマガを登録する

キーワードから探す
カテゴリーから探す
配信月から探す