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4408号 2026年3月21日

理論は実践をするから、自分のものになる ーランニングからの学びー

(本日のお話 1547字/読了時間2分)

■こんにちは。紀藤です。

昨日は14kmのランニングでした。

4月19日の今シーズン最後のフルマラソン「長野マラソン」に向けて、絶賛日々練習を重ねているこの頃です。
3月は目標走行距離350kmと最長を目指す予定。

昨年までは、100kmのウルトラマラソンを主戦場にしてきました。
しかし、今年フルマラソンに照準を絞ってから、同じ「持久走」でも全然違う競技であることを知りました。ウルトラはやや気合いの要素が高いですが、
フルマラソンはタイムを上げるための科学的なエビデンスが豊富です。

故に,記録を狙うために様々な文献や動画を見るわけですが、探求するほどに「走るという行為がここまで科学されているのか⋯」と驚かされるばかり。

この半年間で、「人がより速く、長く走れるようになるメカニズム」が実践と科学の両面から理解が深まってきた感覚。
トレーニングの効果、回復、栄養、身体機能の理解。これが今年の最も大きな収穫の一つです。

まだ今年最後の勝負は道半ばですが、現在のトレーニングから得ている「ランニングとからだへの気付き」について書いてみたいと思います。
マニアックな話ですが、よろしければゆるりとお目通しください。

■理論は実践を経て、自分のものになる

8月から本格的にフルマラソンの自己ベストを目指してトレーニングを始めました。
それから8ヶ月。その間に、自己ベストを達成し、3時間3分まで記録は縮まりました。

練習の内容は、月間平均280km。
ただ、急激に練習量を増やしたため、自分の肉体には色々な変化が起こりました。たとえば、こんな内容です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・ランニング中に失神をした(鉄分への理解不足)

・体重を減らし過ぎると、回復が遅くなる(栄養管理の知識不足)

・有痛性外脛骨障害でリハビリに通う(回復の知識不足)

・フルマラソン直後にポイント練習をしたらケガをした(回復の知識不足)

・尿意を我慢して走ったら疲労の蓄積が早かった(身体の理解不足)

・30km走の練習で急な失速を体験した(グリコーゲンの知識不足)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

などなど。

そして、(カッコ書き)の中に書いたものは、その後、文献『アドバンスド・マラソン・トレーニング』などを見て理解した「なぜ失敗したのか?」の理由です。

たぶん、この本を読んだだけではわからなかったのが「自分の体で実感・実践した」からこそ、腹落ちしたのだと、今は振り返って思います。

■レベルアップは「細部&全体像」への意識の高まりから感じる

また、もう一つ大きな気づきが「練習メニューの微妙な違いの効果」が、少しずつわかるようになってきました。

たとえば、10kmを閾値走(レースで1時間程度走れるスピード。最大心拍数の82-91%)で走るという練習があります。

ただ、これまではとにかくその練習で出し切る!と気合いを入れて取り組むのみでした。
しかし、よくよくやっていくと、それが8kmにして、前後にアップなどにすると、翌日のダメージの残りが軽減されることに気づきます。

気持ちはもっと追い込みたくても、年齢により疲労からの回復も遅くなってくる。
すると、「追い込みすぎない」ことが、実は練習を継続する上で重要であると気づくようになります。

こうした練習メニューの小さな負荷の違いと、自分に与える影響も、以前より細かく見えるようになった、そのように思います。

おそらく、本日お伝えした内容も、多くの人にとっては、「マニアックな話」ではないかと思います。
しかし、真面目にやるほど、こうした話がものすごく手触り感のある話になり、そしてそれこそがレベルアップをしているということのように思います。

同様に、これはマラソンに限らず「あらゆる領域において(もちろん仕事でも)、同じことが言えるのだろう、そんなことを思う次第です。

あと3週間の練習が勝負。決めたことをやり遂げられるよう、体調に気をつけつつ、日々気を引き締めていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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