メールマガジン バックナンバー

2469号 2020年11月24日

引くに引けない状況を作る「最初の一歩の勇気」を持てば、半分成し遂げたも同然である

(本日のお話 1758字/読了時間3分)


■おはようございます。紀藤です。

昨日月曜日は、引き続き
”家族ミッションステートメント”の作成。

その後、続きまで見ていた
Amazonプライムの『鬼滅の刃』を
ハマって一気観をしたところ、

図らずも後半感動して
涙してしまいました。。。

完全に企画と世の中に
乗せられてしまいましたが、
映画を観に行きたくなっております。





さて、本日のお話です。

昨日「大学院受験プロジェクト」と称して、
皆さまに告知させていただいたところ、

多くの方にご興味を持っていただき、
大変嬉しい限りです。


今日は、
このプロジェクトの立ち上げを思い立ち、

メルマガで告知させていただいた今、
感じていることを皆さまにお伝えできればと思います。

それでは早速まいりましょう。


タイトルは、


【引くに引けない状況を作る「最初の一歩の勇気」を持てば、半分成し遂げたも同然である】


それでは、どうぞ。




■私の好きな言葉で、


『小人閑居して不善をなす』
(しょうじん かんきょして ふぜんをなす)


ということわざがあります。

意味は、

”どうしようもない人は
暇になるとろくなことをしない”

です。



■こんな事を言ってなんですが、
私(紀藤)は自分自身のことを

「ほんとうに、小人だなあ」

と思っております。

卑下するわけではなく、
冷静にそう思っているのです。

というよりも、厳密に言えば、
自分も含め、人という生き物は、

ラクをしたいし、
ダラダラしていた方が楽だし、
ぼーっとYouTube見てしまいそうになる、
そんな生き物だと思っています。

(実際そうじゃない人も
いるのでしょうが)

楽したいのは、本能に刻まれたもので
否定するものではありません。



■ただポイントは、
本能でなく「理性」は
違う行動を望んでいるということ。

ダラダラではなく、

・日々努力していたい
・新しいことを積み上げたい
・学び続けて前に進みたい

みたいな、成長や変化、
可能性を願う想いが誰しも
持っていると思うのです。


そして、日々小さな達成感、
充実感を得ることは、
人を幸せにしてくれると思うのです。



■では、「意志」で
日々の達成感を作れるのか?

決めれば、なんとかなるのか?

、、、というと
正直なところ

「意志の力に頼る」

ことは基本うまくいきません。


人は易きに流れるからです。

ゆえに、ついなんだかんだで
「やらない言い訳」を膨大に脳内で用意して
結局妥協してしまうからです。

(これまた少なくとも私はそう)



■では、何が効くのでしょうか?

その強力な1つの方法、それが


【引くに引けない状況を作る】。


このことが、
小人的不善な行動から距離をおき、
物事を前進させ、物事を成し遂げる
非常にパワフルな選択である、、、

と感じております。



■例えば、手前味噌ですが、
昨日メルマガで告知させていただいた、

【大学院受験プロジェクト】
「人材開発・組織開発のプロになるための16冊」を学ぼう!の会
https://forms.gle/fLySpASvk6WzY5DMA


などはまさにそう。


このプロジェクトは
少し仕事の落ち着きが見えている今、

「今、この企画を打ち込まないと、
受験までの2ヶ月ちょっと勉強せずに終わる」

という危機感があったからです。

一応やろうと決めたらなら、
受かる受からないはおいておいても、
とりあえずある程度の学びは蓄積したい。


■そう思って
メルマガで募集してみたところ

三連休の最終日なのに、
合計20名ほどの方が、
その日中にお申し込みいただきました。


そして申込者の顔ぶれを見ると、
なんとも、錚々たるメンバーで、
自分で告知をしておきながら、

「こんな皆様の前で、
学んだことを共有するのか(ああ、恐れ多い、、、)」

という、焦りが今更ながら
生まれてきてしまいました。



■しかし、告知してしまったから

”引っ込みがつかない”

わけです。


そうすると、
それに連鎖するように
こういう心境・状況になることが
予測されます。


1,勉強会をすると告知する
(「引っ込みがつかない状況」にすると決める)


2,参加者から申し込みがあり、
リアルに顔を想像し始める。不安になる。


3,”応援しています””ぜひ学ばせてください”など
熱いコメントをいただくと、更に不安になる。


4,「期待しないで」と逃げの文章を入れているものの
「良い格好しよう」という自分を感じる


5,ゆえに、毎週
「アウトプットを前提としたインプット」が始まる(と思われる)


6,そのサイクルが回って、
1人で勉強するよりも質量の高い学びになる(と思われる)


7,かつ学び合うコミュニティができて、
良い繋がりと気づきの場を、皆さまに共有することができる(といいな)


、、、と、
このようになるように思うのです。
(後半は「願い」ですが笑)

ただ、少なくとも

「1人で気分に任せてやるよりも、
学ぶ密度は高まる」

ことは間違いないかと。



■まとめると、

・「小人閑居して不善をなす」の言葉通り、
人は一人だと、また時間があるとろくでもないことをする
つい理性では望んでいないことをすることがある。

・ゆえに、【引くに引けない状況を作る”最初の一歩の勇気”を持つ】
ことで、「小人」であっても、自分を律することができる

・そして、環境の力(引けない状況)によって
結果として自分を押し上げることができるのではないか、

というお話でした。



■もちろん、全員がこのやり方が
あっているとは全く思いませんが、

・人を巻き込むとやる気が出る

・1人で黙々と勉強は出来ないタイプ

・人と話をすることで学びが深まると自覚している


という方は一つの「勝ちパターン」として
同じような戦略が使えるかもしれませんね。


ということで(?)


<【大学院受験プロジェクト】
「人材開発・組織開発のプロになるための16冊」を学ぼう!の会>
https://forms.gle/fLySpASvk6WzY5DMA


ご興味がある方は、
是非一緒に学びましょう!
、、、とますます自分を追い込んで見る、の巻でした。


===========================
<本日の名言>

戦いは一日早ければ一日の利益がある。
まずは飛び出すことだ。思案はそれからでいい。

高杉新作(長州藩士/1839-1867)

===========================

365日日刊。学びと挑戦をするみなさまに、背中を押すメルマガお届け中。

  • 人材育成に関する情報
  • 参考になる本のご紹介
  • 人事交流会などのイベント案内

メルマガを登録する

キーワードから探す
カテゴリーから探す
配信月から探す