メールマガジン バックナンバー

2249号 2020年4月17日

妻に「ほとんどメルマガ読んでない」と言われ考えた、自分自身のあり方

(本日のお話 2625字/読了時間4分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日は終日、新入社員研修「ディスカバリー」の
オンライン研修でした。

また、その後、夜から
19:00~ZOOMセミナー(話す方)
20:00~ZOOMセミナー(聞く方)
と、オンラインだらけの1日。

改めてオンライン研修できること、
そしてできないことを体感しております。

そして本日午後からは、

『オンライン人事交流会 ~オンライン教育のあれこれをシェアし合う会~』

の第二回目を開催します。

先週と合わせて合計80名の方にお申し込みいただきました。
皆さまと、色々と試して理解したことを
ご共有し合う時間にできればと思います。

ご参加いただきます皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!





さて、本日のお話です。

最近、メルマガの読者様の数が
ありがたいことに(なぜだが)増えております。

どこでどのように伝わったのかわからないのですが、
大変ありがたい限り。

ご紹介いただいた皆さま、ご登録頂いた皆さま、
いつもお読みいただいている皆さま、ありがとうございます!


ただ、その読者の皆さまの期待を想像し、
それらを感じるほどプレッシャーを覚えたりもします。。。

今日はそんな中で、
「プレッシャーがもたらす価値」について
思うことがありましたので、
皆さまに気付きをご共有させていただきたいと思います。


タイトルは、



【妻に「ほとんどメルマガ読んでない」と言われ考えた、自分自身のあり方】



それでは、どうぞ。





■私の個人的な取り組みの
このメルマガを始めて、
今日で2249号となります。

(数え間違っていなければ、、、)


だいたい1000号くらい越えると、
文章を作ることには負荷はさほど感じません。

ただ、中身には、ばらつきがあります。
自分の中で”波”があるのが、わかります。


■それは忙しさや、
自分の気分の高まり、
体調など含め、諸々影響しますが

ざっくりいうと、

1)全身全霊、気合を入れて書いたとき

2)時間がなくて流しで書いてしまったとき

の2つに大別できます。



■そして面白いものです。

その両者の気配は、読者の
皆さまも感じられるようです。

ゆえに、

2)時間がなくて流しで書いてしまうとき

が続き、自分でも納得行かない内容を
3日くらい続けて送ってしまうと、
「メルマガ解除」が続くのです、、、(汗)


逆に、

1)全身全霊、気合を入れて書いたとき

を連日続けて、
立て続けにコンボのように
毎回「今日は真剣に書ききった!」となると
メルマガの登録が増えます。

読者の皆さまは、正直です。



■人は、やっぱり非合理を含みながらも、
基本、「合理的な判断」をしているもの。

ゆえに、

しょうもないメルマガを読み、
ああ、貴重な数分を無駄にした、、、
という思いが胸中に発生すれば「解除」。
あるいはこっそり、迷惑フォルダへGO。


逆に、

何かしらの価値を自分に与えてくれて、
アハ体験、気付き、刺激があれば読み続けたり、
人に紹介をしてくれたりもするでしょう。


■ちなみに、私の妻(メルマガ読者)も正直です。

創刊以来この
メルマガを送っていますが、曰く、

「今は、このほとんど読んでない」

とのこと(汗)

サイトも作ってくれてるのに、、、。
一緒に会社やっているのに、、、。


しかし、現実です。
でも、そこで考えました。

ただ、これは「普通の話」である、と。



■そもそも、
送れば送るほどメルマガは読まなくなるもの。
(慣れが生じるため)

加えて、

価値が無いと思う話が続いたり、
想像できる話が何度も続いたりすれば、
貴重な時間を使って読まなくなるのは、必然です。


つまり、一度離脱して

「価値がないメルマガだ」
「まあ、いつものパターンね」

とひとたび思われてしまったら、
次のチャンスはなかなか無いという現実。

ゆえに、発信者としての「あり方」を
これらの現実から言葉にするのであれば、

そして、

すなわち読者の皆さまとの繋がりを持ち続けたいと
私(発信者)が願うのであれば、


【常に自分自身が挑戦し、
 新しい刺激や価値を、皆さまにお伝えし続けなければ、
 次はない(次のメルマガを読んでいただけない)】



という、シビアな世界に生きていると
認識することから始まる、

と私は思っております。



■ただ、”あり方”ということでいえば、
MUST(なければいけない)のあり方では
数ヶ月は良くても、数年単位では長続きしないもの。

ゆえに、

【常に自分自身が挑戦し、
 新しい刺激や価値を、皆さまにお伝えし続け”しなければ”】、



【常に自分自身が挑戦し、
 新しい刺激や価値を、皆さまにお伝えし続け”となるし続ける”


という意志(WILL)に
発信者としての「あり方」を昇華させ、

『そこはかとないプレッシャーとともに、
 あり続ける自分でいることを選ぶ』

それが“発信者のあり方”で
より深い部分で必要なことなのであろう、

と思うわけです。

(このニュアンス、伝わりますでしょうか)



■それには当然、プレッシャーがかかります。

しかし、

期待され、期待を超え続けようとしなければ、
人は直ぐに易きに流れるのみですから、

何もプレッシャーがない状態でなんとなく生きるより、
期待を越えようとしたほうが、
数倍以上、自分の力量も磨かれます。



ゆえに、プレシャーとは、

『・自分を追い込むがゆえ、自分が磨かれ、
 ・磨いた自分を更に追い込むがゆえ更に自分が磨かれていく』

という好循環につながり、

それは中長期的に、
自分と周りの他者を幸せにしてくれるものだ、

とも思えるのです。



■引き合いに出すのは、恐縮なのですが、

イチローが引退関係で、


『楽しかったのは(オリックス時代)
 1軍と2軍を行き来しているところまで。
 達成感ややりがいは感じられたが、楽しみは感じなかった。』

『勝利するのは簡単ではない。』


と言っていました。

が、まさしく
それに通ずるものを感じます。


人は、何かを期待され、プレシャーを感じつつも
それを越えようとする時に人は
「達成感」や「やりがい」を感じるのだろう、

と思います。



■私の話に戻りまして、
最近、メルマガの読者様が増えて嬉しさを感じるとともに、

同時に、そうやって期待値が高まる度に、
メルマガを書き続けることへのプレッシャーを感じています。

しかし、


【常に自分自身が挑戦し、
 新しい刺激や価値を、皆さまにお伝えし続けなければ次はない。
 そしてそれを選ぶ自分でいる】


と思うゆえに、また前に進み、
新しい景色を見ることができるのであろう、

そのように思っており、
これが「プレッシャーがもたらす価値」であろう、

とも思っております。



■皆が「達成感」や「やりがい」を感じる生き方を
必ずしも選ぶ必要は無いかと思いますが、

それでも、それらを感じると、
人生はより多くの景色を見せてくれる、とも思います。


ということで、


発信者(価値提供者)としての“あり方”とは

【常に自分自身が挑戦し、
 新しい刺激や価値を、皆さまにお伝えし続けること】

この姿勢がが、暑苦しいようですが、
自他とともにもたらす価値が大きくなるのだろう、


そんな事を思っている次第です。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまにとって、本日も素晴らしい1日となりますように。

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<本日の名言>


何はともあれ、夢を見るためには書斎とドア、
そして、ドアを閉めきる意思がなくてはならない。

スティーブン・キング(米国の小説家/1947-)

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