メールマガジン バックナンバー

『この1冊ですべてわかる 新版 コーチングの基本』

今週の一冊『この1冊ですべてわかる 新版 コーチングの基本』

2453号 2020年11月8日

(本日のお話 1994字/読了時間3分)


■こんにちは。紀藤です。

昨日土曜日は、
カレッジのスタッフさんご家族と
私の妻と合計6名でのランチ。
(楽しい時間でございました)

その他、研修の企画と打ち合わせなど。

チャレンジさせていただく機会が増え、
準備をすること、学ぶことも増えていますが
1つ1つ、目の前のことを大切にしていこう、
と感じる今日この頃です。

、、、なんて、
いつも言ってる気がします(苦笑)





さて、本日のお話です。

毎週日曜日は、お勧めの本をご紹介する
「今週の一冊」のコーナー。


今週の一冊は、

============================

『この1冊ですべてわかる 新版 コーチングの基本』

コーチ・エィ(著), 鈴木 義幸(監修)


============================

です。



■「コーチング」。

先日から何度となく
メルマガでもテーマに
挙げさせていただいております。

そして、それは一つの流れが来ていると感じており、
コーチングに関する本も実にたくさん出ています。

(Amazonで「コーチング」と検索したら
なんと6000冊以上のヒットをしました。

・スポーツのコーチング
・夫婦のコーチング
・上司・部下のコーチング、
・親子でのコーチング…

色々な領域で細かくわかれており、
相当大量の本がでているようです)


そうすると

「コーチングって、
やっぱり注目されているのだな」

と思いますし、
大事なスキルなんだな、

とも思ってしまいます。

(多分、自分の価値観が
そう見せているのかもですが)



■ちなみに日本でのコーチング市場。

米国の10分の1程度と言われており
これからまだまだ伸びる(らしい)です。


加えて、世の中の流れとして、

”会社依存ではなく、
自分主体でキャリアを築いていく”

とか

”ジョブ型で自分の市場価値を高めていく”

ことが大きな流れのようです。


■すると、皆が自分の人生とかキャリアのオールを
ますます自分で握ることが求められる。

とすると、
「コーチングの技術」、それは

1)クライアントの持つ可能性を信じ
2)対話によってクライアントの優れた能力を引き出しながら
3)前進をサポートし、主体的に行動することを促す

という技術は
ますます注目されていくのであろう、

とも思うのでした。

(これまた私の主観が入っていそうですが、
でも、ほんとにそうだと思います!)



■では、そんな中。

数多あるコーチング本がある中で、
学ぶとしたら、

一体どれを優先して、
読めばよいのでしょうか?

もし一冊、“コーチングの基本の書”として
自分の手元に置いておくとしたら…?


その答えは、今回ご紹介しております、


『この1冊ですべてわかる 新版 コーチングの基本』



を私は挙げさせていただきたい、
と思っております。


特に、企業における
人材開発・組織開発の手法として

「コーチングの技術を体系的に学びたい」

という観点で1冊選ぶのであれば、
この本は実におすすめ。

(逆にライフコーチングなどには、
あんまり向かないかもしれません)



■何故そう言えるかと言うと、

コーチングの会社で
日本で最も有名な会社の1つである、

そして特にビジネス領域における
コーチングに強い会社の
”コーチ・エィ”がまとめているから、

というのも間違いなくあります。



■コーチングというと、
ビジネスからちょっと遠のいた、

”モヤッとした、ちょっとあやしいもの”
(なりたい姿は?など抽象度が高い問いが
どうしても含まれるため)


みたいに思われがち。


実際、たくさんある
コーチングスクールの中でも、

理論的・学術的に
語られていないところもある、

ゆえに、バリバリのビジネスパーソンからすると、
「論理的、クリティカルに分析できない生ぬるい方法だ」
と見られている側面も、ある側面ではあるのです。



■もちろん、突き詰めていけば
コーチングは人の内面に触れていくため、
理論を超えた感覚の話でもあります。


それでも、今回の

「コーチングの基本」

は「基礎」としてよくまとまっており、

コーチングを学んだことがある人も
あるいは、これから学ぶ人も、

改めて整理されることが、
多い一冊であることは間違いないかと。



■、、、ということで、

「コーチングの技術を、
まず独学で学んでみたいという人」

あるいは

「コーチングを学んだけど、
改めて体系的に整理し直してみたい人」

または

「ビジネス領域で、コーチングを社内で広げたい。
自分も説明できるようになりたい」

という方には、とても良い本かと思います。



・前半は、コーチング基本的な考え方、

・後半は、ビジネスにおける管理職のコーチング
社長とのエグゼクティブコーチングの事例、


という仕立てになっているのも
わかりやすくてよいです。

以下、本書のご紹介でございます。


(ここから)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<コーチングのノウハウを1冊に凝縮。
コーチングは人材開発から組織開発へ。
最新事例を盛り込んだ、ロングセラーの改訂版!>


2009年の発行から約10年、業界内外から高評価を受け
ベストセラーを続けるコーチングの実践的入門書の改訂新版。

この間のビジネス環境の変化により、
コーチングの領域にも、以下のような変化の波が押し寄せている。

1. エグゼクティブコーチをつける経営者の増加
2. 「組織開発の手段」としてコーチングを全社導入する組織の増加
3. エビデンスに基づいたコーチングへのシフト
4. マネジメントの基本が「1対1の面談」にシフト
5. コーチングの裾野の広がり

こうした流れを受け、「効果的なコーチング」を学ぶ
入門書としての位置づけを維持しつつ、

コーチング事例を取り上げた章を刷新し、
「組織開発の手段」としてコーチングを多層的に導入する企業の事例を紹介する。

今後さらに読み継がれていく1冊。


※Amazon(「BOOK」データベースより)
『この1冊ですべてわかる 新版 コーチングの基本』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ということで、

感情的より、論理的な本なコーチングの本ですが
それが好きな方には、とてもお勧めです。

よろしければ、ぜひ。

============================
<今週の一冊>

『この1冊ですべてわかる 新版 コーチングの基本』

コーチ・エィ(著), 鈴木 義幸(監修)

============================

365日日刊。学びと挑戦をするみなさまに、背中を押すメルマガお届け中。

  • 人材育成に関する情報
  • 参考になる本のご紹介
  • 人事交流会などのイベント案内

メルマガを登録する

キーワードから探す
カテゴリーから探す
配信月から探す